カスペルスキー インターネット セキュリティ 2018 でアプリケーション権限と保護されたリソースのリストを修正する方法
更新日: 2023年05月23日
Article ID: 13626
コンピューターにインストールされているアプリケーションは、個人情報だけではなく、オペレーティングシステムのリソースも使用します。カスペルスキー インターネット セキュリティ 2018 は、OS のファイルやユーザーの個人情報へのアプリケーションのアクセスをコントロールするアプリケーションコントロール機能を搭載しています。
アプリケーションがオペレーティングシステムや個人データにアクセスしようとすると、アプリケーションコントロールがルールまたは通知によって選択された処理に従ってリソースへのアクセスを許可またはブロックします。
アプリケーションコントロール が重要なアプリケーションの動作をブロックした場合、アプリケーションの権限を必要に応じて変更できます。
アプリケーションコントロールがアプリケーションの権限を制御する方法
コンピューターにインストールされたすべてのプログラムは、カスペルスキー インターネット セキュリティ 2018 によって次のいずれかのグループに分類されます:
-
許可
:信頼済みの開発元によって発行されたデジタル署名があるか、Kaspersky Lab の信頼するアプリケーションのデータベースに登録されているアプリケーション。これらのアプリケーションは、システムでの動作に制限がありません。
- 弱い制限付き :信頼済みの開発元によるデジタル署名がなく、Kaspersky Lab の信頼するアプリケーションのデータベースに登録されていないアプリケーション。これらのアプリケーションは、他のプロセスへのアクセス、システムのコントロール、およびネットワークへのアクセスにおいて、ユーザーへの通知なしに一部制限されます。ただし、ほとんどの動作でユーザーの許可が必要です。
- 強い制限付き :このグループには、信頼するアプリケーションのデータベースに登録されておらず、デジタル署名もないアプリケーションが含まれます。このグループのアプリケーションでは、システムに影響するほとんどの動作にユーザーの許可が求められ、一部の動作は許可されていません。
- ブロック :このグループには、信頼するアプリケーションのデータベースに登録されておらず、デジタル署名もないアプリケーションが含まれます。 アプリケーションコントロール は、これらのアプリケーションによる動作をすべてブロックします。
制限を変更しアプリケーションのルールを設定する方法
- カスペルスキー インターネット セキュリティ 2018 のメイン画面で、歯車のアイコン をクリックします。
メイン画面を開くときに問題が発生した場合は、こちらを参照してください。
- [設定]で[プロテクション]を選択し、[アプリケーションコントロール]を選択します。
- [アプリケーションコントロールの設定]で、[アプリケーションの管理]をクリックします。
- [アプリケーションの管理]画面で、アプリケーションを別の制限のグループに移動します。アプリケーションを右クリックして表示されるメニューで、[制限]をクリックしカテゴリを選択します。
- カスタムで制限を設定するには、アプリケーションを選択し、右クリックして表示されるメニューから[詳細とルール]を選択します。
- [アプリケーションルール]画面で[権限]タブを選択します。カテゴリを選択し、その操作を右側のアイコン([継承]、[許可]、[ブロック]、[手動選択])のいずれかをクリックして設定します。
- [保存]をクリックします。
保護されるリソースのリストに含まれるもの
カスペルスキー インターネット セキュリティ 2018 は、次のリソースを保護します:
- システムファイルおよびフォルダー
- スタートアップオブジェクト
- ユーザーファイル、フォルダー(マイ ドキュメントフォルダーなどを含む)
- クッキー ファイル
- コンピューター上およびインターネット上でのユーザーの活動に関するデータ
- Web ブラウザー、ファイルマネージャー、メールクライアント、インスタントメッセンジャー、決済システムアプリの設定とデータが含まれるレジストリファイル
保護されるリソースのリストにファイルを追加する方法
- カスペルスキー インターネット セキュリティ 2018 のメイン画面で、歯車のアイコン をクリックします。
メイン画面を開くときに問題が発生した場合は、こちらを参照してください。
- [設定]で[プロテクション]を選択し、[アプリケーションコントロール]を選択します。
- [アプリケーションコントロールの設定]で、[リソースの管理]をクリックします。
- [リソースの管理]画面で、カテゴリのフォルダを選択します。
- [追加]をクリックし、リソース種別を選択します。
ファイルまたはフォルダー の場合
- [選択]をクリックし、フォルダーまたはファイルのパスを指定します。名前を入力します。
- [追加]をクリックします。
レジストリキー の場合
- [選択]をクリックしてレジストリキーを選択します。名前を入力します。
- [追加]をクリックします。
- [リソースの管理]画面で、[保存]をクリックします。
- [リソースの管理]画面上部にある、該当するリンクをクリックするとリソースの編集や削除ができます。