Kaspersky Security for Virtualization 5.2 Light Agent
Light Agent と SVM の間の接続の暗号化
Light Agent と SVM との間の接続を暗号化できます。それには、次の操作を実行する必要があります:
- SVM での接続暗号化を有効にし、設定します。
- Light Agent での接続暗号化を有効にします。
接続の暗号化が有効になっている Light Agent は、接続が暗号化されている SVM にのみ接続できます。既定では、Light Agent と SVM との接続の暗号化は無効になっています。
接続を保護するために暗号化を使用すると、Kaspersky Security の速度パフォーマンスが低下することがあります。
SVM での接続保護の有効化と無効化
次のいずれかの方法で、SVM の接続の保護を有効または無効に設定できます:
- Kaspersky Security Center 管理コンソールの Protection Server ポリシーのプロパティ。
- Web コンソールでの Protection Server ポリシー設定([アプリケーション設定]→[接続の保護])の作成、変更時。
このセクションでは、管理コンソールを使用してポリシー設定する方法について説明します。
管理コンソールで、SVM の接続保護を有効または無効にするには:
- Kaspersky Security Center 管理コンソールを開きます。
- コンソールツリーの[管理対象デバイス]フォルダーで、対象の SVM が所属する管理グループのフォルダーを開きます。
- 作業領域で、[ポリシー]タブを選択します。
- ポリシーのリストから Protection Server ポリシーを選択し、右クリックしてポリシーのプロパティウィンドウを開きます。
- ポリシーのプロパティウィンドウで、左のリストから[接続の保護]セクションを選択します。
- ウィンドウの右側で、次のいずれかの手順を実行します:
- Light Agent と SVM の間の接続の暗号化を有効にする場合は、[Light Agent と SVM との間のデータチャネルを暗号化する]をオンにします。
接続の暗号化が設定されている Light Agent のみがこのポリシーによって管理される SVM に接続します。
- Light Agent と SVM 間の接続の暗号化を無効にするには、[Light Agent と SVM 間のデータチャネルの暗号化する]をオフにします。
- Light Agent と SVM の間の接続の暗号化を有効にする場合は、[Light Agent と SVM との間のデータチャネルを暗号化する]をオンにします。
- 接続の暗号化を有効にした場合、暗号化された接続を確立できない Light Agent、または接続の暗号化が有効になっていない Light Agent への接続を許可できます。そのためには、[セキュアな接続を確立できない場合にセキュアではない接続を許可する]をオンにします。
- [適用]をクリックします。
Light Agent での接続保護の有効化と無効化
接続を暗号化するには、Integration Server に対する Light Agent の接続を設定します。
次のいずれかの方法で、Light Agent の接続の保護を有効または無効に設定できます:
- Kaspersky Security Center 管理コンソールの、Light Agent for Windows のポリシーのプロパティと Light Agent for Linux のポリシーのプロパティ。
- Light Agent for Windows のローカルインターフェイス。
- Web コンソールでの Light Agent for Windows ポリシー設定、Light Agent for Linux ポリシー設定([アプリケーション設定]→[SVM への接続]→[暗号化接続])の作成、編集時。
このセクションでは、管理コンソールと Light Agent for Windows のローカルインターフェイスを使用して、設定を編集する方法を説明します。
管理コンソールで Light Agent の接続保護を有効または無効にするには:
- Kaspersky Security Center 管理コンソールを開きます。
- コンソールツリーの[管理対象デバイス]フォルダーで、対象とする保護対象仮想マシンが所属する管理グループのフォルダーを開きます。
- 作業領域で、[ポリシー]タブを選択します。
- ポリシーのリストで、Light Agent for Windows ポリシー、または Light Agent for Linux ポリシーを選択して設定を編集し、ポリシーの設定ウィンドウをダブルクリックして開きます。
- ポリシーのプロパティウィンドウで、左のリストから[接続の保護]セクションを選択します。
- ウィンドウの右側で、次のいずれかの手順を実行します:
- Light Agent と SVM の間の接続の暗号化を有効にする場合は、[Light Agent と SVM との間のデータチャネルを暗号化する]をオンにします。接続の暗号化が有効になっている Light Agent は、接続が暗号化されている SVM にのみ接続できます。既定では、Light Agent と SVM との接続の暗号化は無効になっています。
- Light Agent と SVM の間の接続の暗号化を無効にする場合は、[Light Agent と SVM との間のデータチャネルを暗号化する]をオフにします。接続の暗号化が無効になっている Light Agent は、接続が暗号化されていないか、暗号化されていない接続が許可されている SVM に接続できます。
- [適用]をクリックします。
ローカルインターフェイスで Light Agent for Windows の接続保護を有効または無効にするには:
- 本製品の設定ウィンドウを開きます。
- ウィンドウの左側の[SVM への接続]セクションで、[接続の保護]セクションを選択します。
ローカルインターフェイスで設定が編集できない場合は、ポリシーが定義する設定値が、管理グループのすべての保護対象仮想マシンに対して使用されていることを意味します。
- 前の手順のステップ 7 を実行します。
- 変更内容を保存するには[保存]をクリックします。