カスペルスキー インターネット セキュリティ

Webサイトの閲覧中のバナー広告対策

このセクションでは、カスペルスキー インターネット セキュリティを使用してインターネット上の広告バナーをブロックする方法について説明します。

このセクションの内容

バナー広告対策について

バナー広告対策を有効化する方法

バナーのブロック

バナーの許可

バナー広告対策のフィルターを設定する方法

ブラウザーでバナー広告対策を管理する方法

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バナー広告対策について

バナー広告対策は、Web閲覧中のバナーに対する保護を提供する機能です。アクセスしたWebサイトに表示されるバナーや、一部のアプリケーションのインターフェイスに表示されるバナーをブロックします。ブロックの対象となるのは、既知のバナーのリストに登録されているバナーで、このリストはカスペルスキー インターネット セキュリティの定義データベースに組み込まれています。バナーのブロックは、カスペルスキー インターネット セキュリティのインターフェイスから管理できます。もしくは、ブラウザーから直接管理することもできます。

既定では、[カスペルスキー関連サイト]のリストに登録されているWebサイトでのバナーは許可されています。このリストは、カスペルスキーによりまとめられており、カスペルスキーのWebサイトや、カスペルスキーの広告を掲載するパートナー企業のWebサイトが含まれています。リストは確認可能です。また、カスペルスキーやそのパートナー企業のWebサイトに表示されるバナーをブロックする必要がある場合、このリストの使用を停止できます。

バナー広告対策の動作に関する情報は、レポートで確認できます。

バナー広告対策には、以下の制約があります:

  • バナーが表示されているWebページを特定できない場合、そのバナーはブロックされず、それに関する情報も表示されません。
  • バナーが表示されているWebページを特定できてもブラウザーで開いているWebページと一致しない場合、特定された情報を基にそのバナーの表示をブロックまたは許可します。このバナーに関する情報はレポートには表示されますが、ブラウザーに表示されるバナー広告対策の統計には含まれません。
  • ブラウザーに表示されるバナー広告対策の統計には、過去にブロック済みで再度読み込まれたバナーなど、Webページが前回読み込まれたときにブロックされたバナーも含まれます。
  • ブラウザーで表示されるバナー広告対策の統計には、Webサイトがロードされた後にページの動的コンテンツ内でブロックされたバナーは含まれません。
  • カスペルスキー インターネット セキュリティ2016 Maintenance Release 1に本製品を上書きインストールすると、以下の設定がユーザーインターフェイスから編集できなくなり、設定の値に既定値が適用されます:
    • 本製品のバナーリストを使用する
    • IPアドレスとドメイン名の名前解決を有効にする
    • ブロックするURLのリストを使用する
    • 許可するURLリストを使用する

    以前のバージョンで[ブロックするURLの設定]から開いていたリストは、現在のバージョンでは[ブロックするバナー]をクリックすると開きます。以前のバージョンで[許可するURLの設定]から開いていたリストは、現在のバージョンでは[許可するバナー]をクリックすると開きます。

  • Internet Explorerでは一部のJavascript機能がサポートされていないため、カスペルスキー インターネット セキュリティは特定のバナーをブロックできません。
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バナー広告対策を有効化する方法

既定では、バナー広告対策は無効です。バナー広告対策は、カスペルスキー インターネット セキュリティのインターフェイス、またはお使いのブラウザーの[カスペルスキー プラグイン]から有効にできます。

カスペルスキー インターネット セキュリティのインターフェイスからバナー広告対策を有効にする方法

カスペルスキー インターネット セキュリティのインターフェイスでバナー広告対策を有効にするには:

  1. メインウィンドウを表示します。
  2. ウィンドウの下部にある Settings 2019.png をクリックします。

    設定]ウィンドウが表示されます。

  3. プロテクション]セクションを選択します。
  4. [バナー広告対策]を選択します。

    バナー広告対策の設定]ウィンドウが表示されます。

  5. ウィンドウ上部のスイッチをクリックして、機能を有効にします。

ブラウザーウィンドウでバナー広告対策を有効にする方法

ブラウザーのウィンドウでバナー広告対策を有効にするには:

