LDAP サーバーとの接続の設定

LDAP プロトコルを使用して外部ディレクトリサービスとの接続を設定するには:

  1. 次のコマンドを使用して、Auth タスク設定を XML ファイルにエクスポートします:

    # /opt/kaspersky/klms/bin/klms-control --get-settings 1 -f <設定ファイルの名前>

  2. 編集するために XML ファイルを開きます。
  3. <integrationType> にある次のセクションで、LDAP を使用した本製品と外部ディレクトリサービスとの統合の種別を指定します:LDAP との統合の場合 <LDAPGeneric>、Active Directory との統合の場合 <AD>
  4. 統合種別に応じて、<LDAPGeneric> セクションまたは <AD> セクションにある以下の項目で値を指定します:
    • <host> - openLDAP または Active Directory サービスを含むサーバーのアドレス(<integrationType> セクションで選択した統合種別によって異なります)
    • <connectionType> – Active Directory または openLDAP サービスを使用しているサーバーへの接続の種別:TLS、SSL 経由の LDAP、または暗号化なし
    • <port> - openLDAP または Active Directory サービスを使用しているサーバーのポート。このポートは、<connectionType> セクションで選択した接続種別によって異なります。
    • <bindDn> - 管理者アカウント
    • <password> - 管理者パスワード
    • <searchBase> - アカウント検索データベース

    <AD> 統合種別のパラメータの使用例:

    <host><IP アドレス></host>

    <port>389</port>

    <bindDn>user@companyname.com</bindDn>

    <password>123456</password>

    <searchBase>dc=companyname,dc=com</searchBase>

    <LDAPGeneric> 統合種別の使用例:

    <host><IP アドレス></host>

    <port>389</port>

    <bindDn>cn=admin,dc=site</bindDn>

    <password>123456</password>

    <searchBase>dc=site</searchBase>

  5. <netTimeoutInSeconds> セクションで、openLDAP または Active Directory サービスへの接続を確立するまでのタイムアウトを指定します。指定された時間内にサーバーが応答しない場合、「Can not contact LDAP server」(LDAP サーバーに接続できません)という結果が返されます。
  6. 変更を保存します。
  7. 次のコマンドを使用して、Auth タスク設定を XML ファイルからインポートします:

    # /opt/kaspersky/klms/bin/klms-control --set-settings 1 -f <設定ファイルの名前>

LDAP を使用した外部ディレクトリサービスへの接続を設定する時は、特権のないユーザーアカウントを使用してください。

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