Kaspersky Security Center 14 Linux

管理サーバーの階層

1 台の MSP で、複数台の管理サーバーを稼働させる場合があります。複数台の別の管理サーバーを管理するのは不便であるため、1 つの階層を適用することができます。

階層構造では、Kaspersky Security Center Linux の管理サーバーは、Windows ベースの Kaspersky Security Center または Kaspersky Security Center Cloud コンソールのプライマリ管理サーバーが管理するセカンダリサーバーとしてのみ動作します。

2 台の管理サーバーのプライマリおよびセカンダリ設定には、次のオプションがあります:

  • セカンダリ管理サーバーは、プライマリ管理サーバーからポリシーとタスクを継承することにより、設定の重複を防ぎます。
  • プライマリ管理サーバーのデバイスには、セカンダリ管理サーバーのデバイスを含めることができます。
  • プライマリ管理サーバーのレポートには、セカンダリ管理サーバーのデータ(詳細情報を含む)を含めることができます。

プライマリ管理サーバーは、上記のオプションの範囲内で非仮想セカンダリ管理サーバーからのみデータを受信します。この制限は、プライマリ管理サーバーと定義データベースを共有する仮想管理サーバーには適用されません。