[Topic 127691]
SSH プロトコルを使用したインストール
リモートコンピュータに Kaspersky Endpoint Security をインストールする前に、以下の条件が満たされていることを確認してください:
- Kaspersky Security Center の管理サーバが企業ネットワークに導入されている。
- Kaspersky Security Center の管理者用ワークステーションに管理コンソールがインストールされている。
- Kaspersky Endpoint Security のインストールパッケージが作成され、管理サーバの共有フォルダに配置されている。
- Kaspersky Endpoint Security のライセンス情報ファイルが管理サーバの共有フォルダに配置されている(オプション)。
- リモートコンピュータでリモートログインが有効になっている。
- 製品のインストールに使用するコンピュータアカウントが sudoers に含まれている。
SSH プロトコルを使用してクライアントコンピュータに Kaspersky Endpoint Security をインストールする
- Kaspersky Security Center の管理者用ワークステーションで SSH クライアントを起動します。
- リモートコンピュータに接続します。
- 管理サーバの共有フォルダを、リモートコンピュータのネットワークドライブとして接続します。これには、SSH クライアントに次のコマンドを入力します:
mkdir /Volumes/KLSHARE
mount_smbfs //<管理者アカウント>:<パスワード>@<管理サーバの IP アドレス>/KLSHARE /Volumes/KLSHARE
パラメータの説明:
<管理者アカウント>
- 管理サーバの管理者アカウントの名前。<パスワード>
- 管理サーバの管理者のパスワード。<管理サーバの IP アドレス>
- Kaspersky Security Center が稼働しているサーバの IP アドレス。
- インストールスクリプトを実行します。これには、SSH クライアントに次のコマンドを入力します:
cd /Volumes/KLSHARE/<KES のパッケージフォルダ>
sudo ./install.sh
<KES のパッケージフォルダ>
は、Kaspersky Endpoint Security のインストールパッケージが格納されているフォルダです。
重要:このコマンドの実行には管理者権限が必要です。
- リモートコンピュータのネットワークドライブを接続解除します。これには、SSH クライアントに次のコマンドを入力します:
umount /Volumes/KLSHARE
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[Topic 127692]
Kaspersky Security Center を使用したインストール
クライアントコンピュータに Kaspersky Endpoint Security をインストールする前に、以下の条件が満たされていることを確認してください:
- Kaspersky Security Center の管理サーバが企業ネットワークに導入されている。
- Kaspersky Security Center の管理者用ワークステーションに管理コンソールがインストールされている。
- クライアントコンピュータにネットワークエージェントがインストールされている。
- Kaspersky Endpoint Security のインストールパッケージが作成され、管理サーバの共有フォルダに保存されている。
- Kaspersky Endpoint Security のライセンス情報ファイルが管理サーバの共有フォルダに保存されている(オプション)。
- クライアントコンピュータが管理サーバの[管理対象コンピューター]管理グループに追加されている(オプション)。
管理サーバの管理グループの詳細については、Kaspersky Security Center のヘルプを参照してください。
Kaspersky Security Center を使用して、クライアントコンピュータに Kaspersky Endpoint Security をインストールするには、[アプリケーションのリモートインストール]タスクを作成して実行する必要があります。
クライアントコンピュータに Kaspersky Endpoint Security をリモートでインストールするタスクを作成する
- Kaspersky Security Center の管理コンソールを起動します。
- [管理サーバー <サーバ名>]フォルダを展開します。
- [タスク]フォルダを選択します。
- 作業領域で、[新規タスク]をクリックして、新規タスクウィザードを開始します。
- 新規タスクウィザードの手順に従って、クライアントコンピュータにリモートで Kaspersky Endpoint Security をインストールするタスクを作成します。
ウィザードの次の手順に進むには、[次へ]をクリックします。ウィザードの前の手順に戻るには、
