Kaspersky Secure Mail Gateway

VMware ESXi ハイパーバイザーの管理コンソールを使用しての仮想マシンの導入

仮想マシンイメージの導入には、次の手順が含まれます:

  1. データストレージへの ISO ファイルのアップロード

    Kaspersky Secure Mail Gateway の ISO ファイルには、本製品がインストールされておりビルトインのメールサーバーがあるオペレーティングシステムイメージが含まれています。

  2. 仮想マシンを作成する

    仮想マシンの作成時には、Kaspersky Secure Mail Gateway の動作に関する推奨に従って設定を変更する必要があります。

  3. 仮想マシンの設定の変更

    仮想マシンを複数のネットワークセグメントに接続したい場合、各セグメントに追加のネットワークアダプターを追加する必要があります。この必要がない場合は、このステップをスキップして構いません。

  4. 仮想マシンへの接続とセットアップウィザードの起動

    Kaspersky Secure Mail Gateway の使用を開始する前に、製品の設定を完了する必要があります。

このセクションの内容

ISO ファイルのアップロード

VMware ESXi ハイパーバイザーの管理コンソールを使用しての仮想マシンの作成

仮想マシンの設定の変更

仮想マシンへの接続とセットアップウィザードの起動

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[Topic 206561]

ISO ファイルのアップロード

仮想マシンの新規作成ウィザードを開始する前に、ホストのデータストレージに ISO ファイルをアップロードする必要があります。

VMware ESXi ハイパーバイザーの管理コンソールで ISO ファイルをアップロードするには:

  1. VMware ESXi ハイパーバイザーの管理コンソールを開きます。
  2. ナビゲータ]ページで、[ストレージセクションを選択します。
  3. データストア]タブを選択します。
  4. データストアブラウザ]をクリックします。

    データストアブラウザ]ウィンドウが開きます。

  5. ISO ファイルをアップロードするデータストレージとフォルダーを選択します。
  6. アップロード]をクリックします。

    ファイル選択ウィンドウが開きます。

  7. ファイルを選択し、[開く]をクリックします。

ファイルのアップロードが完了するまで待ちます。アップロードが完了すると、この ISO ファイルの名前がホストのデータストレージのファイルリストに表示されます。テーブルに表示されるアップロードされたファイルのサイズが、ソースファイルのサイズと一致していることを確認してください。

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[Topic 183991]

VMware ESXi ハイパーバイザーの管理コンソールを使用しての仮想マシンの作成

VMware ESXi ハイパーバイザーの管理コンソールで仮想マシンを作成するには:

  1. VMware ESXi ハイパーバイザーの管理コンソールを開きます。
  2. ナビゲータ]ページで、[仮想マシン]セクションを選択します。
  3. 仮想マシンの作成/登録]をクリックします。

    仮想マシンの新規作成ウィザードが起動します。

  4. ウィザードの指示に従って操作します:
    1. 仮想マシンを作成する方法を選択します
      1. 新規仮想マシンの作成]を選択します。

        この方法を使用すると、仮想マシンの設定とハードウェア構成を手動で編集できます。

      2. 次へ]をクリックします。

      ウィザードの次のステップに進みます。

    2. 仮想マシンの名前を入力し、ゲストオペレーティングシステムを選択します
      1. 名前]に、仮想マシンの名前を入力します。

        すべての既存の仮想マシンと重複しない一意の名前である必要があります。

      2. 互換性]ドロップダウンリストで、[ESXi 6.7 U2 仮想マシン]を選択します。
      3. ゲスト OS ファミリ]ドロップダウンリストで、[Linux]を選択します。
      4. ゲスト OS バージョン]ドロップダウンリストで、[CentOS 7(64 ビット)]を選択します。
      5. 次へ]をクリックします。

      ウィザードの次のステップに進みます。

    3. 仮想データストレージを選択します。
      1. 利用可能なストレージから仮想データストレージを選択できます。
      2. 次へ]をクリックします。

      ウィザードの次のステップに進みます。

    4. 仮想マシンのハードウェア構成を設定します
      1. 仮想ハードウェア]タブの[CPU] セクションで、ドロップダウンリストから必要な数の仮想プロセッサを選択します。

        推奨される最小数は 8 です。仮想マシンのパフォーマンスを高める必要がある場合は、これより大きい値を入力できます。

        選択できる値は、ハイパーバイザーの処理能力に応じて異なります。

      2. メモリ]セクションを展開し、次の操作を行います:
        1. RAM]で、仮想マシンに割り当てるメモリの量を指定します。

          推奨される最小量は 16 GB です。仮想マシンのパフォーマンスを高める必要がある場合は、これより大きい値を入力できます。

        2. すべてのゲストメモリを予約(ロック済みすべて)]をオンにします。
      3. ハードディスク 1]セクションを展開し、次の操作を行います:
        1. 仮想マシンに割り当てるディスク容量を指定します。

          推奨される最小量は 200 GB です。イベントログを保存するためにデータベース容量を大きくする必要がある場合は、これより大きい値を入力できます。

        2. ディスクプロビジョニング]ブロックで、仮想マシンファイルのプロビジョニング種別を選択します。
      4. ネットワークアダプター 1]セクションで、仮想マシンが接続する必要がある仮想ネットワークを選択します。
      5. CD/DVD ドライブ 1]セクションで、次の操作を行います:
        1. データストア ISO ファイル]を選択します。
        2. CD/DVD メディア]の右側の[参照]をクリックします。

          ファイル選択ウィンドウが開きます。

        3. 製品をインストールする前にアップロードした ISO ファイルを選択し、[OK]をクリックします。
        4. パワーオン時に接続]をオンにします。
      6. 次へ]をクリックします。

      ウィザードの次のステップに進みます。

    5. 仮想マシンを作成する設定を確認します
      1. ここまでの手順で指定した仮想マシンの設定が正しいことを確認します。
      2. すべての設定が正しいことを確認したら、[終了]をクリックします。

指定した設定で仮想マシンが作成されます。

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[Topic 206593]

仮想マシンの設定の変更

ネットワークアダプターを追加するには:

  1. VMware ESXi ハイパーバイザーの管理コンソールを開きます。
  2. ナビゲータ]ページの[仮想マシン]セクションで、設定を編集する仮想マシンを選択します。
  3. コントロールパネルで[編集]をクリックします。

    仮想マシンのプロパティウィンドウが開きます。

  4. 仮想ハードウェア]タブで、[ネットワークアダプターを追加]をクリックします。

    左側のペインに新しいネットワークアダプターが表示されます。

  5. 左側のペインに追加されたネットワークアダプターを選択し、右側にあるドロップダウンリストを使用してアダプターを接続するネットワークセグメントを選択します。
  6. 保存]をクリックします。

ネットワークアダプターが追加されます。

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[Topic 226532]

仮想マシンへの接続とセットアップウィザードの起動

VMware ESXi ハイパーバイザーの管理コンソールを使用して仮想マシンに接続し、Kaspersky Secure Mail Gateway の設定を開始するには:

  1. VMware ESXi ハイパーバイザーの管理コンソールを開きます。
  2. ナビゲータ]ページの[仮想マシン]セクションで、起動する仮想マシンを選択します。
  3. パワーオン]をクリックします。

    仮想マシンが起動します。

  4. コンソール]をクリックし、ドロップダウンリストでコンソールを起動する形式を選択します:
    • ブラウザーコンソールを開く
    • リモートコンソールを起動

    仮想マシンの管理コンソールが表示されます。仮想マシンへの接続が確立されると、初期設定を行うウィザードが起動します。ウィザードの指示に従って操作します。

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[Topic 184005]