Kaspersky Endpoint Security for Android の削除に対する保護

モバイルデバイス保護と企業のセキュリティ要件準拠のため、Kaspersky Endpoint Security for Android の削除に対する保護を有効にできます。この場合、ユーザーは Kaspersky Endpoint Security for Android のインターフェイスを使用して本アプリを削除することはできません。Android オペレーティングシステムのツールを使用してアプリを削除する場合、Kaspersky Endpoint Security for Android の管理者権限を無効にするよう要求されます。権限を無効にすると、モバイルデバイスはロックされます。

一部の Android バージョン 7.0 以降の Samsung デバイスでは、デバイスがサポートしていないロック解除方法(パターンパスワードなど)を設定しようとするとデバイスがロックされる場合があります。発生条件は次の通りです:Kaspersky Endpoint Security for Android の削除からの保護が有効で、ロック解除のパスワードの強度要件を設定している場合。デバイスのロックを解除するには、特別なコマンドをデバイスに送信する必要があります。

Kaspersky Endpoint Security for Android の削除に対する保護を有効にするには:

  1. コンソールツリーの[管理対象デバイス]フォルダーで、デバイスが属する管理グループを選択します。
  2. 選択したグループの作業領域で、[ポリシー]タブを選択します。
  3. 任意の列をダブルクリックして、ポリシーのプロパティウィンドウを開きます。
  4. ポリシーのプロパティウィンドウで、[詳細]セクションを選択します。
  5. Kaspersky Endpoint Security for Android の削除]セクションで、[Kaspersky Endpoint Security for Android の削除を許可]をオフにします。

    Android 7.0 以降のデバイスでアプリが削除されないように保護するには、Kaspersky Endpoint Security for Android をユーザー補助機能として設定しておく必要があります。初期設定ウィザードの実行時に、必要な権限を Kaspersky Endpoint Security for Android に付与するよう要求されます。このステップはスキップできます。また、後からデバイスの設定で権限を無効にすることもできます。その場合、手動による削除はブロックできません。

  6. 適用]をクリックして、変更を保存します。

モバイルデバイスと Kaspersky Security Center との次回の同期時に、デバイスに設定が適用されます。本アプリを削除しようとすると、モバイルデバイスはロックされます。

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