をクリックします。ウィザードを途中で停止するには、[キャンセル]をクリックします。
注意:ボタンの外観は、Windows のバージョンによって異なる場合があります。
ステップ 1:タスク種別の選択
- [タスク種別の選択]ウインドウで、[Kaspersky Security Center 11 管理サーバー]フォルダを展開します。
- [アプリケーションのリモートインストール]タスクを選択します。
ステップ 2:インストールパッケージの選択
[インストールパッケージの選択]ウインドウで、次のいずれかを実行します:
- Kaspersky Endpoint Security のインストールパッケージで、必要な設定が指定されているものが以前に作成されている場合は、[インストールパッケージの選択]ウインドウの上部にあるインストールパッケージのリストから該当するインストールパッケージを選択します。
- 必要なインストールパッケージがまだ作成されていない場合は、[新規]をクリックして新規パッケージウィザードを起動します。
ステップ 3:追加アプリケーションのインストール
クライアントコンピュータにネットワークエージェントもインストールする場合は、[詳細]ウインドウで、[このアプリケーションと同時にネットワークエージェントをインストールする]とネットワークエージェントのインストールパッケージ名のチェックボックスをオンにします。
注意:ネットワークエージェントのインストールパッケージは事前に作成しておく必要があります。まだ作成されていない場合は、[新規]をクリックして新規パッケージウィザードを起動します。
ステップ 4:インストールの設定
[設定]ウインドウで、アプリケーションのリモートインストールを設定します。
ステップ 5:インストール後にコンピュータの移動先となる管理グループの選択
必要に応じて、[管理対象デバイスをリストへ移動]ウインドウで、インストール後のコンピュータの移動先となるグループを選択します。
注意:[管理対象デバイスをリストへ移動]ウインドウは、ステップ 3 でネットワークエージェントのインストールを選択した場合に表示されます。
ステップ 6:タスクを割り当てるデバイスの選択
[タスクを割り当てるデバイスの選択]ウインドウで、クライアントコンピュータの指定方法を選択します:
- 管理サーバがネットワークで検出したコンピュータの中から選択する場合は、[ネットワークの管理サーバーによって検出されたデバイスを選択する]を選択します。
- コンピュータの IP アドレスを手動で指定するか、ファイルからコンピュータの IP アドレスをインポートする場合は、[デバイスのアドレスを手動で指定するか、リストからアドレスをインポートする]を選択します。
- 事前に設定された基準に基づいてデバイスを選択するタスクを作成する場合は、[デバイスの抽出にタスクを割り当てる]を選択します。
- 特定の管理グループのコンピュータを選択する場合は、[管理グループにタスクを割り当てる]を選択します。
ステップ 7:クライアントコンピュータの選択
表示されるウインドウで(前のステップで選択したオプションに応じて、[デバイスの選択]、[デバイスの抽出]、[管理グループの選択]のいずれかが表示されます)、クライアントコンピュータの選択、コンピュータの IP アドレスの指定、コンピュータの抽出条件の指定、またはタスクを適用する管理グループの選択を行います。
ステップ 8:タスクを実行するアカウントの選択
[タスクを実行するアカウントの選択]ウインドウで、[アカウントが不要(ネットワークエージェントインストール済み)]をオンにします。
このウィザードを起動する前にネットワークエージェントがインストール済みであることを前提としています。
ステップ 9:タスクスケジュールの設定
- [タスクスケジュールの設定]ウインドウで、[実行予定]ドロップダウンリストから起動方法を選択します。
- 必要に応じて、タスクの自動起動スケジュールを(タスクの起動日時を指定して)設定します。
- アプリケーションがスケジュールに従って起動できない場合(たとえば、スケジュールされた時間にコンピュータの電源がオフであるなど)にタスクを実行する場合は、[未実行のタスクを実行する]をオンにします。
タスクの開始を妨げている障害が取り除かれ次第、タスクを開始します。
ステップ 10:タスク名の指定
[タスク名の定義]ウインドウの[名前]に、作成するタスクの名前を入力します。
ステップ 11:タスクの作成終了
[タスク作成の完了]ウインドウで、次の操作を行います:
- ウィザード終了後にすぐにタスクを開始するには、[ウィザード完了後にタスクを実行する]をオンにします。
- [完了]をクリックして、ウィザードを終了します。
[タスク]フォルダの作業領域に、作成したタスクが表示されます。
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[Topic 127693]
インストールパッケージの作成
