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Kaspersky Anti-Virus SOS 6.0 の場合は、リアルタイム保護コンポーネントが含まれていないため、コマンドプロンプトを使用した管理はできません。
コマンドプロンプトは、Microsoft Windows 環境下で動作するすべてのカスペルスキー製品バージョン 6.0 で使用できます。コマンドプロンプトから実行できる操作は以下のとおりです:
コマンド構文は以下のとおりです:
avp.com <command>[settings]
<commands> に使用できるコマンド:
- ACTIVATE – アクティベーションコードを使用して、アプリケーションをインターネット経由でアクティベートする
- ADDKEY – ライセンスキーを使用して、アプリケーションをアクティベートする
- START - コンポーネントまたはタスクを開始する
- PAUSE - コンポーネントまたはタスクを一時停止する
- RESUME - コンポーネントまたはタスクを再開する
- STOP - コンポーネントまたはタスクを停止する
- STATUS -現在のコンポーネントまたはタスクの状態を表示する
- STATISTICS - コンポーネントやタスクの統計情報を表示する
- HELP - コマンド構文のヘルプとコマンドのリストを表示する
- SCAN - オブジェクトをウイルススキャンする
- UPDATE - アプリケーションの更新を開始する
- ROLLBACK -最後に行われたデータベース更新をロールバックする
- EXIT - アプリケーションを終了する (アプリケーションのインターフェイスで割り当てられたパスワードが指定されている場合にかぎり実行可能)
- IMPORT - アプリケーションの設定をインポートする
- EXPORT - アプリケーションの設定をエクスポートする
各コマンドは、アプリケーションコンポーネントの各設定に相当します。
アプリケーションのアクティベーション
アプリケーションは、以下の方法でアクティベートできます:
- アクティベーションコードを使用してインターネット経由でアクティベートする ((ACTIVATE コマンド)
- ライセンスキーファイルを使用してアクティベートする (ADDKEY コマンド)
コマンド構文:
avp.com ACTIVATE <activation_code> /password=<your_password>
avp.com ADDKEY <file_name> /password=<your_password>
パラメータの説明:
- [<activation_code>] – アプリケーションをアクティベートするためのコード。アプリケーションの購入時に提供される
- [<file_name>] – アプリケーションのライセンスキーファイルの名前。拡張子は *.key
- [<your_password>] – 製品のインターフェイスから設定した製品用パスワード
例: avp.com ACTIVATE 11AA1-11AAA-1AA11-1A111 avp.com ADDKEY 1AA111A1.key
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アプリケーションコンポーネントとタスクの管理
以下のコマンドを使用して、アプリケーションのコンポーネントとタスクを管理できます:
- START – コンポーネントまたはタスクを開始する
- PAUSE – コンポーネントまたはタスクを一時停止する
- RESUME – コンポーネントまたはタスクを再開する
- STOP – コンポーネントまたはタスクを停止する
- STATUS -現在のコンポーネントまたはタスクの状態を表示する
- STATISTICS -現在のコンポーネントまたはタスクの統計情報を表示する
コマンドの適用対象となるコンポーネントまたはタスクは、パラメータで指定します。STOP および PAUSE の実行には、アプリケーションのインターフェイスで設定したパスワードが必要です。
コマンド構文:
avp.com <command><profile|taskid>
avp.com STOP <profile|taskid>/password=<password>
avp.com PAUSE <profile|taskid>/password=<password>
<profile|taskid>: には、以下のいずれかを指定します
- RTP - すべてのプロテクションコンポーネント
- FM - ファイルアンチウイルス
- EM – メールアンチウイルス
- WM – ウェブアンチウイルス
- BM – プロアクティブディフェンス
- ASPY – アンチスパイ
- AH – アンチハッカー
- AS – アンチスパム
- UPDATER -更新処理
- SCAN_OBJECTS - 「ウイルススキャン」タスク
- SCAN_MY_COMPUTER - 「コンピュータの完全スキャン」タスク
- SCAN_CRITICAL_AREAS - 「重要な領域」タスク
- SCAN_STARTUP - 「スタートアップオブジェクト」タスク
- <task_name> - ユーザ定義のタスク
コマンドプロンプトから開始されたコンポーネントやタスクは、アプリケーションのインターフェイスで構成された設定で実行されます。
例:
ファイルアンチウイルスを有効にするには:avp.com START FM
プロアクティブディフェンスの現在の状況を確認するには:avp.com STATUS BM
完全スキャンタスクを停止するには:avp.com STOP SCAN_MY_COMPUTER /password=<your_password>
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ウイルススキャン
特定領域のスキャンと感染オブジェクトの処理をコマンドプロンプトから行うには、以下のコマンドを実行します:
