カスペルスキー インターネット セキュリティ 2018 のシステムウォッチャー
更新日: 2023年05月23日
Article ID: 13631
カスペルスキー インターネット セキュリティ 2018 のシステムウォッチャーは、コンピューター上のアプリケーションによって実行された動作に関するデータを収集し、他のコンポーネントにその情報を提供してプロテクションを向上させます。
システムウォッチャーとは
システムウォッチャーは、以下の機能を備えています:
- 脆弱性攻撃ブロック 技術は、脆弱性攻撃を防止およびブロックします。
- アプリケーション動作コントロール 機能は、ソフトウェアによる疑わしい動作を検知し、設定で指定された処理を実行します。
- 不正ロック対策 は、設定されたキーの組み合わせを押すと、デスクトップロッカーを検知して削除します。
- 悪意のあるソフトウェアによる変更のロールバック :現在のセッションだけでなく以前のセッションも含め、システム内の疑わしい動作に関する情報を収集し、アプリケーションが悪意のあるソフトウェアであることがあとで明らかになった場合でも、そのアプリケーションが実行したすべての動作をロールバックすることができます。
- クリプトウイルスからの保護 :クリプトウイルスは、ファイルを暗号化して金銭を要求する悪意のあるソフトウェアの種別です。クリプトウイルスがファイルを暗号化しようとすると、カスペルスキー製品はファイルに影響が及ぶ前に、自動的にファイルのバックアップコピーを作成します。ファイルが暗号化された場合は、バックアップコピーからファイルを復元します。
注記:- バックアップコピーは、システムの Temp フォルダー(一時ファイルの保存領域)に保存されます。システムディスクに十分な空き領域がない場合は、バックアップコピーが作成されません。C ドライブに少なくとも 10 ~ 15 % の空き領域を確保するようにしてください。
- カスペルスキー インターネット セキュリティ 2018 を終了するか、システムウォッチャーが無効になると、バックアップコピーは削除されます(カスペルスキー インターネット セキュリティ 2017 が予期せず終了した場合には、バックアップコピーは削除されません)。必要に応じて、手動でバックアップコピーを消去するには、システムの Temp フォルダーの内容を削除します。
- バックアップコピーは、システムの Temp フォルダー(一時ファイルの保存領域)に保存されます。システムディスクに十分な空き領域がない場合は、バックアップコピーが作成されません。C ドライブに少なくとも 10 ~ 15 % の空き領域を確保するようにしてください。
システムウォッチャーをオンまたはオフにする方法
- カスペルスキー インターネット セキュリティ 2018 のメイン画面で、歯車のアイコン をクリックします。
メイン画面を開くときに問題が発生した場合は、こちらをご参照ください。
- [設定]で、[プロテクション]を選択します。
- [設定]の右側にあるトグルスイッチを使用して、機能を有効または無効にできます。
システムウォッチャーを設定する方法
- カスペルスキー インターネット セキュリティ 2018 のメイン画面で、歯車のアイコン をクリックします。
メイン画面を開くときに問題が発生した場合は、こちらをご参照ください。
- [設定]で[プロテクション]を選択し、[システムウォッチャー]を選択します。
- [システムウォッチャーの設定]で、以下の設定を行えます:
- 脆弱性攻撃が検知されたときに実行する処理の選択
- マルウェアの活動が検知されたときに実行する処理の選択
- 望ましくない変更をロールバック(可能な場合)
- 不正ロック対策を有効にするキーの組み合わせの調整