カスペルスキー スモール オフィス セキュリティ 6 で「 データ保管庫のロックを解除できませんでした 」と表示される場合
更新日: 2022年12月21日
Article ID: 14452
原因
- データ保管庫を使用するために必要な「 アクセス許可 」がシステムユーザーアカウントに設定されていない。
- データ保管庫がシステムドライブのルートフォルダ(C ドライブがシステムドライブの場合 C:¥)に保存されている。
解決方法
- システムユーザーアカウントの「 アクセス許可 」設定を確認します。アクセス権がない場合、または何らかの制限が設定されている場合は、アクセスを許可する設定を行います。
- データ保管庫がシステムドライブのルートフォルダに保存されている場合、それを他のフォルダーにコピーして カスペルスキー スモール オフィス セキュリティ 6 に再接続します。
システムユーザーアカウントの「 アクセス許可 」設定を確認する方法
- データ保管庫を選択して右クリックし、[ プロパティ ]を選択します。
- [ セキュリティ ]タブへ移動し、[ グループ名またはユーザー名 ]箇所で[ SYSTEM ]を選択します。
-
以下に該当するか確認してください。該当する場合は 手順 4 に進んでください。どちらにも該当しない場合は「 アクセス許可 」設定に問題がありませんので、以降の手順を行う必要はありません。
- [ アクセス許可 ]箇所の[ 許可 ]列で、「 変更 」「 読み取り 」「 書き込み 」のいずれかにチェックが入っていない箇所がある。
- [ アクセス許可 ]箇所の[ 拒否 ]列で、「 変更 」「 読み取り 」「 書き込み 」のいずれかにチェックが入っている箇所がある。
- [ 編集 ]をクリックし、表示される画面の[ グループ名またはユーザー名 ]箇所で[ SYSTEM ]を選択します。次に、[ 許可 ]列の全ての項目にチェックを入れ、[ 拒否 ]列の全ての項目のチェックを外し、[ 適用 ]をクリックします。
- [ OK ]をクリックし、開いている画面を全て閉じます。
データ保管庫を カスペルスキー スモール オフィス セキュリティ 6 に再接続する方法
- データ保管庫を新しく保存したい場所へコピーします。
- 製品のメイン画面を開き、[ データ暗号化 ] をクリックします。
- [ 既存のデータ保管庫を使用 ] をクリックします。
- ファイルの選択画面が表示されるので、データ保管庫が保存されている場所まで移動し、データ保管庫を選択して[ 選択 ]をクリックします。
- カスペルスキー スモール オフィス セキュリティ 6 の画面にデータ保管庫が表示されるので、[ ロックの解除 ]をクリックします。
- パスワードを入力し、[ エクスプローラーでデータ保管庫を開く ]をクリックします。
以上で完了です。
データ保管庫が カスペルスキー スモール オフィス セキュリティ 6 に再接続され、エクスプローラーでデータ保管庫が開きます。