Kaspersky Security for Virtualization 5.2 Light Agent

ローカルインターフェイスでのレポートの管理

Light Agent for Windows のローカルインターフェイスで、次の種別のレポートを生成できます:

  • システム監査レポート。製品との対話および一般的な製品操作で発生し、特定の製品コンポーネントまたはタスクとは無関係なイベントに関する情報が含まれます。
  • すべての保護コンポーネントのレポート。次の製品コンポーネントの処理過程で記録されたイベントに関する情報が含まれます:
    • ファイルアンチウイルス
    • メールアンチウイルス
    • ウェブアンチウイルス
    • システムウォッチャー
    • ファイアウォール
    • ネットワーク攻撃防御
  • 製品コンポーネントの動作またはタスクに関するレポート。選択した製品コンポーネントの操作またはタスクの実行過程で発生したイベントに関する情報が含まれます。

レポートのデータは、イベントのリストを含むテーブルの形式で表示されます。テーブルの各行には、各イベントの情報が含まれます。イベント属性はテーブルの列に表示されます。特定の列は、詳細属性に入れ子にされた列を含んだ複合列です。各種コンポーネントの動作中に記録されるイベントおよびタスクには、様々な属性があります。

既定では、レポートイベントは[イベントの日付]列の値の昇順に表示されます。イベント重要度も[イベントの日付]列のイベントの日付の横に表示されます。

次のイベント重要度をレポートで使用できます:

  • 情報イベント]:inquiry_event.bmp アイコン。通常は重要な情報が含まれていない形式的なイベント。
  • 重要イベントimportant_event.bmp アイコン。本製品の動作における重要な状況が反映されているため注意が必要なイベント。
  • 緊急イベントcritical_event.bmp アイコン。本製品の動作上の問題を示すイベントを示す、きわめて重大で緊急性のあるイベント。

レポートデータを管理するために、次の操作を実行できます:

  • 列の値またはカスタム条件によってイベントのリストをフィルタリングする。
  • 検索機能を使用して、具体的なイベントを検索する。
  • イベントのリストを列ごとに分類する。
  • グループ化されたデータを最大化または最小化する。
  • レポートに表示される列の順番と配置を変更する。
  • 選択したイベントをセクションごとに表示する
  • テキストファイルにレポートを保存する
  • グループに統合された製品コンポーネントとタスクに関するレポート情報を削除する

製品設定に定義された期間を経過した場合、またはレポートファイルの最大サイズに達した場合は、レポートファイルから自動的にレコードが削除されます。このような制限をキャンセルしたり、他の値を設定したりすることができます。

このセクションの内容:

レポートの表示

レポートのファイルへの保存

レポートからの情報の削除

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[Topic 151976]

レポートの表示

ローカルインターフェイスでレポートを表示するには:

  1. 保護対象仮想マシンでメインウィンドウを開きます。
  2. メインウィンドウの上部にある[レポート]をクリックして、[レポートと保管領域]ウィンドウを開きます。

    レポートと保管領域]ウィンドウに[レポート]タブが表示されます。既定では、[レポート]タブにシステム監査レポートが表示されます。

  3. 次のいずれかの手順を実行します:
    • すべての保護コンポーネントのレポートを生成するには、ウィンドウの左側にある[プロテクション]セクションで、[すべての保護コンポーネント]を選択します。

      すべての保護コンポーネントのレポートがウィンドウの右側に表示されます。このレポートには、保護コンポーネントの操作中に発生したイベントがリスト表示されます。

    • 特定のコンポーネントまたはタスクの動作に関するレポートを生成するには、ウィンドウの左側で、コンポーネントとタスクのリストから関連のあるコンポーネントまたはタスクを選択します。

      レポートがウィンドウの右側に表示されます。このレポートには、選択したコンポーネントまたはタスクの動作中のイベントがリスト表示されます。

      既定では、レポートイベントは[イベントの日付]列の値の昇順に表示されます。

  4. 必要に応じてフィルター、検索、および並べ替え機能を使用して、レポートで目的のイベントを探します。
  5. レポートされたイベントに関する詳細情報を別のセクションで表示するには、レポートでイベントを選択します。

    ウィンドウの下部に、このイベントの属性を含むセクションが表示されます。

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[Topic 65841]

