Kaspersky Security Center ネットワークエージェントコネクターのトレースファイルを取得する方法
更新日: 2024年2月5日
Article ID: 9347
本記事の対象となるアプリケーションとバージョンを表示する
- Kaspersky Security Center 14.2(バージョン 14.2.0.26967)
- Kaspersky Security Center 14(バージョン 14.0.0.10902)
- Kaspersky Security Center 13.2(バージョン 13.2.0.1511)
- Kaspersky Security Center 13.1(バージョン 13.1.0.8324)
- Kaspersky Security Center 13(バージョン 13.0.0.11247)
カスペルスキーテクニカルサポートへのリクエストを作成する際、エラーが起きた過程を特定するのに役立つトレースファイルを収集して添付するよう依頼される場合があります。トレースファイルにはアプリケーションコマンドの実行の全ステップが書き込まれているため、問題が発生したステップを特定することができます。
使用しているユーザーアカウントに管理者権限が付与されていることを確認します。
トレースファイルの収集は以下のいずれかの方法で実行できます:
- Kaspersky Endpoint Security for Windows のインターフェイス を使用する
- klactgui.exe ツールを使用する
Kaspersky Endpoint Security for Windows のインターフェイスを介してネットワークエージェントコネクターのトレースファイルを取得する方法
- ネットワークエージェントの保護が有効になっている場合は無効化します。
- Kaspersky Security Center を開き[ポリシー]へ移動します。
- Kaspersky Security Center ネットワークエージェントポリシーを右クリックして[プロパティ]を選択します。
- [ネットワークエージェントを不正な削除・停止から保護し、設定の変更を防止する]チェックボックスをオフにします。
- Kaspersky Endpoint Security for Windows で トレース を有効にします。
- キーボードで + R を押して「services.msc」と入力します。
- Kaspersky Security Center ネットワークエージェントサービスを右クリックして[再開]を選択します。
- 問題が発生した状況を再現します。
- トレースを無効にします。
- ネットワークエージェントサービスを再開します。
- 必要に応じて、ネットワークエージェントの保護を有効にします。
既定では、トレースファイルは隠しフォルダーに作成されます。
- バージョン 11.6.0~11.9.0 の場合:%ProgramData%\Kaspersky Lab\KES\Traces
- バージョン 11.10.0 以降の場合:%ProgramData%\Kaspersky Lab\KES.<The product line number>\Traces
隠しフォルダーにアクセスするには、手順 に従って隠しファイルと隠しフォルダーを表示します。
コネクターのトレースファイルの形式は次のようになります:KES.<Product line number>_<Date of creation>_<Time of creation>_.connector.log.例:KES.21.14.5.462_12.20_17.35_8296.connector.log
コネクターのトレースファイルを削除できるのは、トレースを無効化し、ネットワークエージェントサービスを再開してから、またはコンピューターを再起動してからになります。