カスペルスキー インターネット セキュリティ 2019 のアプリケーションコントロールとは?
更新日: 2022年10月26日
Article ID: 14310
アプリケーションコントロールは、アプリケーションが実行する動作を記録し、アプリケーションがオペレーティングシステムや個人データなどのさまざまなリソースへのアクセスを、設定された制限グループのルールに基づいて制御します。
アプリケーションの制限グループを変更する方法
- タスクバーでカスペルスキーのアイコン () または () をクリックしてメイン画面を開きます。
アイコンが見つからない場合、[ 隠れているインジケーターを表示します ] をクリックしてみてください。
- 左下にある歯車のアイコン()をクリックします。
- [ プロテクション ] - [ アプリケーションコントロール ] の順に選択します。
- [ アプリケーションの管理 ] を選択します。
-
リストの中から制限を変更したいアプリケーションを選択して右クリックし、[ 制限 ] から必要なグループを選択します。
- 信頼するアプリケーション : 信頼済みの開発元によって発行されたデジタル署名があるか、Kaspersky Lab の信頼するアプリケーションのデータベースに登録されているアプリケーションの場合に選択されます。これらのアプリケーションは、システムでの動作に制限がありません。
- 弱い制限付き : 信頼済みの開発元によるデジタル署名がなく、Kaspersky Lab の信頼するアプリケーションのデータベースに登録されていないアプリケーションの場合に選択されます。これらのアプリケーションは、他のプロセスへのアクセス、システムのコントロール、およびネットワークへのアクセスにおいて、ユーザーへの通知なしに一部制限されます。ただし、ほとんどの動作でユーザーの許可が必要です。
- 強い制限付き : このグループには、信頼するアプリケーションのデータベースに登録されておらず、デジタル署名もないアプリケーションが含まれます。このグループのアプリケーションでは、システムに影響するほとんどの動作にユーザーの許可が求められ、一部の動作は許可されていません。
- ブロック : このグループには、信頼するアプリケーションのデータベースに登録されておらず、デジタル署名もないアプリケーションが含まれます。このグループに属するアプリケーションの動作はすべてブロックされます。
アプリケーションの権限やルールを変更する方法
- タスクバーでカスペルスキーのアイコン () または () をクリックしてメイン画面を開きます。
アイコンが見つからない場合、[ 隠れているインジケーターを表示します ] をクリックしてみてください。
- 左下にある歯車のアイコン()をクリックします。
- [ プロテクション ] - [ アプリケーションコントロール ] の順に選択します。
- [ アプリケーションの管理 ] をクリックします。
- 権限やルールを変更したいアプリケーションを選択し、右クリックすると表示されるメニューから [ 詳細とルール ] を選択します。
各タブで、以下を設定できます:
- 個人情報とオペレーティングシステム : カテゴリに分類されたリソースへのアクセス([ 読み取り ]、[ 書き込み ]、[ 削除 ]、[ 作成 ])に対するルールが設定できます。設定を変更するには、変更したい項目の右側にあるドロップダウンメニューで目的の処理を選択します。
- 権限 : システムリソースへのアクセスのルールが設定できます。設定を変更するには、変更したい項目の右側にあるドロップダウンメニューで目的の処理を選択します。
- ネットワークルール : アプリケーションのネットワーク動作を規制するために使用するルールを設定できます。設定を変更するには、変更したい項目の右側にあるドロップダウンメニューで目的の処理を選択します。
- 除外リスト : ルールから除外する処理を選択できます。処理を有効にするには、項目の左側にあるチェックボックスをオンにします。
- 履歴 : イベントの実行履歴が確認できます。
- 画面右下で[ 保存 ]をクリックします。
保護するリソースのリストに含まれる内容
カスペルスキー インターネット セキュリティ 2019 は、次のリソースを保護します:
- システムファイルおよびフォルダー
- スタートアップオブジェクト
- ユーザーファイル、フォルダー(マイ ドキュメントフォルダーなどを含む)
- Cookie
- コンピューター上およびインターネット上でのユーザーの活動に関するデータ
- Web ブラウザー、ファイルマネージャー、メールクライアント、インスタントメッセンジャー、決済システムアプリの設定とデータが含まれるレジストリファイル
保護するリソースのリストに項目を追加する方法
- タスクバーでカスペルスキーのアイコン () または () をクリックしてメイン画面を開きます。
アイコンが見つからない場合、[ 隠れているインジケーターを表示します ] をクリックしてみてください。
- 左下にある歯車のアイコン()をクリックします。
- [ プロテクション ] - [ アプリケーションコントロール ]の順に選択します。
- [ リソースの管理 ]をクリックします。
- リストからリソースを選択し、[ 追加 ]をクリックして追加する項目を選択します。
- [ カテゴリ ]を選択した場合 : カテゴリ名を入力し、[ 追加 ]をクリックします。
- [ ファイルまたはフォルダー ]を選択した場合 : ファイルまたはフォルダーの名前を入力し、パスを指定して [ 追加 ]をクリックします。
- [ レジストリキー ]を選択した場合 : [ 選択 ]をクリックしてレジストリキーを選択するか、[ 名前 ]と[ キーのパス ]を手動で入力します。キーの値を保護するには対応するチェックボックスにチェックを入れ、[ 追加 ]をクリックします。
- [ リソースの管理 ]画面で、[ 保存 ]をクリックします。 追加した項目を編集または削除するには、[ リソースの管理 ]画面で追加した項目を選択し、[ 編集 ]または[ 削除 ]をクリックします。