レポートのファイルへの保存

Light Agent for Windows のローカルインターフェイスで、生成されたレポートを TXT または CSV 形式のファイルに保存できます。

製品のログイベントが、画面やその他に表示される通り、つまり同一セットおよびシーケンスのイベント属性とともにレポートに記録されます。

ローカルインターフェイスでレポートをファイルに保存するには:

  1. 保護対象仮想マシンでメインウィンドウを開きます。
  2. メインウィンドウの上部にある[レポート]をクリックして、[レポートと保管領域]ウィンドウを開きます。

    レポートと保管領域]ウィンドウに[レポート]タブが表示されます。既定では、[レポート]タブにシステム監査レポートが表示されます。

  3. 次のいずれかの手順を実行します:
    • すべての保護コンポーネントのレポートを生成するには、ウィンドウの左側にあるコンポーネントとタスクのリストで、[すべての保護コンポーネント]を選択します。

      すべての保護コンポーネントのレポートがウィンドウの右側に表示されます。このレポートには、すべての保護コンポーネントの処理におけるイベントがリスト表示されます。

    • 特定のコンポーネントまたはタスクの動作に関するレポートを生成するには、ウィンドウの左側で、コンポーネントとタスクのリストから関連のあるコンポーネントまたはタスクを選択します。

      レポートがウィンドウの右側に表示されます。このレポートには、選択したコンポーネントまたはタスクの動作中のイベントがリスト表示されます。

  4. 次の方法で、レポートに表示されるデータを必要に応じて変更できます:
    • 列の値または絞り込み条件によってイベントのリストをフィルタリングする。
    • イベント検索を実行する。
    • レポートに表示される列の順番と配置を変更する。
    • イベントのリストを列ごとに分類する。
  5. ウィンドウの右上にある[レポートを保存]をクリックします。

    コンテキストメニューが表示されます。

  6. コンテキストメニューで、レポートファイルの保存のためのエンコードを次から選択します: [ANSI で保存]または[Unicode で保存]。

    Microsoft Office の標準の[名前を付けて保存]ウィンドウが表示されます。

  7. 名前を付けて保存]ウィンドウで、レポートファイルの保存先フォルダーを指定します。
  8. ファイル名]フィールドにレポートファイル名を入力します。
  9. ファイルの種類]で必要なレポートファイル形式を次から選択します:TXT または CSV。
  10. 保存ボタンをクリックします。
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[Topic 65839]

レポートからの情報の削除

アプリケーション設定で定義される値に従って、レポートファイルのレコードを自動的に削除します。また、Light Agent for Windows のローカルインターフェイスでレポートからの情報を削除することもできます。

レポートから情報を削除するには:

  1. 保護対象仮想マシンで、本製品の設定ウィンドウを開きます。
  2. ウィンドウの左側の[その他の設定]セクションで、[レポートと保管領域]を選択します。
  3. ウィンドウの右側にある[レポート]セクションで、[レポートの削除]をクリックします。

    レポートから情報を削除]ウィンドウが表示されます。

  4. 情報を削除したいレポートのチェックボックスをオンにします:
    • すべてのレポート
    • 全般的なプロテクションのレポート:次の製品コンポーネントの動作に関する情報が含まれています:
      • ファイルアンチウイルス
      • メールアンチウイルス
      • ウェブアンチウイルス
      • ファイアウォール
      • ネットワーク攻撃防御
    • スキャンタスクのレポート:完了したスキャンタスクに関する情報が含まれています:
      • 完全スキャン
      • 簡易スキャン
      • オブジェクトスキャン
    • アップデートタスクのレポート:完了したアップデートタスクに関する情報が含まれています。
    • ファイアウォールのルール処理のイベント:ファイアウォールの動作に関する情報が含まれています。
    • 管理コンポーネントのレポート:次の製品コンポーネントの動作に関する情報が含まれています:
      • アプリケーション起動コントロール
      • アプリケーション権限コントロール
      • デバイスコントロール
      • ウェブコントロール
    • システム変更監視のレポート:システム変更監視の動作に関する情報が含まれています。
    • システムウォッチャーのデータ:システムウォッチャーの動作に関する情報が含まれています。
  5. レポートから情報を削除]ウィンドウで、[OK]をクリックします。

     

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