Kaspersky Endpoint Security 10 for Windows のインターネット接続を設定する方法
2018 11月 16
Article ID: 9392
Kaspersky Endpoint Security 10 for Windows は、定義データベースのアップデートタスクを実行するとき、または Kaspersky Security Network の統計情報を取得するときに、ローカルネットワーク外のホストとの間に接続を確立します。ローカルネットワークでプロキシサーバーが使用されている場合、Kaspersky Endpoint Security 10 for Windows でプロキシサーバーを設定します。
インターフェイスからプロキシサーバーをローカルで設定する方法
プロキシサーバーを設定するには:
- Kaspersky Endpoint Security 10 for Windows を開きます。
- [設定]タブに移動します。
- [詳細設定]を選択します。
- [プロキシサーバーの設定]ウィンドウで、[設定]をクリックします。
- 設定を調整します。
- [プロキシサーバー設定]ウィンドウで[OK]をクリックします。
- 変更内容を保存します。
スケジュールされているタスクの設定でプロキシサーバーを設定することもできます。[スケジュールされているタスク] - [更新]の順に移動します。
プロキシサーバー設定の概要
次のプロキシサーバー設定が可能です:
- プロキシサーバーを使用する : インターネット接続にプロキシサーバーを使用するかどうかを選択します。
- プロキシサーバーを自動的に検出する :WPAD(Web Proxy Auto-Discovery Protocol)を使用して、プロキシサーバーの設定を自動検出します。WPAD プロトコル によりプロキシサーバーの IP アドレスまたはポートが検出されない場合、Kaspersky Endpoint Security 10 for Windows は Microsoft Internet Explorer で指定されているプロキシサーバー設定を使用します。
- プロキシサーバーのアドレスとポートを設定する :[ アドレス ]と[ ポート ]に指定したプロキシサーバー設定が使用されます。
- アドレス :プロキシサーバーの IP アドレスまたは DNS 名を入力できます。このフィールドは、[ プロキシサーバーのアドレスとポートを設定する ]を選択した場合に有効になります。
- ポート :プロキシサーバーのポート番号を入力します。このフィールドは、[ プロキシサーバーのアドレスとポートを設定する ]を選択した場合に有効になります。既定ではポート 80 が使用されます。
- 認証用のユーザー名とパスワードを設定する :プロキシサーバーの認証データを使用するかどうか指定します。オンの場合、[ ユーザー名 ]および[ パスワード ]に指定されたアカウント情報を使用して、まず NTLM 認証を試み、これに失敗すると BASIC 認証を試みます。オフの場合、またはユーザーアカウントデータが指定されていない場合、Kaspersky Endpoint Security 10 for Windows は、タスク(たとえば、アップデートタスク)を実行するアカウントを使用して NTLM 認証を試みます。
プロキシサーバーが認証を要求し、ユーザー名とパスワードが正しく指定されていない場合、または指定がない場合、ダイアログボックスが表示されます。
認証に成功した場合、次の接続に同じユーザー名とパスワードが引き続き使用されて適用されます。認証に成功しなかった場合、Kaspersky Endpoint Security 10 for Windows はユーザー名およびパスワードの入力を要求し続けます。このオプションは既定でオンです。
- ユーザー名 : プロキシ認証で使用するユーザー名を入力します。[ 認証用のユーザー名とパスワードを設定する ]をオンにすると、このフィールドに入力できるようになります。
- パスワード :パスワードを入力します。[ 認証用のユーザー名とパスワードを設定する ]をオンにすると、このフィールドに入力できるようになります。
- ローカルアドレスにはプロキシサーバーを使用しない :オンの場合、共有フォルダーからアップデートを行う際にプロキシサーバーは使用されません。このオプションは、[ プロキシサーバーを使用する ]をオンにした場合に指定できます。既定ではオンです。