Kaspersky Endpoint Security for Linux

自動ネットワーク分離の期間設定

Kaspersky Endpoint Detection and Response Optimum と連携されている場合にのみ、自動ネットワーク分離の期間を設定できます:

[IOC スキャン]タスクによって分離されたデバイスのネットワーク分離は、一定の時間が経過すると自動的に無効になります。このタイムアウトは、Web コンソールのデバイスプロパティとポリシープロパティで設定できます。

デバイスにポリシーが適用されている場合は、ポリシーで指定された設定が適用されます。自動ネットワーク分離タイムアウトはデバイスのプロパティでは設定できません。ポリシーがデバイスに適用されていない場合は、デバイスのプロパティで指定された設定が適用されます。

既定では、ネットワーク分離を有効にしてから 5 時間後に無効にします。ネットワーク分離を無効にすると、デバイスはネットワーク上で制限なく動作できます。

デバイスのプロパティでのネットワーク分離の自動無効化の設定

デバイスのネットワーク分離の自動無効化を設定します:

  1. Web コンソールのメインウィンドウで、アセット(デバイス)管理対象デバイスの順に選択します。

    管理対象デバイスのリストが表示されます。

  2. 必要なデバイスを含む管理グループを選択します。そのためには、管理対象デバイス上部の現在のパスフィールドのリンクをクリックし、開いたウィンドウで管理グループを選択します。

    リストには、選択した管理グループに管理対象デバイスのみが表示されます。

  3. リストからデバイスを見つけて、その名前をクリックします。
  4. これにより、管理対象デバイスの[プロパティ]ウィンドウが開きます。そのウィンドウで、[アプリケーション]タブに移動します。
  5. デバイスにインストールされているアプリケーションの一覧で、Kaspersky Endpoint Security 12.2 for Linux のアプリケーション名をクリックします。
  6. 開いたアプリケーションプロパティウィンドウで、[製品設定]タブで、[Detection and Response]→[Endpoint Detection and Response Optimum]リンクを選択します。
  7. ネットワーク分離]→[デバイスのブロック解除の設定]の順にクリックします。
  8. 開いたデバイスのブロック解除設定ウィンドウで、デバイスのブロック解除設定を指定します。
  9. 変更を保存します。

ポリシーのプロパティでのネットワーク分離の自動無効化の設定

デバイスのネットワーク分離の自動無効化を設定します:

  1. Web コンソールのメインウィンドウで、アセット(デバイス)ポリシーとポリシープロファイルタブを順に選択します。

    ポリシーのリストが表示されます。

  2. ポリシーを適用するデバイスを含む管理グループを選択します。そのためには、ウィンドウ上部の[現在のパス]フィールドのリンクをクリックし、開いたウィンドウで管理グループを選択します。

    リストには、選択した管理グループに設定されているポリシーが表示されます。

  3. リスト内の必要なポリシーの名前をクリックします。

    ポリシーのプロパティウィンドウが表示されます。

  4. [ポリシープロパティ]ウィンドウで、[製品設定]→[Detection and Response]→[Endpoint Detection and Response Optimum]の順に選択します。
  5. ネットワーク分離]→[デバイスのブロック解除の設定]の順にクリックします。
  6. 開いたデバイスのブロック解除設定ウィンドウで、デバイスのブロック解除設定を指定します。
  7. 変更を保存します。