Kaspersky Security Center for Linux のトレースファイルを取得する方法

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Kaspersky Security Center for Linux のトレースファイルを取得する方法

更新日: 2024年4月12日 Article ID: 15743

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Kaspersky Security Center 15 for Linux（バージョン 15.0.0.12912）
Kaspersky Security Center 14.2 for Linux（バージョン 14.2.0.23324）
Kaspersky Security Center 14 for Linux（バージョン 14.0.0.4490）

カスペルスキーテクニカルサポートへのリクエストを作成する際にトレースファイルを送信するよう依頼される場合があります。これは、トレースファイルに診断情報が含まれているためです。

Kaspersky Security Center for Linux がインストールされているサーバーで手動でトレースを有効にするか、または ksctrace.zip アーカイブの既製のスクリプトを使用することができます。

Kaspersky Security Center for Linux の管理サーバーのトレースファイルを収集する方法

ksctrace.zip アーカイブのスクリプトを使用してトレースログを有効または無効にする場合は、ksctrace.zip アーカイブをダウンロードします。トレースログを手動で有効または無効にすることもできます。
以下のようにトレースログを有効にします：
- Kaspersky Security Center 標準インストール用にスクリプトを使用して有効化：
  bash ./ksc_adminserver_trace_4.sh
- Kaspersky Security Center 標準インストール用に手動で有効化：
  mkdir -p /etc/opt/kaspersky/klnagent_srv/1103/1.0.0.0/Debug
  echo -n 4 > /etc/opt/kaspersky/klnagent_srv/1103/1.0.0.0/Debug/TraceLevel
  echo -n "/tmp" > /etc/opt/kaspersky/klnagent_srv/1103/1.0.0.0/Debug/TraceDir
  echo -n 8192 > /etc/opt/kaspersky/klnagent_srv/1103/1.0.0.0/Debug/TraceMaxSizeMB
  
  mkdir -p /etc/opt/kaspersky/klnagent_srv/1093/1.0.0.0/Debug
  echo -n 4 > /etc/opt/kaspersky/klnagent_srv/1093/1.0.0.0/Debug/TraceLevel
  echo -n "/tmp" > /etc/opt/kaspersky/klnagent_srv/1093/1.0.0.0/Debug/TraceDir
  echo -n 8192 > /etc/opt/kaspersky/klnagent_srv/1093/1.0.0.0/Debug/TraceMaxSizeMB
  
  sudo killall -USR1 klserver
  sudo killall -USR1 klnagent
- フェイルオーバーインストール用にスクリプトを使用して有効化：
  bash ./ksc_klfoc_trace_4.sh
- フェイルオーバーインストール用に手動で有効化：
  mkdir -p /etc/opt/kaspersky/klnagent_klfoc/1103/1.0.0.0/Debug
  echo -n 4 > /etc/opt/kaspersky/klnagent_klfoc/1103/1.0.0.0/Debug/TraceLevel
  echo -n "/tmp" > /etc/opt/kaspersky/klnagent_klfoc/1103/1.0.0.0/Debug/TraceDir
  echo -n 8192 > /etc/opt/kaspersky/klnagent_klfoc/1103/1.0.0.0/Debug/TraceMaxSizeMB
  
  mkdir -p /etc/opt/kaspersky/klnagent_klfoc/KLFOC/1.0.0.0/Debug
  echo -n 4 > /etc/opt/kaspersky/klnagent_klfoc/KLFOC/1.0.0.0/Debug/TraceLevel
  echo -n "/tmp" > /etc/opt/kaspersky/klnagent_klfoc/KLFOC/1.0.0.0/Debug/TraceDir
  echo -n 8192 > /etc/opt/kaspersky/klnagent_klfoc/KLFOC/1.0.0.0/Debug/TraceMaxSizeMB
  
  mkdir -p /etc/opt/kaspersky/klnagent_klfoc/1093/1.0.0.0/Debug
  echo -n 4 > /etc/opt/kaspersky/klnagent_klfoc/1093/1.0.0.0/Debug/TraceLevel
  echo -n "/tmp" > /etc/opt/kaspersky/klnagent_klfoc/1093/1.0.0.0/Debug/TraceDir
  echo -n 8192 > /etc/opt/kaspersky/klnagent_klfoc/1093/1.0.0.0/Debug/TraceMaxSizeMB
  
