システム整合性保護(System Integrity Protection: SIP)を有効または無効にする方法(macOS)
更新日: 2023年08月02日
Article ID: 15323
システム整合性保護(System Integrity Protection: SIP)は、保護されたファイルやフォルダを改ざんしようとする悪質なソフトウェアからデータを守る macOS の機能です。初期設定で有効に設定されています。
ご注意:
セキュリティレベルが低下する為、カスタマーサービスから依頼を受けた場合を除き、無効にすることはおすすめしません。
システム整合性保護 を無効にする
- macOS をリカバリーモードで起動します。
リカバリーモードで起動するには、macOS を再起動させ、起動音が鳴ってから Command キー(⌘)と R キー を同時に押し続けます。Apple ロゴ、回転する地球儀、その他の起動画面が表示されたら、キーから指を放します。
- [ macOS ユーティリティ ] 画面が表示されたら、メニューバーで [ ユーティリティ ] - [ ターミナル ] の順にクリックします。
- ターミナルの画面が表示されたら、次の文字列を空白も含めて入力し、キーボードの Enter キー を押します。
csrutil disable
以下の画像のように、「 Successfully disabled System Integrity Protection. 〜 」と表示されたら、正常に完了です。
- メニューバーで、[ アップルマーク ] - [ 再起動 ] の順にクリックし、macOS を通常起動します。
以上で完了です。システム整合性保護 が 無効 になりました。
システム整合性保護 を有効にする
- macOS をリカバリーモードで起動します。
リカバリーモードで起動するには、macOS を再起動させ、起動音が鳴ってから Command キー(⌘)と R キー を同時に押し続けます。Apple ロゴ、回転する地球儀、その他の起動画面が表示されたら、キーから指を放します。
- [ macOS ユーティリティ ] 画面が表示されたら、メニューバーで [ ユーティリティ ] - [ ターミナル ] の順にクリックします。
- ターミナルの画面が表示されたら、次の文字列を空白も含めて入力し、キーボードの Enter キー を押します。
csrutil enable
以下の画像のように、「 Successfully enabled System Integrity Protection. 〜 」と表示されたら、正常に完了です。
- メニューバーで、[ アップルマーク ] - [ 再起動 ] の順にクリックし、macOS を通常起動します。
以上で完了です。システム整合性保護 が 有効 になりました。