  1. ブラウザーツールバーの カスペルスキー プラグイン]をクリックします。
  2. ドロップダウンメニューの[バナー広告対策]セクションで、[有効にする]をクリックします。

バナー広告対策を有効化または無効化した場合、変更を適用するには、ブラウザーでWebページを再読み込みする必要があります。

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バナーのブロック

バナー広告対策は、既知のバナーのリストに含まれるWebサイトのバナーをブロックする機能です。このリストは、カスペルスキー インターネット セキュリティの定義データベースに組み込まれています。バナー広告対策を実行中にも関わらずWebページでバナーが表示される場合、そのバナーが既知のバナーのリストに登録されていない可能性があることを意味します。そのようなバナーの表示は手動でブロックできます。

バナーをブロックするには、バナーをブロックするバナーのリストに登録する必要があります。バナーの登録は、Webページで直接行うことができます。また、カスペルスキー インターネット セキュリティのインターフェイスからも行えます。

バナーが表示されているWebサイトがバナーを許可するWebサイトのリストに登録されている場合、そのバナーの表示はブロックできません。

Webページでバナーをブロックする方法

Webページでバナーをブロックするには:

  1. ブラウザーにカスペルスキー プラグインがインストールされ、有効になっていることを確認してください。
  2. バナー広告対策が無効になっている場合は、次の方法で有効にします:
    1. ブラウザーツールバーの カスペルスキー プラグインカスペルスキー プラグイン]をクリックします。
    2. ドロップダウンメニューの[バナー広告対策]セクションで、[有効にする]をクリックします。
  3. ブロックするバナーの上にマウスのカーソルを移動し、右クリックします。
  4. 表示されるコンテキストメニューで、[バナー広告対策でブロック]を選択します。

    ブロックするバナーの追加]ウィンドウが表示されます。

  5. ブロックするバナーの追加]ウィンドウで、[追加]をクリックします。

    バナーのURLが、ブロックするバナーのリストに追加されます。

  6. ブラウザーのWebページを更新し、バナーが表示されないようにします。

次回このWebページにアクセスするときには、バナーは表示されません。

カスペルスキー インターネット セキュリティのインターフェイスからバナーをブロックする方法

カスペルスキー インターネット セキュリティのインターフェイスからバナーをブロックするには:

  1. メインウィンドウを表示します。
  2. ウィンドウの下部にある Settings 2019.png をクリックします。

    設定]ウィンドウが表示されます。

  3. プロテクション]セクションを選択します。
  4. [バナー広告対策]を選択します。

    バナー広告対策の設定]ウィンドウが表示されます。

  5. ウィンドウ上部のスイッチをクリックして、バナー広告対策を有効にします。
  6. バナー広告対策の設定]ウィンドウで、[ブロックするバナー]をクリックして[ブロックするバナー]ウィンドウを表示します。
  7. ブロックするバナー]ウィンドウで、[追加]をクリックします。
  8. 表示されるウィンドウの[URLマスク]に、バナーのアドレスまたはアドレスマスクを入力します。
  9. このバナーのステータスとして[有効]を指定します。
  10. 追加]をクリックします。

カスペルスキー インターネット セキュリティが、指定したバナーをブロックします。

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バナーの許可

許可設定は、個別のバナーや、指定するWebサイトに表示されるすべてのバナーに対して行えます。

個別のバナーを許可する方法

個別のバナーを許可するには:

  1. メインウィンドウを表示します。
  2. ウィンドウの下部にある Settings 2019.png をクリックします。

    設定]ウィンドウが表示されます。

  3. プロテクション]セクションを選択します。
  4. [バナー広告対策]を選択します。

    バナー広告対策の設定]ウィンドウが表示されます。

  5. ウィンドウ上部のスイッチをクリックして、バナー広告対策を有効にします。
  6. バナー広告対策の設定]ウィンドウで、[許可するバナー]をクリックして[許可するバナー]ウィンドウを表示します。
  7. 許可するバナー]ウィンドウで、[追加]をクリックします。
  8. 表示されるウィンドウの[URLマスク]に、バナーのアドレスまたはアドレスマスクを入力します。
  9. ステータスに[有効]を選択します。
  10. 追加]をクリックします。