  sudo killall -USR1 klfoc
  sudo killall -USR1 klserver
  sudo killall -USR1 klnagent
問題を再現します。
以下のようにトレースログを無効にします：
- Kaspersky Security Center 標準インストール用にスクリプトを使用して無効化：
  bash ./ksc_adminserver_trace_off.sh
- Kaspersky Security Center 標準インストール用に手動で無効化：
  rm -rf /etc/opt/kaspersky/klnagent_srv/1103/1.0.0.0/Debug
  rm -rf /etc/opt/kaspersky/klnagent_srv/1093/1.0.0.0/Debug
  sudo killall -USR1 klserver
  sudo killall -USR1 klnagent
- フェイルオーバーインストール用にスクリプトを使用して無効化：
  bash ./ksc_klfoc_trace_off.sh
- フェイルオーバーインストール用に手動で無効化：
  rm -rf /etc/opt/kaspersky/klnagent_klfoc/1103/1.0.0.0/Debug
  rm -rf /etc/opt/kaspersky/klnagent_klfoc/KLFOC/1.0.0.0/Debug
  rm -rf /etc/opt/kaspersky/klnagent_klfoc/1093/1.0.0.0/Debug
  sudo killall -USR1 klfoc
  sudo killall -USR1 klserver
  sudo killall -USR1 klnagent
収集したトレースファイルとその他の指定された情報をカスペルスキーテクニカルサポートに送信します。
既定では、管理サーバーのトレースファイルは /tmp ディレクトリに記録され、collect.sh スクリプトを使用してレポートにまとめられます。

Linux 用ネットワークエージェントのトレースファイルを収集する方法

ksctrace.zip アーカイブのスクリプトを使用してトレースログを有効または無効にする場合は、ksctrace.zip アーカイブをダウンロードします。トレースログを手動で有効または無効にすることもできます。
以下のようにトレースログを有効にします：
- スクリプトを使用してレベル 4（既定）の有効化：
  bash ./ksc_nagent_linux_trace_4.sh
- 手動でレベル 4（既定）の有効化：
  mkdir -p /etc/opt/kaspersky/klnagent/1103/1.0.0.0/Debug
  echo -n 4 > /etc/opt/kaspersky/klnagent/1103/1.0.0.0/Debug/TraceLevel
  echo -n "/opt/kaspersky/klnagent64/sbin" > /etc/opt/kaspersky/klnagent/1103/1.0.0.0/Debug/TraceDir
  
  sudo killall -USR1 klnagent
- スクリプトを使用してレベル 5（テクニカルサポートの担当者からの指示があった場合）の有効化：
  bash ./ksc_nagent_linux_trace_5.sh
- 手動でレベル 5（テクニカルサポートの担当者からの指示があった場合）の有効化：
  mkdir -p /etc/opt/kaspersky/klnagent/1103/1.0.0.0/Debug
  echo -n 5 > /etc/opt/kaspersky/klnagent/1103/1.0.0.0/Debug/TraceLevel
  echo -n "/opt/kaspersky/klnagent64/sbin" > /etc/opt/kaspersky/klnagent/1103/1.0.0.0/Debug/TraceDir
  
  sudo killall -USR1 klnagent
問題を再現します。
以下のようにトレースログを無効にします：
- スクリプトを使用して無効化：
  bash ./ksc_nagent_linux_trace_off.sh
- 手動で無効化：
  rm -rf /etc/opt/kaspersky/klnagent/1103/1.0.0.0/Debug
  sudo killall -USR1 klnagent
収集したトレースファイルとその他の指定された情報をカスペルスキーテクニカルサポートに送信します。
既定では、管理サーバーのトレースファイルは /opt/kaspersky/klnagent64/sbin ディレクトリに記録され、collect.sh スクリプトを使用してレポートにまとめられます。

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