ルールでのメッセージスキャンイベント通知の設定

1 つまたは複数のルールで、メッセージスキャンのイベントに関するメール通知の配信を設定できます。

管理者、送信者、メッセージの受信者、またはその他の受信者に対して、次のメッセージスキャンイベントに関するメール通知の配信を設定できます：

検知された悪意のあるオブジェクト
暗号化されたオブジェクト
スキャンエラー
検出したコンテンツフィルタリングの問題
フィッシングメッセージ
添付ファイルで検知されたマクロ

メッセージスキャンのイベント通知を設定するには：

Web インターフェイスのメインウィンドウで管理コンソールツリーを開き、［ルール］セクションを選択します。
ルールリストでルールの名前をクリックして、通知の配信を設定するルールを開きます。
［通知］セクションを選択します。
通知の配信を設定するメッセージスキャンイベントを選択します。
たとえば、［検知された悪意のあるオブジェクト］セクションを選択できます。
選択したイベントの名前が付いた設定のグループで（［検知された悪意のあるオブジェクト］など）、設定の名前の横にあるチェックボックスをオンにします：
- 管理者に通知 - Kaspersky Security 8 for Linux Mail Server 管理者のアドレスに対して選択したイベントに関する通知の配信を有効にする場合。
- 送信者に通知 - メール送信者のアドレスに対して選択したイベントに関する通知の配信を有効にする場合。
- 受信者に通知 - メッセージ受信者のアドレスに対して選択したイベントに関する通知の配信を有効にする場合。
- その他のアドレス - 追加のメールアドレスに対して選択したイベントに関する通知の配信を有効にする場合。
メッセージ受信者のアドレスへの通知の配信を有効にした場合は、メッセージ受信者への通知の配信を設定します。この操作には、次の手順を実行します：
1. ［受信者に通知］の設定名の右にあるリンクをクリックして、［ユーザー通知設定］ウィンドウを開きます。
2. 次のいずれかのオプションを選択します：
  - 通知のみ - 受信者に対して元のメッセージなしの通知の配信を設定する場合。
  - (非推奨)元のメッセージを添付して通知(注意：元のメッセージに対する駆除、削除は行われません。感染のリスクが高まります。) - 受信者に対して元のメッセージの添付ファイル付きで通知の配信を設定する場合。
3. ［OK］をクリックします。
  ［ユーザー通知設定］ウィンドウが閉じます。
追加のメールアドレスに対して通知の配信を有効にした場合、通知受信者の追加のメールアドレスを指定します。この操作には、次の手順を実行します：
1. ［その他のアドレス］の設定名の右にあるリンクをクリックして、［通知するアドレス］ウィンドウを開きます。
2. ［通知するアドレス］に、通知の受信者のメールアドレスを入力します。
  メールアドレスは 1 回に 1 つ入力します。追加するすべてのメールアドレスについて、リストにアドレスを追加する操作手順を繰り返します。
  
  記号「*」および「?」を使用してアドレスマスクを作成できます。また、接頭辞「reg:」で始まる正規表現を使用できます。
  
  正規表現では、大文字と小文字は区別されません。
3. 入力フィールドの右側にある、項目の追加用のボタンをクリックします。
  通知受信者の追加のメールアドレスのリストは、項目の追加用のボタンの下にあるフィールドに集められます。
4. ［OK］をクリックします。
  ［通知するアドレス］ウィンドウが閉じます。
作業領域の下部にある［適用］をクリックします。