avp.com SCAN [<object scanned>] [<action>] [<action query>] [<file types>] [<exclusions>] [<configuration file>] [<report settings>]
オブジェクトのスキャンには、コマンドプロンプトから起動されたアプリケーションで作成したタスクも使用できます。スキャンタスクには、インターフェイス上で行われた設定が適用されます。
パラメータの説明:
<object scanned> –スキャン対象となるオブジェクトを指定します。以下に挙げる値をスペース区切りで複数指定できます
- <files> - スキャンするフォルダおよびファイルへのパス。絶対パスまたは相対パスを指定できます。リスト内の項目はスペースで区切ります注記:
- パスにスペースが含まれる場合は、そのパスを引用符 (’) で囲む必要があります
- フォルダを指定すると、そのフォルダ内のすべてのファイルがスキャンされます
- /MEMORY - システムメモリオブジェクト
- /STARTUP - スタートアップオブジェクト
- /MAIL - メールデータベース
- /REMDRIVES - すべてのリムーバブルドライブ
- /FIXDRIVES - すべての内部ドライブ
- /NETDRIVES - すべてのネットワークドライブ
- /QUARANTINE -隔離されたオブジェクト
- /ALL -完全スキャン
- /@:<filelist.lst> - スキャンする一連のオブジェクトとフォルダを含むファイルへのパス。ファイルはテキスト形式で保存し、スキャンオブジェクトはそれぞれ一行ずつ指定する必要があります。絶対パスまたは相対パスを使用できます。リスト内の項目はスペースで区切り、パスにスペースが含まれる場合は、そのパスを引用符 (') で囲みます
<action> - スキャン中に検知された悪意のあるオブジェクトに対する処理方法を指定します。このパラメータが指定されていない場合、デフォルト値として /i2 が適用されます。
-
/i0 - オブジェクトに対して処理を行わず、レポートに情報を記録する
-
/i1-感染オブジェクトに対して処理を行う。駆除が失敗した場合はスキップします
-
/i2 -感染オブジェクトに対して処理を行う。駆除に失敗した場合は削除しますが、複合オブジェクトからは感染オブジェクトを削除しません。実行ヘッダを持つ複合ファイル (自己解凍型アーカイブなど) は削除します (デフォルト設定)
-
/i3 -感染オブジェクトに対して処理を行う。駆除に失敗した場合は削除しますが、複合オブジェクトの場合、感染部分が削除できなければファイルごとすべて削除します
-
/i4 -感染オブジェクトを削除する。駆除に失敗した場合は削除しますが、複合オブジェクトの場合、感染部分が削除できなければファイルごとすべて削除する
<action query> - ユーザに処理を確認するタイミングを指定します。このパラメータが指定されていない場合、スキャン完了後に処理方法が確認されます。
- /a0 - ユーザに処理を確認しない
- /a1 -感染オブジェクトの検知時に処理を確認する
- /a2 - スキャン完了後に処理を確認する
<file types> - スキャン対象のファイル形式を定義します。このパラメータが指定されていない場合、デフォルト値として /fi が適用されます。
- /fe -感染の可能性が高いファイルを拡張子で判定してスキャンする
- /fi -感染の可能性が高いファイルを内容から判定してスキャンする
- /fa - すべてのファイルをスキャンする
<exclusions> - スキャンから除外するオブジェクトを定義します。以下に挙げる値をスペース区切りで複数指定できます
- /e:a - アーカイブをスキャンしない
- /e:b - メールデータベースをスキャンしない
- /e:m - テキストメールをスキャンしない
- /e:<mask> - マスクで指定したオブジェクトをスキャンしない
- /e:<seconds> - スキャンがパラメータで指定された時間を超えた場合、そのオブジェクトをスキップする
<configuration file> –スキャン設定を含む設定ファイルへのパスを指定します。絶対パスまたは相対パスを使用できます。このパラメータが指定されていない場合、アプリケーションのインターフェイスで設定した値が使用されます。パラメータ構文は/C: <settings_file>です。この場合、C:\のルートディレクトリにあるファイルで設定された値が使用されます。
<report settings> –スキャン結果に関するレポートの形式を指定します。絶対パスまたは相対パスを使用できます。このパラメータが指定されていない場合、スキャン結果としてすべてのイベントがウィンドウに表示されます。
- /R:<report_file> - このファイル内に重要なイベントだけを記録する
- /RA:<report_file> - このファイル内にすべてのイベントを記録する
例:
例 1: システムメモリ、スタートアッププログラム、メールボックス、マイドキュメント、text.exe ファイルのスキャンを開始するには:
avp.com SCAN /MEMORY /STARTUP /MAIL "C:\Documents and Settings\All Users\My Documents" "C:\Program Files" "C:\Downloads\test.exe"
例 2:選択したオブジェクトのスキャンを一時停止してから完全スキャンを開始し、次に選択したオブジェクトのスキャンを再開するには:
avp.com PAUSE SCAN_OBJECTS /password=<your_password>
avp.com START SCAN_MY_COMPUTER
avp.com RESUME SCAN_OBJECTS
例 3: システムメモリおよびobject2scan.txt にリストアップされているオブジェクトを、scan_setting.txt という設定ファイルを使用してスキャンし、スキャン終了後にすべてのイベントが記録されたレポートを作成するには:
