Kaspersky Endpoint Security for Linux

KATA Sandbox との連携の設定を管理するためのコマンド

-X は、KATA サンドボックス連携設定を管理するためのコマンドのグループに、そのコマンドが属することを示す接頭辞です。

kesl-control --add-sandbox-server-certificate

このコマンドは、以前に追加されたサンドボックスサーバー証明書を追加または置換します。

コマンド構文

kesl-control [-X] --add-sandbox-server-certificate <ファイルパス>

引数とキー

<ファイルパス> は、サーバー証明書を含むファイルへのパスです。

kesl-control --remove-sandbox-server-certificate

このコマンドは、サンドボックスサーバーの証明書を削除します。

コマンド構文

kesl-control [-X] --remove-sandbox-server-certificate

kesl-control --query-sandbox-server-certificate

このコマンドは、サンドボックスサーバーの証明書に関する情報を出力します。

コマンド構文

kesl-control [-X] --query-sandbox-server-certificate

kesl-control --add-sandbox-client-certificate

このコマンドは、サンドボックスサーバーへの接続を保護するために使用される、以前に追加されたクライアント証明書を追加または置換します。

コマンド構文

kesl-control [-X] --add-sandbox-client-certificate <ファイルパス>

引数とキー

<ファイルパス>は、クライアント証明書と秘密鍵を含む暗号コンテナ（PFX アーカイブ）のパスです。

kesl-control --remove-sandbox-client-certificate

このコマンドは、サンドボックスサーバーへの接続を保護するために使用されるクライアント証明書を削除します。

コマンド構文

kesl-control [-X] --remove-sandbox-client-certificate

kesl-control --query-sandbox-client-certificate

このコマンドは、クライアント証明書に関する情報を出力します。

コマンド構文

kesl-control [-X] --query-sandbox-client-certificate

kesl-control --sandbox

このコマンドは、スキャン対象のファイルを KATA Sandbox に送信します。

コマンド構文

kesl-control [-X] --sandbox <ファイルパス 1> <ファイルパス 2>

引数とキー

<ファイルパス> はスキャンしたいファイルやディレクトリへのパスです。スペースで区切って複数のパスを指定することもできる。