カスペルスキー インターネット セキュリティは、指定したバナーをブロックしません。

許可するバナーのリストに追加されたバナーが広告ブロックの中にあり、その広告ブロックのプロパティが原因で広告ブロック自体がバナー広告対策でブロックされる場合、追加したバナーも一緒にブロックされます。

Webサイトに表示されるすべてのバナーを許可する方法

Webサイトに表示されるすべてのバナーを許可するには:

  1. メインウィンドウを表示します。
  2. ウィンドウの下部にある Settings 2019.png をクリックします。

    設定]ウィンドウが表示されます。

  3. プロテクション]セクションを選択します。
  4. [バナー広告対策]を選択します。

    バナー広告対策の設定]ウィンドウが表示されます。

  5. ウィンドウ上部のスイッチをクリックして、バナー広告対策を有効にします。
  6. バナー広告対策の設定]ウィンドウで、[バナーを許可するWebサイト]をクリックして[バナーを許可するWebサイト]ウィンドウを表示します。
  7. バナーを許可するWebサイト]ウィンドウで、[追加]をクリックします。
  8. 表示されるウィンドウの[Webサイト]に、URLを入力します。例:example.com
  9. ステータスに[有効]を選択します。
  10. 追加]をクリックします。

バナーを許可するWebサイトのリストに、このWebサイトが追加されます。カスペルスキー インターネット セキュリティは、このリストに登録されているWebサイトに表示されるバナーはブロックしません。ブロックするバナーのリストに登録されているバナーであっても、ブロックの対象外となります。

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バナー広告対策のフィルターを設定する方法

  1. メインウィンドウを表示します。
  2. ウィンドウの下部にある Settings 2019.png をクリックします。

    設定]ウィンドウが表示されます。

  3. プロテクション]セクションを選択します。
  4. [バナー広告対策]を選択します。

    バナー広告対策の設定]ウィンドウが表示されます。

  5. ウィンドウ上部のスイッチをクリックして、バナー広告対策を有効にします。
  6. フィルターのリスト]をクリックして[フィルターのリスト]ウィンドウを表示します。
  7. フィルターのリスト]ウィンドウで、必要に応じてフィルターを設定します:
    • 推奨:このグループには、一般的なフィルターとお住まいの地域に対応した言語フィルターが含まれます。これらのフィルターは既定で有効です。
    • テーマ:このグループには、次の2つのフィルターが含まれます:
      • SNS:SNSのWebサイトにある「いいね」や「シェア」のような項目をブロックする場合、このフィルターを有効にします。
      • 迷惑な通知:Webサイトの一部ではないポップアップメッセージやウィンドウなどの要素をブロックする場合、このフィルターを有効にします。
    • 言語固有:このフィルターグループでは、言語を選択できます。指定した言語のWebサイトにあるバナーがブロックされます。
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ブラウザーでバナー広告対策を管理する方法

カスペルスキー プラグインを使用して、ブラウザーでバナー広告対策を直接管理できます。

カスペルスキー プラグインでは、次の操作を実行できます:

  • バナー広告対策機能のオンとオフ
  • ブロックしたバナーの統計の確認
  • バナー広告対策の設定ウィンドウの表示
  • ブラウザーで開いているWebサイトでバナーがブロックされているかどうかの情報の確認、およびWebサイトでのバナーの表示の管理

カスペルスキー プラグインを使用してバナー広告対策を管理する方法

カスペルスキー プラグインを使用してバナー広告対策を管理するには:

ブラウザーツールバーの カスペルスキー プラグインカスペルスキー プラグイン]をクリックします。

メニューが開き、この機能の動作と管理に関する情報が表示されます。

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