Kaspersky Endpoint Security for Linux

プロセスの終了

プロセスの終了]タスクを使用して、デバイス上のプロセスをリモートで終了できます。

終了できるのは次の通りです:

  • 悪意のあるアクティビティの結果としてデバイス上で開始されたプロセス。
  • ユーザーによって開始されたプロセス。たとえば、[プロセスの開始タスクを使用して開始したプロセスをリモートで終了できます。
  • スクリプト。たとえば、[プロセスの開始タスクを使用して開始したスクリプトをリモートで終了できます。
  • ユーティリティ。たとえば、[プロセスの開始タスクを使用して起動されたインターネットスピードテストユーティリティをリモートで終了できます。
  • アプリケーション。

システムクリティカルオブジェクト(SCO)のプロセスを終了することはできません。SCO には、オペレーティング システムと Kaspersky Endpoint Security アプリケーションの動作に必要なファイルが含まれています。

Web コンソールで、[プロセスの終了]タスクを作成して実行したり、その設定を編集したりできます。

コマンドラインで[プロセスの終了]タスクを作成、実行、または設定することはできません。Web コンソールで作成された[プロセスの終了]タスクを、kesl-control --get-task-list コマンドを使用してコマンドラインで表示することはできません。

プロセスタスク設定の終了

設定

説明

プロセスを終了させたいファイルを指定します

ドロップダウンリストで、ファイルへのパスを指定する方法を選択できます:

  • ディレクトリおよびチェックサムへのパスによる
  • 完全パス
  • PID 別

PID 別]の値は、デバイスプロパティで作成されたタスクのドロップダウンリストにのみ表示されます。

ファイルへの完全パス

ファイルへの完全パスを入力するフィールド。

このフィールドは、[プロセスを終了させたいファイルを指定してください ]ドロップダウンリストで[完全パス]を選択した場合にのみ表示されます。

チェックサム種別

このドロップダウンリストでは、ファイルのチェックサム種別を選択できます:

  • MD5
  • SHA256

このドロップダウンリストは、[プロセスの終了を希望するファイルを指定]ドロップダウンリストで[ディレクトリとチェックサムへのパスによる]を選択した場合に表示されます。

ファイルのチェックサム

ファイルのチェックサムを入力するフィールド。

このフィールドは、[プロセスを終了させたいファイルを指定してください]のドロップダウンリストで、[ディレクトリおよびチェックサムへのパスによる]を選択し、 [チェックサム種別]のドロップダウンリストで[MD5]を選択した場合に表示されます。

ディレクトリパス

ファイルディレクトリへのパスを入力するフィールド。

このフィールドは、[プロセスを終了させたいファイルを指定してください]ドロップダウンリストで[ディレクトリおよびチェックサムへのパスによる]を選択した場合に表示されます。

プロセス ID

プロセス ID(PID)入力フィールド。

このフィールドは、[プロセスを終了させたいファイルを指定してください ]ドロップダウンリストで[PID]を選択した場合に表示されます。

プロセスの終了]タスクの結果は、Web コンソールのタスクプロパティの[結果]で確認できます。