タスク作成時に指定する設定
タスク作成時に次の設定を指定できます。これらの設定の一部は、作成したタスクのプロパティから変更することもできます。
脆弱性とアップデートの検索時に、Kaspersky Security Center は、現時点で適用可能な Microsoft Update のアップデート元からの該当する Microsoft Update の情報を使用します。
Microsoft Update とサードパーティ製品それぞれで設定の異なるタスクを個別に作成する場合などに、このオプションをオフにすることを検討できます。
既定では、このオプションはオンです。
管理対象デバイス上の Windows Update エージェントは Microsoft Update のアップデート元として指定した場所に接続します。以下のサーバーを Microsoft Update のアップデート元として動作させることができます:
このオプションをオンにすると、管理対象デバイス上の Windows Update エージェントは Microsoft Update のアップデート元に接続して、該当する Microsoft Windows Update の情報を最新にします。
このオプションをオフにすると、管理対象デバイス上の Windows Update エージェントは Microsoft アップデートプログラムのソースから以前に受信した、該当する Microsoft Windows アップデートプログラムに関する情報を使用します。
Microsoft Update のアップデート元への接続は、多くのリソースを消費します。別のタスクまたはセクション[ソフトウェアのアップデートと脆弱性]のネットワークエージェントのポリシーのプロパティで、アップデート元へ定期的に接続するように設定している場合は、このオプションをオフにすることを検討してください。このオプションをオフにしない場合は、サーバーの負荷を下げるために、タスクの開始を 360 分以内でランダムに遅延させるようにタスクのスケジュールを設定できます。
既定では、このオプションはオンです。
ネットワークエージェントのポリシーの設定の各オプションの組み合わせに応じて、以下のようにアップデートの取得方法が異なります:
このオプションをオンにすると、Kaspersky Security Center は Windows のレジストリおよび[ファイルシステム内のアプリケーションを詳細検索するためのパスを指定します]で指定したフォルダーに存在するサードパーティ製品(カスペルスキーと Microsoft 以外の製造元が作成した製品)の脆弱性とアップデートを検索します。サポート対象のサードパーティ製品の全リストはカスペルスキーが管理しています。
このオプションをオフにすると、サードパーティ製品の脆弱性とアップデートの検索は行われません。Microsoft Windows Update とサードパーティ製品それぞれで設定の異なるタスクを個別に作成する場合などに、このオプションをオフにすることを検討できます。
既定では、このオプションはオンです。
Kaspersky Security Center が脆弱性の修正とアップデートのインストールが必要なアプリケーションを検索する時に対象とするフォルダーです。システム変数を使用できます。
アプリケーションがインストールされているフォルダーを指定します。既定では、ほとんどのアプリケーションのインストール先となっているシステムフォルダーがリストに含まれます。
このオプションをオンにすると、Kaspersky Security Center リモート診断ユーティリティでネットワークエージェントによるトレースがオフになっていても、ネットワークエージェントがトレースを書き込みます。トレースは 2 つのファイルに交互に書き込まれます。2 つのファイルの合計サイズの上限は、[詳細な診断ファイルの最大サイズ(MB)]で指定した値となります。2 つのファイルの容量が上限に達したら、ネットワークエージェントは上書きを開始します。トレースが書き込まれたファイルは %WINDIR%\Temp フォルダーに保存されます。これらのファイルはリモート診断ユーティリティからアクセスでき、ダウンロードや削除を実行できます。
このオプションをオフにすると、ネットワークエージェントによるトレースの書き込みは Kaspersky Security Center リモート診断ユーティリティの設定に従って実行されます。追加のトレースは書き込まれません。
タスクの作成時に、詳細な診断を有効にする必要はありません。一部のデバイスで任意のタスクの実行が失敗し、もう一度タスクを実行する時に追加情報を収集する必要があるなどの場合に、この機能を有効にできます。
既定では、このオプションはオフです。
既定値は 100 MB で、1 MB から 2048 MB までの値を指定できます。お客様が送信した詳細な診断ファイルの情報量がトラブルシューティングを行う上で不十分だった場合、テクニカルサポートの担当者から既定値の変更を要求される場合があります。
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関連項目: |