目次
使用許諾契約書について
使用許諾契約書は、ユーザーとAO Kaspersky Labとの間で交わされる契約であり、製品の使用条件が定められています。
製品の使用を開始する前に、使用許諾契約書の条項をよく読んでください。
製品のインストール時に使用許諾契約書の同意を確認することにより、使用許諾契約書の条項を受諾したものとみなされます。使用許諾契約書の条項に同意しない場合は、製品のインストールを終了するか、製品の使用を中止する必要があります。
トップに戻るライセンスについて
ライセンスは、使用許諾契約書に基づいて提供される、製品を使用する期限付きの権利です。本製品をアクティベートするための一意のコードに結びついています。
有効なライセンスにより、次のサービスの使用が許可されます:
- 1台以上のデバイスでの製品の使用。
製品を使用できるデバイスの数は、使用許諾契約書で指定されます。
- カスペルスキーのテクニカルサポートによるサポート。
- ライセンスの有効期間中に、カスペルスキーとそのパートナーから提供されるその他のサービス。
本製品を操作するには、本製品を使用するためのライセンスを購入する必要があります。
ライセンスには有効期限があります。ライセンスの期限が切れても本製品をそのまま使用できますが、機能が制限されます(たとえば、定義データベースと機能のアップデートや、Kaspersky Security Networkは利用できません)。この状態でも、すべての製品コンポーネントの機能を利用でき、ウイルスなどのマルウェアのスキャンを実行できます。ただし、利用できる定義データベースは、ライセンスの有効期限が切れる前にインストールされたバージョンのみです。カスペルスキー スモール オフィス セキュリティのすべての機能を使用するには、ライセンスを更新する必要があります。
すべてのセキュリティ脅威から最大限に保護された環境を維持できるように、有効期間が終了する前にライセンスを更新してください。
ライセンス購入前に、カスペルスキー スモール オフィス セキュリティの体験版を無償で試すことができます。体験版では、短い評価期間中、カスペルスキー スモール オフィス セキュリティの機能を使用できます。評価期間が終了すると、カスペルスキー スモール オフィス セキュリティのすべての機能は無効になります。引き続き使用するには、ライセンスを購入していただく必要があります。
カスペルスキー スモール オフィス セキュリティのライセンスでは、次の製品が利用できます:
- カスペルスキー スモール オフィス セキュリティ PC
- カスペルスキー スモール オフィス セキュリティ ファイルサーバー
- カスペルスキー インターネット セキュリティ for Mac
- カスペルスキー インターネット セキュリティ for Android
- カスペルスキー パスワードマネージャー
カスペルスキー スモール オフィス セキュリティ管理コンソールにアクセスして、デバイスの保護管を理することもできます。
機能制限モードについて
以下の表に、本製品の機能が制限されているときに使用できるカスペルスキー スモール オフィス セキュリティの機能と使用できない機能を示します。「機能制限モード」列の値が「○」の場合、その機能は機能が制限されていても使用できます。「機能制限モード」列の値が「×」の場合、その機能は使用できません。詳細情報は「制限」列に記載します。
機能制限モードでのカスペルスキー スモール オフィス セキュリティの機能
機能 |
制限 |
機能制限モード |
---|---|---|
ファイル保護 |
|
○ |
ウイルススキャン |
スキャンを手動で開始できます。スキャンのスケジュールや設定はできません。 |
○ |
ぜい弱性スキャン |
|
× |
定義データベースと機能のアップデート |
設定は利用できません |
○ |
アドウェアおよびスパイウェアからの保護 |
|
○ |
ウェブ保護 |
制限なしで動作します。 |
○ |
メール保護 |
制限なしで動作します。 |
○ |
ヒューリスティック分析 |
制限なしで動作します。 |
○ |
ルートキットからの保護 |
|
× |
脆弱性攻撃ブロック |
|
○ |
システムウォッチャー |
|
○ |
フィッシングからの保護 |
|
○ |
ファイルのKaspersky Security Networkによる評価の確認 |
制限なしで動作します。 |
○ |
