Kaspersky Security for Virtualization 5.2 Light Agent

システム変更ステータスのリセット

システム変更監視イベントによって仮想マシンのステータスが[緊急]または[警告]に変更された場合、そのステータスはシステム変更ステータスを表しています。

Kaspersky Security Center でシステム変更ステータスをリセットできます。すなわち、仮想マシンの[緊急]および[警告]ステータスをキャンセルできます。

仮想マシンのプロパティウィンドウで 1 台の仮想マシンのシステム変更ステータスをリセットしたり、管理グループ内の複数の保護対象仮想マシンのシステム変更ステータスをリセットするグループタスクを作成したりできます。

このセクションの内容:

1 台の仮想マシンでのシステム変更ステータスのリセット

システム変更ステータスのリセットタスクの作成

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1 台の仮想マシンでのシステム変更ステータスのリセット

仮想マシンのシステム変更のステータスを、仮想マシンにインストールされた Kaspersky Security のプロパティでリセットできます。管理コンソールまたは Web コンソールを使用して、システム変更ステータスをリセットできます(仮想マシンにインストールされた Kaspersky Security for Virtualization 5.2 Light Agent のプロパティウィンドウから、[アプリケーション設定]タブの[仮想マシンの変更ステータス]セクションへ移動)。

管理コンソールを使用して、1 台の仮想マシンでシステム変更ステータスをリセットするには:

  1. Kaspersky Security Center 管理コンソールを開きます。
  2. コンソールツリーの[管理対象デバイス]フォルダーで、対象の仮想マシンが所属する管理グループのフォルダーを選択します。
  3. 作業領域で、[デバイス]タブを選択します。
  4. 仮想マシンをリストから選択し、ダブルクリックして仮想マシンの設定ウィンドウを開きます。
  5. 表示されるウィンドウの左側にあるリストで、[アプリケーション]セクションを選択します。
  6. ウィンドウの右側にある仮想マシンにインストールされたアプリケーションのリストで、[Kaspersky Security for Virtualization 5.2 Light Agent]を選択し、ダブルクリックして Kaspersky Security for Virtualization 5.2 Light Agent の設定ウィンドウを開きます。
  7. 表示されるウィンドウで、[仮想マシンのシステム変更ステータス]セクションを選択します。
  8. ウィンドウの右側で、[ステータスのリセット]をクリックします。

システム変更監視イベントによって仮想マシンのステータスが[緊急]または[警告]に変更されていた場合、[OK]ステータスが仮想マシンに割り当てられます。

他のイベントによって、または Kaspersky Security Center ステータス割り当てルールに基づいてステータスが変更されていた場合、仮想マシンのステータスは変更されません。

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システム変更ステータスのリセットタスクの作成

管理コンソールを使用してタスクを作成し、システム変更ステータスをリセットできます。このタスクは手動で開始します。システム変更ステータスのリセットは、タスクの設定で指定した各仮想マシン上で実行されます。

システム変更ステータスのリセットタスクは、仮想マシンで Web コンソールを使用して作成実行することもできます。

管理コンソールを使用して、システム変更ステータスのリセットタスクを仮想マシンで作成するには:

  1. Kaspersky Security Center 管理コンソールを開きます。
  2. 次のいずれかの手順を実行します:
    • 選択した管理グループ内の仮想マシンのタスクを作成するには、この管理グループの名前のフォルダーをコンソールツリーで選択し、ワークスペースで[タスク]タブを選択します。
    • 1 台以上の仮想マシンのタスク(デバイスのセット向けのタスク)を作成するには、コンソールツリーで[タスク]を選択します。
  3. 新規タスク]をクリックして、新規タスクウィザードを実行します。
  4. ウィザードの最初のステップで、タスクの種別を選択します。これを行うには、[Kaspersky Security for Virtualization 5.2 Light Agent for Windows]リストで、[システム変更ステータスのリセット]を選択します。

    新規タスクウィザードの次のステップに進みます。

  5. タスク]フォルダーから新規タスクウィザードを開始した場合、タスク作成の対象となる仮想マシンを選択する方法を指定します。管理サーバーが検出した仮想マシンのリストからの仮想マシンの選択、仮想マシンのアドレスの手動指定、仮想マシンリストのファイルからのインポート、または以前設定したデバイスの抽出の指定が可能です(詳細は、Kaspersky Security Center のオンラインヘルプを参照してください)。指定した仮想マシン選択方法に応じて、表示されたウィンドウで、次のいずれかの操作を実行します:
    • 検出された仮想マシンのリストで、タスクを作成する仮想マシンを指定します。これを行うには、リストの該当する仮想マシン名の左にあるチェックボックスをオンにします。
    • 追加]または[IP アドレス範囲の追加]をクリックし、仮想マシンのアドレスを手動で入力します。
    • インポート]をクリックして表示されたウィンドウで、仮想マシンのアドレスのリストの入った TXT ファイルを選択します。
    • 参照]をクリックして表示されたウィンドウで、タスクを作成する仮想マシンを含む抽出の名前を指定します。

    新規タスクウィザードの次のステップに進みます。

  6. 名前]にシステム変更ステータスリセットタスクの名前を入力します。

    新規タスクウィザードの次のステップに進みます。

  7. 新規タスクウィザード終了後すぐにタスクを開始したい場合は、[ウィザード完了後にタスクを実行する]をオンにします。

    ウィザードを終了します。

作成したオブジェクトスキャンタスクがタスクのリストに表示されます。

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