製品画面を操作できない場合等には、ターミナル経由でもトレースファイルを取得できます:
トレースを有効にする方法
- 以前作成されたトレースファイルを削除します。削除するには、Finder を開いて アプリケーション →
ユーティリティ → ターミナル の順に移動し、ターミナルの画面で次のコマンドを実行します:
sudo rm -rf /Library/Logs/Kaspersky\ Lab/*
- アプリケーション プロセスをアンロードします:
sudo launchctl unload /Library/LaunchDaemon/com.kaspersky.*
- 変更を行う許可を付与します:
sudo chmod u+w /Library/Application\ Support/Kaspersky\ Lab/KAV/Binaries/config.xml
- config.xml ファイルを編集用として開きます:
sudo vim /Library/Application\ Support/Kaspersky\ Lab/KAV/Binaries/config.xml
- TraceFileEnable 変数を見つけ、値を 1 に変更します。
- TraceFileMaxLevel 変数を見つけ、値が 1000 になっていることを確認します。
- 次のコマンドを実行し、ファイルを上書き保存します:
:wq!
- アプリケーションプロセスをロードします:
sudo launchctl load /Library/LaunchDaemon/com.kaspersky.*
- 問題を再現させます。
トレースが有効になります。
トレースを無効にする方法
- アプリケーション プロセスをアンロードします:
sudo launchctl unload /Library/LaunchDaemon/com.kaspersky.*
- config.xml ファイルを編集用として開きます:
sudo vim /Library/Application\ Support/Kaspersky\ Lab/KAV/Binaries/config.xml
- TraceFileEnable 変数を見つけ、値を 0 に変更します。
- 変更権限を取り消します:
sudo vim /Library/Application\ Support/Kaspersky\ Lab/KAV/Binaries/config.xml
- アプリケーション プロセスをロードします:
sudo launchctl load /Library/LaunchDaemon/com.kaspersky.*
次のフォルダーにトレースファイルが作成されます:
- /Library/Logs/Kaspersky Lab/
- /Users/<username>/Library/Logs/Kaspersky Lab/
collect.sh スクリプトを使用してこれらのトレースファイルが含まれるレポート(ファイル)を作成し、レポートをカスペルスキーのテクニカル サポートへ送信してください。レポートの作成手順については、こちらのサポートページ をご参照ください。