Kaspersky Security Center でリモートインストールタスクを削除しようとすると「System error 0x203A (サーバーは運用ではありません)」または「Failed to delete task. Access denied」と表示される場合

更新日: 2023年12月26日 Article ID: 15487
 
 
 
 
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  • Kaspersky Security Center 14.2 (バージョン 14.2.0.26967)
  • Kaspersky Security Center 14 (バージョン 14.0.0.10902)
  • Kaspersky Security Center 13.2 (バージョン 13.2.0.1511)
  • Kaspersky Security Center 13.1 (バージョン 13.1.0.8324)
  • Kaspersky Security Center 13 (バージョン 13.0.0.11247)
 
 
 
 

問題

管理サーバー または スタンドアロンコンソールがインストールされている管理者のコンピューターで、リモートインストールタスクを削除しようとすると、[ System error 0x203A (サーバーは運用ではありません) ] または「Failed to delete task [ タスク_名 ]. Access denied」(ここで [タスク_名 ] は管理者が指定した Kaspersky Security Center のタスク名です。) と表示される場合があります。

管理サーバーがインストールされている端末のカスペルスキーイベントログには、下記のイベントが記録される場合があります :

Failed to delete group policy object 'LDAP://CN={C4179929-65C1-449C-A3C0-D8E85CC08422},CN=Policies,CN=System,DC=bn,DC=loc': 'System error 0x203A (サーバーは運用ではありません)'

原因

このエラーは、[ Active Directory のグループポリシーにパッケージのインストールを割り当てる ] オプションを オン にしてリモートインストールタスクを削除しようとすると発生します。

Active Directory のグループポリシーを介してリモートインストールタスク を実行すると、セキュリティグループとグループポリシーオブジェクトが対応するドメインコントローラーに作成されます。そのようなタスクを削除すると、対応する Active Directory オブジェクトは、タスク設定で指定されたユーザーアカウントを通じて削除されます

このエラーは、Active Directory レベルの問題がある、またはタスク設定で指定された資格情報の誤り(古いパスワード、アクティブでないユーザーアカウントなど)が原因で発生する可能性があります。

解決策

下記に記載の内容をお試し頂いた後、もう一度タスクの削除をお試しください:

  • タスクを起動するユーザーアカウントの正しいパスワードを指定します。
  • タスクのプロパティでユーザーアカウント情報を更新します。アカウントがアクティブであること、パスワードが正しいこと(管理者に正しく伝わっている事)、アカウントに必要なすべての権限があることを確認してください。こちらの手順 を使用してください。
  • リモートインストールタスクのプロパティで [ Active Directory のグループポリシーにパッケージのインストールを割り当てる ] チェックボックスを オフ にします。先に、管理対象デバイスをタスクスコープから除外する必要がある場合があります。
  • Active Directory レベルの問題が原因の [ サーバーは運用ではありません ] エラーを修正する方法については、マイクロソフトのサポートページ に記載の内容に従ってください。
 
 
 
 
 
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