Kaspersky Security for Virtualization 5.2 Light Agent

スキャンタスクの詳細設定の指定

設定ファイルを使用してスキャンタスクを実行したり、タスクに関するイベントのログを記録できるように詳細設定を指定してタスクを開始できます。

スキャンの詳細設定を編集するには、次のコマンドを実行します:

lightagent scan [--R[A]:<レポートファイルのパス>][--C:<設定情報ファイルのパス>]

各パラメータの説明:

  • R:<レポートファイルのパス> – レポートファイルに、スキャンタスク実行中に発生した重要なイベントのみを保存します。イベントを記録するファイルの完全パスを指定します。ファイルが作成され、イベントが記録されます。
  • RA:<レポートファイルのパス> – レポートファイルに、スキャンタスク実行中に発生したすべてのイベントを保存します。イベントを記録するファイルの完全パスを指定します。ファイルが作成され、イベントが記録されます。
  • C:<設定ファイルのパス> – スキャンタスク時に、設定情報ファイルで指定された設定を使用します。設定ファイルの完全パスを指定します。

    例:

    「config」という名前の設定ファイルの設定を使用してスキャンタスクを実行する場合:

    lightagent scan --C:/temp/config

    スキャン設定を記載した設定ファイルの名前が「example」で、スキャン中に発生したイベントに関する情報を「report.log」に保存する場合:

    ./example --RA:/tmp/report.log