カスペルスキー インターネット セキュリティ

コンピューターのスキャン

スキャン中、カスペルスキー インターネット セキュリティは感染したファイルおよびマルウェアを検索します。検索の時間および範囲により、さまざまな種別のスキャンがあります。

  • 完全スキャン:コンピューターのすべての範囲をスキャンします。このスキャンは完了するまで時間がかかります。
  • 簡易スキャン:オペレーティングシステムが起動したときに読み込まれるオブジェクトと、システムメモリおよびブートファイルをスキャンします。このスキャンにはそれほど時間はかかりません。
  • カスタムスキャン:選択したファイルまたはフォルダーをスキャンします。
  • 外付けデバイスのスキャン:コンピューターに接続された外付けデバイスをスキャンします。
  • コンテキストメニューからのスキャン:コンテキストメニューからファイルをスキャンします。
  • 低負荷スキャン:コンピューターが5分以上アイドル状態であるときに実行されるバックグラウンドスキャンです。
  • ぜい弱性スキャン:マルウェアがシステムを攻撃する可能性のあるぜい弱性をスキャンします。

カスペルスキー インターネット セキュリティのインストール後には、コンピューターの完全スキャンを実行してください。

このセクションの内容

簡易スキャンを実行する方法

完全スキャンを実行する方法

カスタムスキャンを実行する方法

リムーバブルドライブのスキャンを実行する方法

コンテキストメニューからのファイルまたはフォルダーのスキャンを実行する方法

バックグラウンドスキャンを有効または無効にする方法

スキャンスケジュールを作成する方法

コンピューターにインストールされたアプリケーションのぜい弱性を検索する方法

OneDriveクラウド保管領域にあるファイルのスキャン

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簡易スキャンを実行する方法

既定では、簡易スキャン時に次のオブジェクトがスキャンされます:

  • オペレーティングシステム起動時に読み込まれるオブジェクト
  • システムメモリ
  • ディスクのブートセクター

簡易スキャンを開始するには:

  1. メインウィンドウを表示します。
  2. スキャン]をクリックします。

    スキャン]ウィンドウが表示されます。

  3. スキャン]ウィンドウで、[簡易スキャン]セクションを選択します。
  4. 簡易スキャン]セクションの[スキャンする]をクリックします。

簡易スキャンが開始されます。

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完全スキャンを実行する方法

既定では、完全スキャン時に次のオブジェクトがスキャンされます:

  • システムメモリ
  • オペレーティングシステム起動時に読み込まれるオブジェクト
  • システムバックアップ保管領域
  • ハードディスクおよび外付けデバイス

カスペルスキー インターネット セキュリティのインストール直後に、完全スキャンを実行してください。

完全スキャンを開始するには:

  1. メインウィンドウを表示します。
  2. スキャン]をクリックします。

    スキャン]ウィンドウが表示されます。

  3. スキャン]ウィンドウで、[完全スキャン]セクションを選択します。
  4. 完全スキャン]セクションで、[スキャンする]をクリックします。

完全スキャンが開始されます。

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カスタムスキャンを実行する方法

カスタムスキャンでは、ウイルスや他の脅威について、ファイルやフォルダー、ドライブをスキャンします。

カスタムスキャンを開始するには:

  1. メインウィンドウを表示します。
  2. スキャン]をクリックします。

    スキャン]ウィンドウが表示されます。

  3. スキャン]ウィンドウで、[カスタムスキャン]セクションを選択します。
  4. 選択]をクリックし、表示されたファイルまたはフォルダー選択ウィンドウでオブジェクトを指定します。
  5. スキャンする]をクリックします。
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リムーバブルドライブのスキャンを実行する方法

コンピューターに接続しているリムーバブルドライブには、ウイルスまたはその他の脅威を含むアプリケーションが存在する可能性があります。カスペルスキー インターネット セキュリティはリムーバブルドライブをスキャンしてコンピューターを感染から保護します。リムーバブルドライブがコンピューターに接続されたときにリムーバブルドライブのスキャンを手動または自動でスキャンするよう設定できます。既定では、自動でリムーバブルドライブをスキャンするよう設定されています。

手動でリムーバブルドライブをスキャンするには:

  1. メインウィンドウを表示します。
  2. スキャン]をクリックします。

    スキャン]ウィンドウが表示されます。

  3. スキャン]ウィンドウで、[リムーバブルドライブのスキャン]セクションを選択します。
  4. ドロップダウンリストで、外付けデバイスのドライブ文字を選択して[スキャンする]ボタンをクリックしします。

接続済みの外付けデバイスのスキャンが開始されます。

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コンテキストメニューからのファイルまたはフォルダーのスキャンを実行する方法

コンテキストメニューからのファイルまたはフォルダーのスキャンを実行するには、次の操作を行います:

