Kaspersky Endpoint Security for Linux

タスクを管理するコマンド

kesl-control --get-task-list

このコマンドは、既存タスクのリストを出力します。

コマンド構文

kesl-control [-T] --get-task-list [--json]

引数とオプション

--json を指定すると、設定はJSON形式で出力されます。

kesl-control --get-task-state

このコマンドは、指定されたタスクのステータスを出力します。

コマンド構文

kesl-control [-T] --get-task-state <タスク ID / 名> [--json]

引数とオプション

<タスク ID / 名> は、タスク作成時に割り当てられたID、またはコマンドラインでのタスク名です。

--json を指定すると、設定はJSON形式で出力されます。

kesl-control --create-task

このコマンドは、既定または設定情報ファイルで指定された設定で、指定されたタイプのタスクを作成します。

コマンド構文

既定でタスクを作成します：

kesl-control [-T] --create-task <タスク名> --type <タスクの種別>

設定情報ファイルの設定でタスクを作成します：

kesl-control [-T] --create-task <タスク名> --type <タスクの種別> --file <設定情報ファイルへのパス> [--json]

引数とオプション

<タスク名>は、新しいタスクに指定する名前です。

<task type> は、作成されたタスクタイプの識別子です。

--file <設定情報ファイルのパス>：設定をインポートする設定情報ファイルからの完全パスです。

--json を指定すると、設定情報ファイルの設定を JSON 形式でインポートします。--json オプションが指定されていない場合、設定は INI ファイルからインポートされます。インポートが失敗すると、エラーが表示されます。

kesl-control --delete-task

このコマンドはタスクを削除します。

コマンド構文

kesl-control [-T] --delete-task <タスク ID / 名>

引数とオプション

<タスク ID / 名> は、タスク作成時に割り当てられたID、またはコマンドラインでのタスク名です。

kesl-control --start-task

このコマンドはタスクを開始します。

コマンド構文

kesl-control [-T] --start-task <タスク ID / 名> [-W] [--progress]

引数とオプション

<タスク ID / 名> は、タスク作成時に割り当てられたID、またはコマンドラインでのタスク名です。

[-W]：現在のイベントの出力を有効にします。

[--progress]：タスクの進行状況を表示します。

kesl-control --stop-task

このコマンドはタスクを停止します。

コマンド構文

kesl-control [-T] --stop-task <タスク ID / 名> [-W]

引数とオプション

<タスク ID / 名> は、タスク作成時に割り当てられたID、またはコマンドラインでのタスク名です。

[-W]：現在のイベントの出力を有効にします。

kesl-control --suspend-task

このコマンドはタスクを一時停止します。

コマンド構文

kesl-control [-T] --suspend-task <タスク ID / 名>

引数とオプション

<タスク ID / 名> は、タスク作成時に割り当てられたID、またはコマンドラインでのタスク名です。

kesl-control --resume-task

このコマンドはタスクを再開します。

コマンド構文

kesl-control [-T] --resume-task <タスク ID / 名>

引数とオプション

<タスク ID / 名> は、タスク作成時に割り当てられたID、またはコマンドラインでのタスク名です。

kesl-control --scan-file

このコマンドは、オブジェクトスキャンタスクを作成して実行します。

コマンド構文

kesl-control [-T] --scan-file <パス> [--action <処理>]

引数とオプション

<path>：スキャンしたいファイルやディレクトリへのパスです。スペースで区切って複数のパスを指定することもできる。

--action <action> は、感染したオブジェクトに対してアプリケーションが実行する処理です。--action オプションを指定しないと、アプリケーションは推奨される処理を実行します。

kesl-control --scan-container

このコマンドは、コンテナまたはイメージのカスタムスキャンタスクを作成して実行します。

コマンド構文

kesl-control [-T] --scan-container <コンテナ / イメージ[:タグ]>

引数とキー

<コンテナ / イメージ [:タグ ]>：コンテナ / イメージ ID / 名。マスクを使用して複数のオブジェクトをスキャンできます。