Kaspersky Endpoint Security for Linux

アプリケーションの動作のための OSnova オペレーティングシステムの設定

OSnova オペレーティングシステムを搭載したデバイスをネットワークエージェントのリモートインストール用に備えます:

  1. /usr/lib/systemd/logind.conf/10-enable-kill-user-processes.conf ファイルを開き、[ログイン]セクションで #KillUserProcesses=yes 行をコメントアウトします。
  2. /usr/lib/NESS/pam-user-session のファイルを開き、#loginctl terminate-session "$XDG_SESSION_ID" 行をコメントアウトします。

OSnova オペレーティングシステムでアプリケーションを実行する場合:

  1. /etc/NESS/systemd/kesl.service.config のファイルを開き、NESSCTX_MODIFY="t+ADDEQUSOCK,OMIT,OMIT_PID,SSUID_SAVE_CTX_PERMANENT" を設定します。
  2. systemctl daemon-reload のコマンドを実行して、サービス設定を更新します。
  3. /etc/sysctl.d/30-disable-ptrace.conf のファイルを開き、kernel.yama.ptrace_scope=0 を設定します。
  4. プロセスメモリとカーネルメモリのスキャンを実行する場合は、カーネル内の mprotect(または PaX)メモリ保護を無効にする必要があります。つまり、カーネルコマンドラインパラメーターに mprotect=off を追加します。詳細については、OSnova のヘルプを参照してください。
  5. オペレーティングシステムを再起動します。