Windows 10 / 11 でカスペルスキー製品に課される制限
更新日: 2023年07月14日
Article ID: 15972
クリックして、本記事の内容が当てはまる製品とバージョンを確認してください。
- カスペルスキー フリー
- カスペルスキー スタンダード、プラス、プレミアム
- カスペルスキー インターネット セキュリティ
- カスペルスキー スモール オフィス セキュリティ
- カスペルスキー セキュアコネクション
カスペルスキーのアプリケーションは、Windows 10 / 11 に対応しています:
- Windows 11 の 64 ビット版のオペレーティングシステムのみ対応しています。
- Windows Subsystem for Linux 2(WSL2)には対応していません。
Windows 11 をご利用の場合は、カスペルスキーの Web サイト から対応するアプリケーションのバージョンをダウンロードし、インストールしてください。
カスペルスキー製品は、次の場合に制限付きで機能します:
- Windows 10 / 11 が Out Of Box Experience(OOBE)状態にある場合
- Device Guard モード(マルウェアに対抗して、コンピューターシステムを強化するために設計された機能グループ)が Windows 10 / 11 でオンになっている場合
このモードは、Windows 10 のバージョン 22H2 および Windows 11 を除く、ほとんどのバージョンでデフォルトで無効になっています。
Windows 10 のバージョン 22H2 および Windows 11 では、特定の条件を満たせば、デフォルトで有効にすることができます。
異なるバージョンの Windows を使用しており、互換性に問題がある場合は、お問い合わせのトピックを選択し、フォームに記入して、カスタマーサービス へお問い合わせください。
Windows 10 / 11 で OOBE の状況にある時にカスペルスキー 製品に課される制限
Windows 10 / 11 にアップグレードし、適用を実行した後、カスペルスキー 製品のコンポーネントおよびプロセスがすぐに開始されない場合があります。それらは、OOBE(Out Of Box Experience)ウィザードを終了するまで開始できません。
カスペルスキー 製品によって、主なコンポーネントおよびプロセスが異なる場合があります。お使いの製品で利用可能なコンポーネントおよびプロセスについては、オンラインヘルプ をご参照ください。
製品のメインコンポーネントとプロセスに含まれるもの:
- デバイスパフォーマンスの最適化:デバイスの動作を遅くする問題を検索
- デバイスパフォーマンスの最適化:製品の自動起動を設定
- デバイスパフォーマンスの最適化:サイズの大きいファイルを検索
- デバイスパフォーマンスの最適化:重複を検索
- デバイスパフォーマンスの最適化:未使用のファイルを検索
- ハードドライブ状態モニター
- ゲーミングモード
- サイレントモード
- Web カメラ・マイク保護
- アプリケーションアップデーター
- プライバシークリーナー
- アカウントチェック
- 製品インターフェース
- ファイルアンチウイルス
- メールアンチウイルス
- IM-アンチウィルス
- アップデート
- ヒューリスティック保護
- プロアクティブディフェンス
- 脆弱性攻撃ブロック
- アプリケーションコントロール
- アンチブロッカー
- ルートキットからの保護
- ファイアウォール
- ネットワークモニター
- カスペルスキーによる危険サイト診断
- 保護されたブラウザー
- ネット決済保護
- Kaspersky Security Network
- 迷惑メール対策
- バナー広告対策
- プライベートブラウジング
- フィッシングからの保護
- 仮想キーボード
- データ入力の保護
- Web トラッキング防止
- パスワード保護
- 詳細設定
- スキャン設定
- パフォーマンス設定
- タスクマネージャー
- Wi-Fi のセキュリティ通知
- カスペルスキー プロテクション センター サービス
- オンライン管理
- ソーシャルネットワーク(Facebook、Twitter、VKontakte)
- マイ カスペルスキー
- バックアップと復元
- 未使用のデータクリーナー
- ファイルシュレッダー
- データ暗号化
- 製品インターフェースからのカスペルスキー パスワードマネージャーのインストール
- カスペルスキー パスワードマネージャー
- パスワードの作成と変更の管理
- ニュース
- 自分のネットワーク内のデバイス
- 脆弱な設定制御
- お子様の端末利用の判定
15 分以内に OOBE ウィザードが完了したという通知が製品に受信されなかった場合、リストに挙げたコンポーネントやプロセスが自動で開始されます。
Windows 10 / 11で Device Guard が有効な場合の制限
Windows 10 / 11 の設定で Device Guard が有効な場合、下記の機能は利用できません:
- Windows 10 (バージョン 1607, 1703, 1709):
- 不正ロック対策
- クリプトウイルスからの保護
- Windows 10 (バージョン 1803, 1809, 1903, 2004)
カスペルスキー スタンダード、プラス、プレミアムの場合、Windows 10 (バージョン 20H2、21H1、21H2) および Windows 11 :- クリップボードの保護
- キーボードとマウスのエミュレーターソフトウェアからのブラウザーの保護
- 遠隔管理アプリケーションからの保護
- ブラウザーの保護(API による管理、ブラウザーウィンドウへの危険なメッセージを使用した攻撃からの保護、メッセージキュー管理からの保護)
- UMCI モードが 有効 な場合の不正ロックの検出
Windows 10 (バージョン 1703, 1709, 1803) の環境で 2018 年 9 月 17 日 以降の Windows 更新プログラム(詳細は Microsoft のサポートサイト をご参照ください)がインストールされていない場合、Device Guardを有効にすると、次の問題が発生する可能性があります:
- カスペルスキー 製品のインストールが許可されない場合があります。自動でインストールされない場合は、Device Guard モードをオフにするかアップデートをダウンロードしてインストールすることを推奨します。
- カスペルスキー 製品のインストール時に、Windows 10 アップデートを 17.09.2018 からロールバックし、コンピューターを再起動すると、ブルースクリーンエラー(Blue Screen of Death、BSOD)により、オペレーティングシステムがクラッシュする場合があります。
- カスペルスキー 製品のインストール時に、Device Guard をオンにし、コンピューターを再起動すると、ブルースクリーンエラーにより、オペレーティングシステムがクラッシュする場合があります。
Device Guard モードを無効にするには、Microsoft の Web サイト の手順に従ってください。