[アプリケーションのリモートインストール]タスクを作成する際、既存のインストールパッケージを使用するか新規のインストールパッケージを作成することができます。作成したインストールパッケージのリストを表示するには、[詳細] > [リモートインストール] > [インストールパッケージ]の順にクリックします。
Kaspersky Security Center でインストールパッケージを作成する
- Kaspersky Security Center の管理コンソールを起動します。
- [管理サーバー <サーバ名>]フォルダを展開します。
- コンソールツリーで[詳細]フォルダの[リモートインストール]サブフォルダを選択して、[インストールパッケージ]サブフォルダを選択します。
- 作業領域で[インストールパッケージの作成]をクリックします。
- [インストールパッケージの種別の選択]ウインドウで、[カスペルスキー製品のインストールパッケージを作成する]をクリックします。
- [インストールパッケージ名の定義]ウインドウで、[名前]に新しいインストールパッケージの名前を入力し、[次へ]をクリックします。
- [インストールする配布パッケージの選択]ウインドウで、[参照]をクリックします。
インストールパッケージを作成するためのファイルを選択するウインドウが表示されます。
- Kaspersky Endpoint Security インストールパッケージが含まれたフォルダを開いて、kesmac.kud ファイルを選択します。
[インストールする配布パッケージの選択]ウインドウに、追加したファイルを使用してリモートでインストールするアプリケーションの名前とバージョンが表示されます。
- 必要に応じて、[アップデートをリポジトリからインストールパッケージへコピーする]をオンにして Kaspersky Security Center の保管領域からインストールパッケージにアプリケーションのアップデートをコピーし、[次へ]をクリックします。
[使用許諾契約書とプライバシーポリシー]ウインドウが表示されます。
- [使用許諾契約書とプライバシーポリシー]ウインドウで、使用許諾契約書を読み、[使用許諾契約書の諸条件]と[データの取り扱い方法を記載しているプライバシーポリシー]の両方をオンにして、諸条件に同意することを確認し、[次へ]をクリックします。
インストールパッケージの管理サーバへのアップロードが開始します。アップロードが終了すると、[インストール種別]ウインドウが表示されます。
- [インストール種別]ウインドウで、次の操作を行います:
- [インストールするパッケージ]セクションで、クライアントコンピュータへのインストールでスキップするコンポーネントの名前の横にあるチェックボックスをオフにします。
グラフィカルユーザインターフェイス(GUI)のインストールをスキップすると、ローカルの GUI からの Kaspersky Endpoint Security のアクティベーションの実行、アプリケーションの管理、アプリケーションの設定、Kaspersky Security Network の設定ができなくなります。
- Kaspersky Security Network に関する声明を読む場合、[Kaspersky Security Network 設定]セクションで、[KSN に関する声明]をクリックします。
- に参加する場合、[Kaspersky Security Network への参加に同意する]をオンにして、Kaspersky Security Network の諸条件に対して同意することを確認します。
注意:Kaspersky Security Network に参加するかどうかは、Kaspersky Endpoint Security の使用中にいつでも変更できます。
- [次へ]をクリックします。
指定された設定で、Kaspersky Endpoint Security のインストールパッケージが作成されます。
- ウィザードの最後のウインドウで[完了]をクリックして、新規パッケージウィザードを終了します。
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[Topic 135503]
Kaspersky Security Center を使用したアンインストール
Kaspersky Security Center を使用して、クライアントコンピュータから Kaspersky Endpoint Security を削除する前に、以下の条件が満たされていることを確認してください:
- Kaspersky Security Center の管理サーバが企業ネットワークに導入されている。
- Kaspersky Security Center の管理者用ワークステーションに管理コンソールがインストールされている。
- クライアントコンピュータにネットワークエージェントがインストールされている。
Kaspersky Security Center を使用してクライアントコンピュータから Kaspersky Endpoint Security をアンインストールするには、[アプリケーションのリモートアンインストール]タスクを作成して実行する必要があります。