avp.com SCAN /MEMORY /@:objects2scan.txt /C:scan_settings.cfg /RA:scan.log
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アプリケーションの更新
アプリケーションモジュールと定義データベースをコマンドプロンプトから更新する場合、コマンド構文は以下のとおりです:
avp.com UPDATE [<path/URL>] [/R[A]:<report_file>] [/C:<settings_file>] [/APP]
パラメータの説明:
- [<path/URL>] - ダウンロードを行う HTTP または FTP サーバ、あるいはネットワークディレクトリを指定する。パスが指定されていない場合、更新元情報として更新設定が利用されます
- /R:<report_file> - レポートに重要なイベントだけを記録する
- /R[A]:<report_file> - レポートにすべてのイベントを記録する。絶対パスまたは相対パスを使用可能。このパラメータを定義しない場合、スキャン結果としてすべてのイベントがウィンドウに表示されます
- /C:<settings_file> - アプリケーション更新設定の構成ファイルへのパスを指定する。絶対パスまたは相対パスを使用可能。このパラメータが指定されていない場合、デフォルト設定としてアプリケーションのインターフェイスで指定されている値が使用されます
- /APP - アプリケーションモジュールを更新する
例:
例 1: レポートにすべてのイベントを記録した後で定義データベースを更新するには:
avp.com UPDATE /RA:avbases_upd.txt
例 2: updateapp.ini を使用してアプリケーションモジュールを更新するには:
avp.com UPDATE /APP /C:updateapp.ini
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前回のデータベース更新時へのロールバック
コマンド構文:
ROLLBACK [/R[A]:<report_file>]
- /R:<report_file> -重要なイベントだけをレポートに記録する
- /R[A]:<report_file> - すべてのイベントをレポートに記録する
絶対パスまたは相対パスを使用できます。このパラメータが指定されていない場合、スキャン結果としてすべてのイベントがウィンドウに表示されます
例:
avp.com ROLLBACK /RA:rollback.txt
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設定のエクスポート
コマンド構文:
avp.com EXPORT <profile|taskid> <settings_file>
パラメータの説明:
<profile> -設定のエクスポート元となるコンポーネントまたはタスク。以下のうちいずれかの値を指定します:
- RTP – すべてのプロテクションコンポーネント
- FM – ファイルアンチウイルス
- EM – メールアンチウイルス
- WM – ウェブアンチウイルス
- BM - プロアクティブディフェンス
- ASPY – アンチスパイ
- AH – アンチハッカー
- AS – アンチスパム
<settings_file> - アプリケーションの設定のエクスポート先となるファイルへのパス。絶対パスまたは相対パスを指定できます。バイナリファイル (cfg 形式) のみ指定できます。
例:
avp.com EXPORT c:\kis60settings.cfg
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設定のインポート
コマンド構文:
avp.com IMPORT <settings_file> <settings_file> –アプリケーション設定のインポート元となるファイルへのパスを指定する。絶対パスまたは相対パスを指定できます。バイナリファイル (cfg 形式) からしかインポートできません。
例:
avp.com IMPORT c:\kis60settings.cfg
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アプリケーションの開始
コマンド構文:
avp.com
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アプリケーションの停止
コマンド構文:
EXIT /password=<pasword> <password>– アプリケーションインターフェイスで設定したアプリケーション用パスワードを入力します。このコマンドはパスワードを入力しないと実行できません。
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ヘルプの表示
このコマンドは、コマンド構文のヘルプを表示するために使用します:
avp.com [ /? | HELP ]
特定のコマンドのヘルプを表示させるには、以下のうちいずれかのコマンドを実行します:
avp.com <command>/?
avp.com HELP <command>
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コマンドプロンプトからのリターンコード
このセクションでは、コマンドラインからのリターンコードについて説明します。標準のリターンコードは、任意のコマンドラインから返されます。リターンコードには、全般的な値とタスクの種類に固有の値があります。
標準のリターンコード:
- 0 – タスクが無事完了した
- 1 – 無効な設定値
- 2 – 不明なエラー
- 3 – タスクを完了できなかった
- 4 – タスクが中断された
ウイルススキャンのリターンコード:
- 101 – 脅威はすべて処理された
- 102 – 危険なオブジェクトが検出された
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