SNMP プロトコルを使用した通信の有効化

SNMP プロトコルを使用した本製品との通信を有効にするには:

  1. ファイル snmpd.conf で次の値を指定することにより、SNMP マスターエージェントのアドレスを設定します:

    master agentx

    AgentXSocket tcp:0.0.0.0:705

  2. 次のコマンドを使用して、SNMP タスク設定を XML ファイルにエクスポートします:

    # /opt/kaspersky/klms/bin/klms-control \

    --get-settings <SNMP タスクの ID> -f <ファイル名>

  3. タスク設定を編集するために XML ファイルを開きます。
  4. 次のセクションで、SNMP マスターエージェントのアドレスを指定します:

    <masterAgentAddress>tcp:127.0.0.1:705</masterAgentAddress>

  5. <enableSNMP> セクションの値を 1 に設定することにより SNMP プロトコルを有効にします。
  6. 変更を保存します。
  7. 次のコマンドを使用して、XML ファイルから SNMP タスクに設定をインポートします:

    # /opt/kaspersky/klms/bin/klms-control \

    --set-settings <SNMP タスクの ID> -f <ファイル名>

    設定をインポートしたのち、Kaspersky Security 8 for Linux Mail Server を再起動して変更を適用します。

これにより、Kaspersky Security 8 for Linux Mail Server の MIB オブジェクトを呼び出し、OID オブジェクトを使用して SNMP プロトコル経由で情報を受信できるようになります。Kaspersky Security 8 for Linux Mail Server は、MIB オブジェクトのシンボル名、イベント、およびその設定を含む MIB ファイルとともに配信されます。Kaspersky Security 8 for Linux Mail Server をインストールすると、MIB ファイルは次のディレクトリに配置されます:/opt/kaspersky/klms/share/snmp-mibs

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