クラウド保護と管理ツール |
制限なしで動作します。 |
○ |
危険サイト診断 |
|
× |
データ入力の保護 |
|
× |
レスキューディスク |
本製品のインターフェイスからダウンロードできます。 |
○ |
製品設定のパスワードによる保護 |
制限なしで動作します。 |
○ |
パフォーマンス設定 |
製品のパフォーマンスを設定できます。 |
○ |
タスクマネージャー |
タスクマネージャーでは、スキャン結果が表示されますが、スキャンとその設定を管理する機能は利用できません。 |
○ |
ゲームモード |
制限なしで動作します。 |
○ |
脅威と除外リスト |
制限なしで動作します。 |
○ |
セルフディフェンス |
制限なしで動作します。 |
○ |
隔離 |
制限なしで動作します。 |
○ |
通知 |
カスペルスキーからの広告を管理する設定のみ変更できます。 |
○ |
製品の表示の設定 |
制限なしで動作します。 |
○ |
カスペルスキー スモール オフィス セキュリティ管理コンソール |
|
○ |
Windows設定診断 |
|
× |
アプリケーションコントロール |
|
× |
ファイアウォール |
|
× |
ネットワーク攻撃防御 |
|
○ |
迷惑メール対策 |
|
× |
バナー広告対策 |
|
× |
ネット決済保護 |
|
× |
Webトラッキング防止 |
|
× |
プライバシークリーナー |
|
× |
Webポリシー管理 |
|
× |
Webカメラ保護 |
|
× |
保護されていないWi-Fiネットワークへの接続に関する通知 |
|
× |
ネットワークモニター |
|
× |
アプリケーションマネージャー |
|
× |
カスペルスキー パスワードマネージャー |
|
× |
未使用データクリーナー |
|
× |
ファイルシュレッダー |
|
× |
データ暗号化 |
以前作成したデータ保管庫のデータへのアクセスのみ利用可能です。 |
× |
バックアップと復元 |
以前作成したバックアップコピーからのデータの復元のみ利用可能です。 |
× |
管理コンソール |
アクティベーションコードの表示と管理のみ |
○ |
ソフトウェアアップデーター |
|
× |
PCクリーナー |
|
× |
Internet Explorer設定診断 |
|
× |
アクティベーションコードについて
アクティベーションコードは、カスペルスキー スモール オフィス セキュリティの製品版ライセンス購入時に受け取るコードです。製品のアクティベーションに必要です。
アクティベーションコードは、「xxxxx-xxxxx-xxxxx-xxxxx」の形式の英数字の一意な並びです。
製品の購入方法によって、次のいずれかの方法でアクティベーションコードを取得できます:
- カスペルスキー スモール オフィス セキュリティのパッケージ版を購入した場合、アクティベーションコードはガイド内またはインストール CD が入っている箱の上に記載されています。
- カスペルスキー スモール オフィス セキュリティをオンラインストアから購入した場合、アクティベーションコードは注文時に指定したメールアドレスに送信されます。
製品のアクティベートと同時に、ライセンスの有効期間のカウントが開始されます。複数のデバイスで使用できるライセンスを購入した場合は、最初の 1 台にアクティベーションコードを適用した時点で、ライセンスの有効期間のカウントが開始されます。
オペレーティングシステムを再インストールする場合や、本製品を新しいデバイスにインストールしたり、使用中のデバイスに本製品を再インストールしたりする場合にアクティベーションコードを忘れたり紛失したりしないように、カスペルスキー スモール オフィス セキュリティ管理コンソールのアカウントを作成してください。製品のインストールおよびアクティベーション.の際にカスペルスキー スモール オフィス セキュリティ管理コンソールのアカウントを作成できます。製品のインストールおよびアクティベーションの際にカスペルスキー スモール オフィス セキュリティ管理コンソールのアカウントをしていなくても、いつでもインストールした本製品内で作成できます。
誤ってアクティベーションコードを削除したり忘れてしまった場合でも、復元を試行できます。
トップに戻るアクティベーションコードを再入手する方法
以前取得したアクティベーションコードを忘れてしまった場合、次の方法で復元することができます。
