Kaspersky Security for Virtualization 5.2 Light Agent
バックアップの管理
Light Agent for Linux のコマンドラインからバックアップで次の操作を実行できます:
- ファイルのバックアップコピーのリストを表示する。
- 元のフォルダーにバックアップコピーからファイルを復元する。
- バックアップからファイルのバックアップコピーを削除する。
バックアップにあるファイルのリストの表示
バックアップにあるファイルのリストを表示するには、次のコマンドを実行します:
lightagent list backup
このコマンドは、ファイルに関する次の情報を持ったバックアップ内のファイルのリストを表示します:
- ファイルがバックアップに移動された日時(YYYY-MM-DDThh:mm:ss 形式)。
- バックアップ内のファイルの数値形式の ID。
- 復元できるファイルの元のフォルダーへのパス。
バックアップからのファイルの復元
バックアップコピーから元のフォルダーにファイルを復元できます。
感染したファイルをバックアップから復元すると、仮想マシンが感染する可能性があります。
バックアップからファイルを復元するには:
lightagent restore <
ファイル ID
> [--replace]
各パラメータの説明:
<
ファイル ID
>
– バックアップにあるファイルの数値形式の ID で、リストコマンドを使用して確認できます。replace
– 指定した ID のファイルが同じフォルダーに存在する場合、復元するファイルで上書きします。
ファイルは元のフォルダーに復元されます。
ページのトップに戻るバックアップからのファイルの削除
バックアップからファイルを削除するには:
lightagent delete <
ファイル ID
>
各パラメータの説明:
<
ファイル ID
>
– バックアップにあるファイルの数値形式の ID で、リストコマンドを使用して確認できます。