[<新しいスキャン範囲>]ウィンドウ
このウィンドウでは、アンチクリプターの保護範囲の追加や設定ができます。
保護範囲設定
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設定
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説明
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範囲名
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保護範囲の名前を入力するフィールド。この名前は、[スキャン範囲]ウィンドウの表で表示されます。
この入力フィールドを空白のままにすることはできません。
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この範囲を使用する
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このチェックボックスでは、製品がこの範囲をスキャンするかどうかを選択します。
このチェックボックスをオンにすると、コンポーネントの動作中にこの保護範囲が処理されます。
このチェックボックスをオフにすると、コンポーネントの動作中にこの保護範囲は処理されません。このチェックボックスをオンにすることにより、後からこの範囲をコンポーネントの動作設定に含めることができます。
既定では、このチェックボックスはオンです。
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ファイルシステム、アクセスプロトコル、パス
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これらの設定では、スキャン範囲を設定できます。
ファイルシステムのドロップダウンリストで、ファイルシステムの種別を選択できます:
- Local – ローカルディレクトリ。
- Shared – Samba または NFS プロトコルでアクセス可能なサーバーファイルシステムリソースを表示します。
- 共有済みのすべての場所(既定値)– Samba および NFS プロトコルでアクセス可能なすべてのサーバーファイルシステムリソースを表示します。
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ファイルシステムのドロップダウンリストで Shared を選択した場合は、右側のドロップダウンリストでリモートアクセスプロトコルを選択できます:
- NFS – NFS プロトコルを使用してデバイスにマウントされるリモートディレクトリ。
- Samba – Samba プロトコルを使用してデバイスにマウントされるリモートディレクトリ。
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ファイルシステムのドロップダウンリストで Local を選択した場合は、保護範囲に追加するディレクトリのパスを入力フィールドに入力できます。パスの指定にマスクを使用できます。
アスタリスク記号「*」を使用して、ファイル名またはディレクトリ名のマスクを作成できます。
ファイル名またはディレクトリ名の「/」記号の前にある任意の文字数の文字列(0 文字の場合を含む)を表す「*」記号を 1 つ指定することができます。例:「/dir/*/file」または「/dir/*/*/file」
2 つの連続する「*」記号は、ファイル名またはディレクトリ名における「/」記号を含む任意の文字数の文字列(0 文字の場合も含む)を示します。例:「/dir/**/file*/」または「/dir/file**/」
アスタリスク記号を 2 文字連続させた「**」というマスク表現は、ディレクトリ名で 1 回のみ使用できます。たとえば、「/dir/**/**/file」は不適切なマスク表現となります。
マウントポイント /dir を除外するには、/dir (アスタリスク記号(*)なし)を特に示す必要があります。
マスク /dir/* では、/dir のすぐ下のレベルですべてのマウントポイントが除外されますが、/dir 自身は除外されません。/dir/** では、/dir よりも下の全レベルですべてのマウントポイントが除外されますが、/dir 自身は除外されません。
ファイル名またはディレクトリ名には、? 文字を使用して任意の文字を表示できます。
このフィールドを空白のままにすることはできません。
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マスク
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このリストには、アンチクリプターコンポーネントの動作中にスキャンするオブジェクト名のマスクが含まれます。
既定では、すべてのオブジェクトを示すマスク「*」がリストに含まれています。
マスクは、追加、編集、削除できます。
[削除]をクリックすると、選択した項目が表から削除されます。
このボタンは、少なくとも 1 つの項目を表から選択している場合に使用できます。
選択した要素の設定が、別のウィンドウで変更されます。
[追加]をクリックすると、新しい項目を設定できるウィンドウが表示されます。
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