リモートコントロールソリューションが Kaspersky Endpoint Security 10 for Windows Workstations のインターフェイスにアクセスできるようにする方法
多くの場合、リモートコントロールアプリケーションを使用して接続を確立するとき、Kaspersky Endpoint Secuirty 10 for Windows のグラフィカルユーザーインターフェイス(GUI)にアクセスできません。GUI はマウスポインターイベントに反応しません。
原因
セルフディフェンス コンポーネントと 外部管理に対する保護 コンポーネントがアプリケーションの設定へのリモートアクセスをブロックしています。
解決方法
セルフディフェンス と 外部管理に対する保護 を無効にせずにアプリケーションの GUI にリモートアクセスするには、リモートコントロールソリューションの実行ファイルを 信頼リスト に追加します。
1.Radmin 3 を信頼リストに設定する
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Radmin 3 の以下のファイルを 信頼リスト に追加します。
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32 ビット OS を使用している場合:
- C:\Windows\System32\rserver30\rserver3.exe
- C:\Windows\System32\rserver30\FamItrfc.exe
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C:\Windows\System32\rserver30\FamItrf2.exe
64 ビット OS を使用している場合:
- C:\Windows\SysWOW64\rserver30\rserver3.exe
- C:\Windows\SysWOW64\rserver30\FamItrfc.exe
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C:\Windows\SysWOW64\rserver30\FamItrf2.exe
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[信頼するアプリケーション]ダイアログボックスで、追加した各実行ファイルについて[アプリケーションの動作を監視しない]と[アプリケーションインターフェイスとの連携を許可する]をオンにします。
2.DameWare を信頼リストに設定する
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DameWare の以下のファイルを 信頼リスト に追加します:
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32 ビット OS を使用している場合:
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C:\Windows\System32\DWRCS.EXE
64 ビット OS を使用している場合:
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C:\Windows\SysWOW64\DWRCS.EXE
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C:\Windows\System32\DWRCS.EXE
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[信頼するアプリケーション]ダイアログボックスで、追加した各実行ファイルについて[アプリケーションの動作を監視しない]と[アプリケーションインターフェイスとの連携を許可する]をオンにします。
3.GoToAssist Remote Support を信頼リストに設定する
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GoToAssist Remote Support の以下のファイルを 信頼リスト に追加します:
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32 ビット OS を使用している場合:
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C:\Program Files\Citrix\GoToAssist Remote Support Customer\gtax_host.exe
64 ビット OS を使用している場合:
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C:\Program Files (x86)\Citrix\GoToAssist Remote Support Customer\gtax_host.exe
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C:\Program Files\Citrix\GoToAssist Remote Support Customer\gtax_host.exe
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[信頼するアプリケーション]ダイアログボックスで、追加した各実行ファイルについて[アプリケーションの動作を監視しない]と[アプリケーションインターフェイスとの連携を許可する]をオンにします。