カスペルスキー インターネット セキュリティ 2018 で、キーボードから入力するデータを保護する方法
キーボードで入力した情報は、サイバー犯罪者に読み取られてしまう危険があります。スパイウェアと呼ばれる悪意のあるプログラムをコンピューターにインストールされてしまうと、スパイウェアがハードウェアキーボードのキー入力を記録して、パスワードやクレジットカード番号などの大事な情報を読み取ることができるのです。
カスペルスキー インターネット セキュリティ 2018のセキュリティキーボードを使用して、パスワードなどの大事なデータが流出しないよう保護することができます。
セキュリティキーボードは、カスペルスキー インターネット セキュリティ 2018 をインストールするとブラウザーに追加されるカスペルスキー プラグインの機能の 1 つです。セキュリティキーボードがサポートするブラウザーは以下のとおりです:
- Microsoft Internet Explorer 8 - 11(新しい形式の Windows ユーザーインターフェイスを使用している IE 10 および IE 11 を除く)
- Mozilla Firefox 43 - 50
- Mozilla Firefox ESR 38.5 - 45
- Google Chrome 44.x - 55.x
- Microsoft Edge
セキュリティキーボードを使用するには、カスペルスキー インターネット セキュリティをインストールしてからコンピューターを再起動し、カスペルスキー プラグインを有効にします。
セキュリティキーボードを表示する方法
セキュリティキーボード は、ブラウザーの画面から表示するか、または製品アイコンのコンテキストメニューから表示します。
ブラウザーの画面からセキュリティキーボードを表示する方法
ブラウザー上部のパネルにある、カスペルスキー プラグインのアイコンをクリックし、[セキュリティキーボードを開く]を選択します。
カスペルスキーアイコンのコンテキストメニューからセキュリティキーボードを表示する方法
デスクトップの右下隅にあるカスペルスキーのアイコンを右クリックし、[ツール] - [セキュリティキーボード]の順に選択します。
タスクバーの通知領域にカスペルスキーのアイコンが表示されていない場合は、[隠れているインジケーターを表示します]をクリックします。
セキュリティキーボードを使って入力する方法
セキュリティキーボードのキーをクリックしてテキストを入力します。入力したいテキストボックスに文字が入力されることを確認してください。
Shift 、 Alt 、 Ctrl のいずれかをクリックすると、特殊な入力モードが有効になります。たとえば、 Shift をクリックすると、文字が大文字になります。特殊な入力モードを終了するには、同じ修飾キーをもう一度クリックします。
ハードウェアキーボードのショートカットキーも通常どおり使用できます。キーボードの言語は、ハードウェアキーボードで通常使用しているショートカットキー(Ctrl+Shift、Shift+Alt など)で切り替えることができます。
キーボードのキーの組み合わせ(Alt+F4 など)を使用するには:
- 最初のキー(Alt)をクリックします。
- 2 番目のキー(F4)をクリックします。
- 最初のキー(Alt)をもう一度クリックします。
キーの 2 回目のクリックは、ハードウェアキーボード上でキーを離す操作と同じです。
セキュリティキーボードの設定方法
- カスペルスキー インターネット セキュリティ 2018 のメイン画面で、歯車のアイコン をクリックします。
メイン画面を開く方法については、こちらを参照してください。
- [設定]で[詳細]を選択し、画面右側にある[データ入力の保護]を選択します。
- [セキュリティキーボード]で、以下のチェックボックスをオンまたはオフにします:
- Shift+Ctrl+Alt+P キーを押したときにセキュリティキーボードを表示する
- データ入力フィールドにクイック起動アイコンを表示する
- -
- セキュリティキーボードのクイック起動アイコンを表示する Web サイトのカテゴリを選択するには、[カテゴリの編集]をクリックします。
- カテゴリのチェックボックスをオンにします。
- セキュリティキーボードのクイック起動アイコンを表示する特定の Web サイトのリストを作成するには、[除外リストの管理]をクリックします。
- [セキュリティキーボードの除外リスト]画面で、[追加]をクリックします。
- Web サイトのアドレスを入力し、範囲を選択して、ブラウザーでセキュリティキーボードのアイコンを表示するかどうかを選択し、[追加]をクリックします。
入力情報の漏洩防止の設定方法
カスペルスキー インターネット セキュリティ 2018 の設定で、入力情報の漏洩防止を必要とする Web サイトのカテゴリを選択します:
- カスペルスキー インターネット セキュリティ 2018 のメイン画面で、歯車のアイコン をクリックします。
メイン画面を開く方法については、こちらを参照してください。
- [設定]で[詳細]を選択し、画面右側にある[データ入力の保護]を選択します。
- [入力情報の漏洩防止]で、[カテゴリの編集]をクリックします。
- 入力情報の漏洩防止を必要とする Web サイトのカテゴリを選択を行い、除外リストを作成するには、[除外リストの管理]をクリックします。[入力情報の漏洩防止の除外リスト]画面で、[追加]をクリックします。
- Web サイトのアドレスを入力し、範囲を選択して、保護するかどうかを指定し、[追加]をクリックします。