USB ドライブに永続ボリュームを作成する方法(Kaspersky Rescue Disk 18)
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USB ドライブ上に、Rescue Disk の下記データを保存する永続ボリュームを作成できます。
- 定義データベース
- スキャンレポート
- ブラウザー設定
- 変更されたファイル
- その他関連ファイル
永続ボリュームを作成することで、コンピューターの再起動時に USB ドライブからこれらのデータが削除されなくなります。
ご注意:
- 永続ボリュームを作成するには、USB ドライブに最低 1088 MB の空き容量が必要です。
- 指定可能な最大ボリュームサイズは 4095 MB です。
事前設定:Wi-Fi 設定を保存する
Wi-Fi に接続している場合、本手順で Wi-Fi 設定を保存することで、次回 Rescue Disk を利用する際に保存した Wi-Fi 設定で自動的に接続が行われます。
手順 1
Rescue Disk を起動 します。
手順 2
タスクバー左下の をクリックし、[ Settings ] - [ Network Connections ] の順に選択します。
手順 3
接続している Wi-Fi を選択して をクリックします。
手順 4
[ Wi-Fi Security ] タブに移動し、Wi-Fiのパスワードを入力します。
完了したら、 をクリックして [ Store the password only for this user ] を選び、[ Save ] をクリックします。
USB ドライブに永続ボリュームを作成する方法
手順 1
Rescue Disk を起動 します。
手順 2
タスクバー左下の をクリックし、[ System ] - [ Create persistent volume ] の順に選択します。
永続ボリュームのサイズを指定します。
ご注意:
- 永続ボリュームを作成するには、USB ドライブに最低 1088 MB の空き容量が必要です。
- 指定可能な最大ボリュームサイズは 4095 MB です。
Ext4 ファイルシステムで永続ボリュームのイメージが作成されます。
手順 3
必要に応じて、永続ボリューム内に Rescue Disk の全てのデータを保存します。
行う場合は、キーボードの [ Y キー ] を押します。
手順 4
下記が表示されたら、キーボードの [ Y キー ] を押してコンピューターを再起動します。
Rescue Disk の永続ボリュームが、USB ドライブに作成されます。
USB ドライブ上の永続ボリュームを削除する方法
手順 1
Windows を起動し、永続ボリュームを設定した USB ドライブを接続します。
手順 2
USB ドライブ内の [ data ] フォルダ内にある [ krd.ds ] ファイルを削除します。
永続ボリュームの作成時に発生する場合がある問題
1 点目:
すでに USB ドライブ内に永続ボリュームが存在する場合、システムを再起動し、既存の永続ボリュームを切断するよう求めるメッセージが表示されます。
解決策:
- Rescue Disk の起動時に [ Kaspersky Rescue Disk. Graphic mode ] を選択 し、キーボードの [ E キー ] を押します。
- 以下の画面が表示されたら、カーソルキーを操作して 2 行目の末尾("dostartx" の後ろ)にカーソルを合わせ、キーボードの [ スペースキー ] を押してから [ backstore=off ] と入力します。
- キーボードの [ Ctrl キー ] を押しながら [ X キー ] を押します。
- Rescue Disk の起動が完了したら、左下の [ K ] マークをクリックし、[ System ] - [ Create persistent volume ] の順に選択します。
- キーボードの [ B キー ] または [ D キー ] を押します。本画面では、[ K キー ] も利用できます。
- K キー:既存の永続ボリュームを保存して終了する。
- B キー:既存の永続ボリュームのバックアップコピーを作成し、新しい永久ボリュームを作成する。
- D キー:既存の永続ボリュームを削除し、新しい永続ボリュームを作成する。
2 点目:
USB ドライブ上に永続ボリュームを作成するのに必要な空き容量がない場合、以下のエラーが表示されます。
3 点目:
Rescue Disk が CD / DVD または DD モードが オン の USB ドライブ に保存されている場合、以下のエラーが表示されます。