セットアップウィザードのインターフェイスは、一連のステップで構成されます。Kaspersky Endpoint Security 10 for Windows のセットアップウィザードを開始するには、インストールパッケージを(Kaspersky Lab の Web サイトから)ダウンロードし、実行します。
Kaspersky Endpoint Security 10 for Windows のステップごとのインストールガイド:
セットアップウィザードを開始するには、インストールパッケージを実行します。
ステップ 1:システム要件の確認
最初のステップでは、Kaspersky Endpoint Security 10 for Windows をインストールするためのシステム要件をコンピューターが満たしているかを確認します。
- システム要件の確認:
- 新しいソフトウェアをインストールする権限
これらの条件を満たしていないと判定された場合は、メッセージが表示されます。
条件を満たしている場合、セットアップウィザードは他のアンチウイルス製品がインストールされていないかシステムをスキャンします。同じコンピューターで同時に複数のアンチウイルス製品を実行すると発生する可能性が高いソフトウェアの競合を避けるためです。
Kaspersky Endpoint Security 10 for Windows と競合する製品のリスト。
Kaspersky Anti-Virus for Windows Workstations バージョン 6.0.3.x/6.0.4.x または Kaspersky Endpoint Security 8 for Windows のいずれかがインストールされている場合、それらは自動的にアップグレードされます。継承可能な関連データ(アクティベーションキー、アプリケーション設定)はすべて保存され、インストール後の Kaspersky Endpoint Security 10 for Windows で使用されます。
ステップ 2
2 番目のステップは、[初期セットアップ]画面です。
ステップ 3:使用許諾契約書
使用許諾契約書を読み、それに同意する場合は、[同意する]をオンにします。
ステップ 4:Kaspersky Security Network
このステップでは、Kaspersky Security Network への参加をご案内します。
KSN に関する声明をお読みください。同意する場合は、[Kaspersky Security Network への参加に同意する]をオンにします。
ステップ 5:セットアップ種別の選択
このステップでは、必要なインストール種別を選択できます:
- 基本インストール:プロテクション機能のみがインストールされます。
- 標準インストール:すべての管理機能とプロテクション機能がインストールされます。
- 完全インストール:データ暗号化を含むすべての機能がインストールされます。
データ暗号化機能
インストール種別と機能のインストールの詳細を確認する。
カスタムインストールでは、インストールするプロテクション機能および設定する他のオプションを選択できます。
ステップ 6:カスタムインストール
前のステップで[カスタムインストール]を選択した場合にのみ表示されます。
インストールするプロテクション機能を定義します。
プロテクション機能、各機能で実行するタスク、そのサイズに関する情報を表示するフィールドがあります。
上の図は、ワークステーションにインストールする場合の機能のリストを表示しています。サーバーにインストールする場合は、利用できる機能の数が異なります。
ステップ 7:インストールフォルダーの選択
[カスタムインストール]を選択した場合にのみ表示されます。
既定では、Kaspersky Endpoint Security 10 for Windows のインストールフォルダーは次のとおりです:
- 32 ビットオペレーティングシステムのディスク :\Program Files\Kaspersky Lab\Kaspersky Endpoint Security 10 for Windows\
- 64 ビットオペレーティングシステムのディスク :\Program Files (x86)\Kaspersky Lab\Kaspersky Endpoint Security 10 for Windows\
ステップ 8:信頼リストの設定
[カスタムインストール]を選択した場合にのみ表示されます。
[Microsoft が推奨する領域をスキャン範囲から除外する]と[Kaspersky Lab が推奨する領域をスキャン範囲から除外する]は、それぞれ Microsoft と Kaspersky Lab のスペシャリストが推奨する領域を除外します。
[Microsoft が推奨する領域をスキャン範囲から除外する]は、ファイルサーバー用のオペレーティングシステムに Kaspersky Endpoint Security 10 for Windows をインストールしている場合にのみ使用できます。
ステップ 9:インストールの準備
インストールを妨害できるマルウェアがコンピューター上に存在する場合に備えて、[インストールのプロセスを保護する]をオンにしておいてください。
ただし、Windows リモートデスクトップから Kaspersky Endpoint Security 10 for Windows をインストールする場合は、このオプションをオフにする必要があります。
[avp.com ファイルのパスをシステム変数 %PATH% に追加する]をオンにすると、avp.com のパスがシステム変数 %PATH% に追加されます。
このオプションをオンにしておくと、コマンドラインプロンプトからタスクを実行するときに、実行ファイルのパスを入力する必要がありません。入力が必要なのは、実行ファイルの名前のみです。
ステップ 10:インストール
Kaspersky Endpoint Security 10 for Windows のインストールには少し時間がかかります。
インストールが完了すると、初期設定ウィザードが開始されます。このウィザードにより、Kaspersky Endpoint Security 10 for Windows のアクティベーション を行い、システムに存在するソフトウェアに関する情報を収集できます。