- カスペルスキー スモール オフィス セキュリティ管理コンソールのアカウントをお持ちの場合は、カスペルスキー スモール オフィス セキュリティ管理コンソールの[ライセンス]セクションでアクティベーションコードを確認することができます。
- カスペルスキー スモール オフィス セキュリティ管理コンソールのアカウントをお持ちでなく、本製品がお使いの端末にインストール済みでアクティベートされている場合、端末でカスペルスキー スモール オフィス セキュリティ管理コンソールのアカウントを作成し、カスペルスキー スモール オフィス セキュリティ管理コンソールに接続することができます。本製品はお客様のライセンスに関する情報をアカウントに送信します。アクティベーションコードはカスペルスキー スモール オフィス セキュリティ管理コンソールの[ライセンス]セクションに表示されます。
- カスペルスキー スモール オフィス セキュリティ管理コンソールのアカウントをお持ちでなく、端末にもアクティベート済みの製品がない場合は、テクニカルサポートまでお問い合わせください。
詳細についてはアクティベーションコードを再入手する方法を参照してください。
トップに戻るライセンスについて
カスペルスキー スモール オフィス セキュリティの定額制サービスは、特定の設定内(有効期限、保護するコンピューターの台数)で本製品の使用を確立します。サービスプロバイダー(インターネットプロバイダーや、定額制サービスで本製品を提供できるカスペルスキーの販売代理店など)からカスペルスキー スモール オフィス セキュリティの定額制サービスを取得することができます。ライセンスは一時停止および再開、自動更新、中止することができます。ライセンスの管理は、サービスプロバイダーのWebサイトまたはカスペルスキーの販売代理店から提供されたツールを使用して個人アカウントページから行います。
カスペルスキー スモール オフィス セキュリティの定額制サービスには、アップデート用の定額制サービスと、アップデートと保護用の定額制サービスの2つの種別があります。猶予期間が切れる前に定額制サービスが更新されない場合、カスペルスキー スモール オフィス セキュリティは定義データベースのアップデート(アップデート用定額制サービスの場合)、Kaspersky Security Networkとのやりとり、およびコンピューターの保護とスキャンタスクの実行(アップデートと保護用の定額制サービスの場合)を停止します。
ライセンスは、期限付き(例:1年間)にすることも、無期限(有効期限なし)にすることもできます。期限付きライセンスの有効期間が終了した場合、ライセンスを更新するまでの猶予期間が得られます。この期間、製品機能はそのまま残ります。期限付きの定額制サービスの有効期間が終了したあと、引き続きカスペルスキー スモール オフィス セキュリティを使用するには、次の方法で更新することができます。
- カスペルスキーのWebサイトまたは販売代理店のWebサイトでご自身で更新する
- 自動的に更新する(サービスプロバイダーへの使用料を期日までに支払っている場合)
カスペルスキー スモール オフィス セキュリティを定額制サービスで利用するには、サービスプロバイダーまたはカスペルスキーの販売代理店が提供するアクティベーションコードを適用する必要があります。定額制サービスによって本製品を使用している場合、別のアクティベーションコードを適用してライセンスを更新することはできません。別のアクティベーションコードを適用できるのは、定額制サービスの有効期間が終了したときに限ります。
定額制サービスでカスペルスキー スモール オフィス セキュリティを使用する場合(そして本製品がすでに有効なライセンスで使用されている場合)、別のコンピューターで製品をアクティベートする際、以前製品をアクティベートしたアクティベーションコードを使用することもできます。
定額制サービスをキャンセルするには、カスペルスキー スモール オフィス セキュリティを購入したサービスプロバイダーにお問い合わせください。
定額制サービスのプロバイダーごとに、定額制サービスの管理オプションが異なることがあります。また、定額制サービスを更新可能な猶予期間が提供されないこともあります。
トップに戻るライセンスを購入する方法
ライセンスを購入したり、既存のライセンスを更新したりすることができます。ライセンスを購入すると、アクティベーションの実行に必要なアクティベーションコードを受け取ります。
