Kaspersky Endpoint Security 10 for Mac

コンポーネントまたはタスクの開始と停止

start コマンドの構文:

kav start <タスクまたはコンポーネントの名前> <レポートのパラメータ>

stop コマンドの構文:

kav stop <タスクまたはコンポーネントの名前>

重要:停止コマンドの実行には管理者権限が必要です。

パラメータの説明

<タスクまたはコンポーネントの名前> - 次のいずれかの値を指定します:

  • fm または file_monitoring - ファイルアンチウイルス
  • wm または web_monitoring - ウェブアンチウイルス
  • ids - ネットワーク攻撃防御
  • full または scan_my_computer - 完全スキャン
  • scan_objects - オブジェクトスキャン
  • quick または scan_critical_areas - 簡易スキャン
  • updater - アップデートタスク
  • rollback - ロールバックタスク

<レポートのパラメータ> - コンポーネントまたはタスクの結果のレポート形式を決定します。ファイルへの絶対パスまたは相対パスを使用できます。このパラメータが定義されていない場合、インターフェイスで設定されたパラメータに従って結果を表示します。

注意:<レポートのパラメータ> は、scan_objects、updater、および rollback の値でのみ使用できます。

次の値が選択できます:

  • -r:<レポートファイル> - 重要なイベントのみを指定されたレポートファイルに記録します。
  • -ra:<レポートファイル> - すべてのイベントを指定されたレポートファイルに記録します。

注意:コマンドプロンプトから開始されるコンポーネントおよびタスクは、インターフェイスで設定されたパラメータを使用して実行されます。

例:

ファイルアンチウイルスを有効にするには、コマンドラインに次のコマンドを入力します:

kav start fm

コマンドラインから完全スキャンを停止するには、次のコマンドを入力します:

kav stop scan_my_computer