Kaspersky Endpoint Security for Mac
既知の問題と制限
既知の問題と制限
Kaspersky Endpoint Security には、次の問題と制限があります:
- 情報を収集し、処理する目的でその情報を送信するアプリケーションがコンピュータにインストールされている場合、このアプリケーションは Kaspersky Endpoint Security によってマルウェアに分類されることがあります。これを防ぐには、このガイドの説明に従って Kaspersky Endpoint Security を設定して、該当するアプリケーションをスキャン対象から除外してください。
- 製品の機能設定は、設定ファイルを編集することで変更できます。
- Kaspersky Security Center の管理対象デバイスのプロパティで、予備のライセンス情報が表示されません。
- Kaspersky Security Center で、管理対象デバイスのプロパティにローカルタスクが重複して表示される場合があります。
- ローカルのアップデートタスクのアップデート元を変更すると、アップデートタスクが自動的に実行できなくなります。
- Safari のネットワークトラフィックを本製品のスキャンから除外するには、次のパスを除外リストに追加する必要があります:
/System/Library/Frameworks/WebKit.framework/Versions/A/XPCServices/com.apple.WebKit.Networking.xpc/Contents/MacOS/com.apple.WebKit.Networking
/System/Library/Frameworks/WebKit.framework/Versions/A/XPCServices/com.apple.WebKit.WebContent.xpc/Contents/MacOS/com.apple.WebKit.WebContent
/System/Library/PrivateFrameworks/SafariShared.framework/Versions/A/XPCServices/com.apple.Safari.SearchHelper.xpc/Contents/MacOS/com.apple.Safari.SearchHelper
/System/Library/Frameworks/webkit2.framework/versions/a/xpcservices/com.apple.webkit.networking.xpc/contents/macos/com.apple.webkit.networking
- Google Chrome のネットワークトラフィックをスキャンから除外するには、次のパスを除外リストに追加する必要があります:
/Applications/Google Chrome.app/Contents/Frameworks/Google Chrome Framework.framework/Versions/<バージョン番号>/Helpers/Google Chrome Helper.app/Contents/MacOS/Google Chrome Helper
- Kaspersky Security Center Web コンソールと Cloud コンソールを使用して Kaspersky Endpoint Security ポリシーのポリシープロファイルを作成した後、設定がクライアントコンピュータに正しく適用されていることを確認する必要があります。
- macOS 11.0 のコンピュータで、FileVault ディスク暗号化をポリシーの設定で有効にすると、管理者権限を持つユーザがシステム環境設定から Mac の起動ディスクを復号化できるようになります。
- プロキシサーバのオプション変更は、本製品を再起動しないと適用されません。
- 信頼されない証明書を持つ Web サイトに Safari が接続できない場合があります。その場合、その Web サイトを除外リストに追加するか、別のブラウザを使用してください。
- Kaspersky Endpoint Security バージョン 11.1 を macOS 12 で使用する場合、次の制限事項があります:
- Kaspersky Endpoint Security のアイコンが、製品の通知に正しく表示されません。
- マルウェアの検知に関する通知が表示されません。OS の環境設定の[通知]で、通知を有効に設定できます。
- 定義データベースのパッチのダウンロード時に、Kaspersky Endpoint Security デーモンによるアップデートの要求を通知するウインドウを閉じるまで、アップデートが完了しません。
- Kaspersky Endpoint Security が次の場合にクラッシュする可能性があります:簡易スキャン、完全スキャンの開始時、本製品の基本的なセットアップ中。
- Kaspersky Endpoint Security for Mac version 11.1 は、macOS 12.3 以降へインストールできません。これらのバージョンの macOS を使用している場合は、Kaspersky Endpoint Security バージョン 11.2 Patch C 以降をインストールする必要があります。
記事 ID: 207065、 前回の更新日時: 2022年2月8日