  1. スキャンするファイルまたはフォルダーを右クリックします。
  2. 表示されたコンテキストメニューで、[スキャン]を選択します。

選択したファイルまたはフォルダーのスキャンが開始されます。

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バックグラウンドスキャンを有効または無効にする方法

バックグラウンドスキャンは、通知を表示しないでスキャンを自動で実行するスキャン方法です。完全スキャンなどほかの種別のスキャンよりリソース消費が少ないスキャンです。このモードでは、スタートアップオブジェクト、カーネルメモリ、システムパーティションをスキャンします。

バックグラウンドスキャンは次の場合に開始されます:

  • 定義データベースがアップデートされた。
  • カスペルスキー インターネット セキュリティの開始から30分が経過した。
  • 6時間ごと。
  • コンピューターが5分以上アイドル状態だった(スクリーンサーバーが開始した後)。

バックグラウンドスキャンは次の条件に一致すると中断されます:

  • コンピューターがアイドル状態から復帰した。
  • 低負荷スキャンが10日以上実行されていなかった場合、スキャンは停止せず最後まで実行されます。
  • コンピューター(ラップトップ)がバッテリーモードに切り替わった。

バックグラウンドスキャンの実行中、OneDriveクラウド保管領域にあるファイルはスキャンされません。

バックグラウンドスキャンを有効または無効にするには

  1. メインウィンドウを表示します。
  2. スキャン]をクリックします。

    スキャン]ウィンドウが表示されます。

  3. スキャン]ウィンドウで、[バックグラウンドスキャン]ブロックのアイコン(Settings 2019.png)をクリックします。

    バックグラウンドスキャンの設定]ウィンドウが表示されます。

  4. バックグラウンドスキャンの設定]ウィンドウで、トグルスイッチをオンまたはオフにします。
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スキャンスケジュールを作成する方法

スキャンスケジュールを作成するには:

  1. メインウィンドウを表示します。
  2. スキャン]をクリックします。

    スキャン]ウィンドウが表示されます。

  3. スキャン]ウィンドウで、スキャンの種別を選択してアイコン(Settings 2019.png)をクリックします。
  4. 表示されたウィンドウで、[スキャンスケジュール]をクリックして[スキャンスケジュール]ウィンドウへ移動します。
  5. スキャンスケジュール]ウィンドウの[スキャンする]リストで[毎日]などの期間を選択し、スキャンを開始する時間を指定します。

コンテキストメニューからのスキャンのスケジュールは作成できません。

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コンピューターにインストールされたアプリケーションのぜい弱性を検索する方法

お使いのコンピューターにインストールされているアプリケーションには、マルウェアに攻撃されるぜい弱性が存在する可能性があります。コンピューターのスキャンを利用すると、これらのぜい弱性を発見し、コンピューターの感染を防ぐことができます。

ぜい弱性スキャンを開始するには:

  1. メインウィンドウを表示します。
  2. メインウィンドウ下部の[便利ツール]をクリックします。

    便利ツール]ウィンドウが表示されます。

  3. アプリケーションの管理]セクションに移動します。
  4. ぜい弱性スキャン]をクリックして[ぜい弱性スキャン]ウィンドウを開きます。
  5. ぜい弱性スキャン]ウィンドウで[スキャンを開始]をクリックします。

ぜい弱性スキャンが開始されます。

カスペルスキー インターネット セキュリティ2021以降、オペレーティングシステムのぜい弱性のスキャンは本製品の機能には含まれなくなりました。オペレーティングシステムのぜい弱性をスキャンする場合は、本製品の旧バージョンに戻すことができます。

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OneDriveクラウド保管領域にあるファイルのスキャン

Windows 10 RS3以降では、カスペルスキー インターネット セキュリティはOneDriveクラウド保管領域にあるファイルをスキャンしません。スキャン中にこのようなファイルを検知した場合、クラウド保管領域にあるファイルはスキャンされない旨が記載された通知を表示します。

次の機能はOneDriveクラウド保管領域にあるファイルをスキャンしません。

  • 完全スキャン
  • カスタムスキャン
  • 簡易スキャン
  • バックグラウンドスキャン

カスペルスキー インターネット セキュリティの動作レポートには、スキャン中にスキップされたOneDriveクラウド保管領域内にあるファイルの一覧が含まれます。

OneDriveクラウド保管領域からローカルコンピューターにダウンロードされたファイルは、リアルタイム保護機能によってスキャンされます。スキャンが延期されるか、スキャン開始前にファイルがOneDriveクラウド保管領域にアップロードして戻された場合、このようなファイルはスキャン中にスキップされる可能性があります。

アプリケーションとスクリプトを実行する際に、アプリケーションコントロール機能とシステムウォッチャー機能は、アプリケーションをOneDriveクラウド保管領域からローカルコンピュータへダウンロードしてスキャンします。

OneDriveファイルをエクスプローラ上で表示するには、OneDrive クライアントアプリケーションのファイル オンデマンド機能をオンにします。インターネットに接続されていれば、コンピューター上のほかのファイルと同じように使用できます。

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