ライセンスを購入するには:
- メインウィンドウを表示します。
- 以下のいずれかの方法で[ライセンス]ウィンドウを表示します。
- 本製品のアクティベーションをまだ実行していない場合、メインウィンドウ下部の[ライセンスがありません]をクリックします。
- 本製品のアクティベーションをすでに実行している場合、メインウィンドウ下部の[ライセンス:残りN日]をクリックします。
- [ライセンスの購入]をクリックします。
カスペルスキーのオンラインショップまたはパートナー企業のWebサイトが開き、ライセンスを購入できます。
トップに戻る製品のアクティベーション
接続デバイスのライセンスおよび保護の遠隔管理は、カスペルスキー スモール オフィス セキュリティ管理コンソールで組織の管理者アカウントを作成するまで利用できません。アカウントを作成したら、カスペルスキー スモール オフィス セキュリティのライセンスを管理コンソールに登録し、コンピューターを管理コンソールに接続します。
インストールの際にアクティベーションを実行しなかった場合は、あとで実行できます。アクティベーションが必要な場合は、Windows のタスクバーの通知領域にメッセージが表示されます。
カスペルスキー スモール オフィス セキュリティをアクティベートするには:
- メインウィンドウを表示します。
- 次のいずれかの方法で、アクティベーションコードの入力ウィンドウに移動します:
- メインウィンドウの下部にある<ライセンスの状態>をクリックし、[ライセンス]ウィンドウで[アクティベーションコードの入力]をクリックします。
- メインウィンドウの下部にある[ライセンスがありません]をクリックし、[アクティベーション]を開いて[アクティベーションコードの入力]をクリックします。
- メインウィンドウ下部の[アクティベーションコードの入力]をクリックします。
- [アクティベーション]ウィンドウで、次の操作を行います:
ライセンスを更新する方法
ライセンスを更新することができます。その場合、現在のライセンスの有効期間が終了するまで待たずに、新しいアクティベーションコードを指定できます。現在のライセンスの有効期間が終了すると、カスペルスキー スモール オフィス セキュリティは予備のアクティベーションコードで自動的にアクティベーションが実行されます。
ライセンスを自動的に更新する予備のアクティベーションコードを指定するには:
- メインウィンドウを表示します。
- メインウィンドウ下部の[ライセンス]をクリックします。[有効期間は残りN日です]をクリックすると[ライセンス]ウィンドウが表示されます。
- 表示されるウィンドウで、[新しいアクティベーションコード]セクションの[アクティベーションコードの入力]をクリックします。
- 該当するフィールドにアクティベーションコードを入力し、[アクティベーションコードの追加]をクリックします。
データがアクティベーションサーバーに送信され、検証されます。ライセンスの有効期間が終了すると、アクティベーションサーバーは新しいアクティベーションコードを使用して本製品をアクティベートしている最中に、そのデータを再検証します。
- [完了]をクリックします。
新しいアクティベーションコードが[ライセンス]ウィンドウに表示されます。
ライセンスの有効期間が終了すると、新しいアクティベーションコードで製品が自動的にアクティベートされます。また、[今すぐアクティベート]をクリックすると、新しいアクティベーションコードで手動でアクティベートできます。このボタンは、自動でアクティベートされなかった場合に利用可能です。ライセンスの有効期間が終了する前は利用できません。
指定した新しいアクティベーションコードが、現在のコンピューターや別のコンピューターですでに適用されている場合、ライセンスの更新を目的としたアクティベーションの日付は、最初にこのアクティベーションコードで本製品をアクティベートした日付になります。
現在のライセンスを更新するとき、アクティベーションコードは変更されません。ライセンスは支払い処理後に本製品内で自動的に更新されます。本製品内でアクティベーションコードを再入力する必要はありません。
支払い処理から24時間以内にライセンスの正しい状態が表示されます。
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