重要:クライアントコンピュータから Kaspersky Endpoint Security を削除すると、コンピュータが感染する危険性が生じます。
クライアントコンピュータからリモートで Kaspersky Endpoint Security をアンインストールするタスクを作成する
- Kaspersky Security Center の管理コンソールを起動します。
- [管理サーバー <サーバ名>]フォルダを展開します。
- [タスク]を選択します。
- 作業領域で、[新規タスク]をクリックして、新規タスクウィザードを開始します。
- 新規タスクウィザードの手順に従って、クライアントコンピュータからリモートで Kaspersky Endpoint Security をアンインストールするタスクを作成します。
ウィザードの次の手順に進むには、[次へ]をクリックします。ウィザードの前の手順に戻るには、
をクリックします。ウィザードを途中で停止するには、[キャンセル]をクリックします。
注意:ボタンの外観は、Windows のバージョンによって異なる場合があります。
ステップ 1:タスク種別の選択
- [タスク種別の選択]ウインドウで、[Kaspersky Security Center 11 管理サーバー]フォルダを展開します。
- [詳細]フォルダを展開します。
- [アプリケーションのリモートアンインストール]タスクを選択します。
ステップ 2:アンインストールするアプリケーションの選択
[削除するアプリケーションの選択]ウインドウで、[Kaspersky Security Center 11 に対応するアプリケーションをアンインストールする]を選択します。
ステップ 3:アンインストールの設定
[設定]ウインドウで、次の操作を行います:
- [削除するアプリケーション]ドロップダウンリストから、[Kaspersky Endpoint Security 11 for Mac]を選択します。
- [次へ]をクリックします。
- アプリケーションのリモートアンインストールを設定します。
ステップ 4:オペレーティングシステムの再起動方法の選択
[オペレーティングシステムの再起動のオプションを選択]ウインドウで、[デバイスを再起動しない]を選択します。
ステップ 5:タスクを割り当てるデバイスの選択
[タスクを割り当てるデバイスの選択]ウインドウで、クライアントコンピュータの指定方法を選択します:
- 管理サーバがネットワークで検出したコンピュータの中から選択する場合は、[ネットワークの管理サーバーによって検出されたデバイスを選択する]を選択します。
- コンピュータの IP アドレスを手動で指定するか、ファイルからコンピュータの IP アドレスをインポートする場合は、[デバイスのアドレスを手動で指定するか、リストからアドレスをインポートする]を選択します。
- 事前に設定された基準に基づいてデバイスを選択するタスクを作成する場合は、[デバイスの抽出にタスクを割り当てる]を選択します。
- 特定の管理グループのコンピュータを選択する場合は、[管理グループにタスクを割り当てる]を選択します。
ステップ 6:クライアントコンピュータの選択
表示されるウインドウで(前のステップで選択したオプションに応じて、[デバイスの選択]、[デバイスの抽出]、[管理グループの選択]のいずれかが表示されます)、クライアントコンピュータの選択、コンピュータの IP アドレスの指定、コンピュータの抽出条件の指定、またはタスクを適用する管理グループの選択を行います。
ステップ 7:タスクを実行するユーザアカウントの選択
[タスクを実行するアカウントの選択]ウインドウで、[アカウントが不要(ネットワークエージェントインストール済み)]をオンにします。
このウィザードを起動する前にネットワークエージェントがインストール済みであることを前提としています。
ステップ 8:タスクスケジュールの設定
- [タスクスケジュールの設定]ウインドウで、[実行予定]ドロップダウンリストから起動方法を選択します。
- 必要に応じて、タスクの自動起動スケジュールを(タスクの起動日時を指定して)設定します。
- アプリケーションがスケジュールに従って起動できない場合(たとえば、スケジュールされた時間にコンピュータの電源がオフであるなど)にタスクを実行する場合は、[未実行のタスクを実行する]をオンにします。
タスクの開始を妨げている障害が取り除かれ次第、タスクを開始します。
ステップ 9:タスク名の指定
[タスク名の定義]ウインドウの[名前]に、作成するタスクの名前を入力します。
ステップ 10:タスクの作成終了
[タスク作成の完了]ウインドウで、次の操作を行います:
- ウィザード終了後にすぐにタスクを開始するには、[ウィザード完了後にタスクを実行する]をオンにします。
- [完了]をクリックして、ウィザードを終了します。
[タスク]フォルダの作業領域に、作成したタスクが表示されます。
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[Topic 127736]