Kaspersky Security for Virtualization 5.2 Light Agent
セキュアな接続のスキャンからの Web リソースの除外
信頼するドメインの Web リソースに対して、Kaspersky Security ではトラフィックを復号せず、セキュリティ証明書のチェックも行いません。Kaspersky Security Center を使用するか Light Agent for Windows のローカルインターフェイスを使用して、信頼するドメインのリストを作成できます。
Kaspersky Security Center を使用して信頼するドメインのリストを作成するには:
- Kaspersky Security Center 管理コンソールを開きます。
- コンソールツリーの[管理対象デバイス]フォルダーで、対象とする保護対象仮想マシンが所属する管理グループのフォルダーを開きます。
- 作業領域で、[ポリシー]タブを選択します。
- ポリシーのリストから Light Agent for Windows ポリシーを選択し、ダブルクリックしてポリシーのプロパティウィンドウを開きます。
- ポリシーのプロパティウィンドウで、左のリストから[ネットワークトラフィックモニター]セクションを選択します。
- ウィンドウの右側にある[セキュアな接続のスキャン]セクションで、[信頼するドメイン]をクリックします。
- 表示される[信頼するドメイン]ウィンドウで、信頼するドメインのリストを設定します:
- 信頼するドメインのリストにドメインを追加するには:
- 追加ボタンをクリックします。
- 表示される[ドメイン]ウィンドウで、名前、IP アドレス、IP アドレスの範囲(例:198.51.100.0/24)、またはドメインの URL を入力します。
指定したドメインのサブドメインの Web リソースには、スキャンの除外は適用されません。セキュアな接続のスキャンからサブドメインの Web リソースも除外するには、「
*.example.com
」のような形式でドメインマスクを入力します。 - [ドメイン]ウィンドウで[OK]をクリックします。
- 信頼するドメインの名前またはアドレスを変更するには:
- リストからドメインを選択し、[編集]をクリックします。
- 表示される[ドメイン]ウィンドウで、ドメイン名、IP アドレス、IP アドレスの範囲(例:198.51.100.0/24)、またはドメインの URL またはドメインマスク(
*.example.com
の形式)を入力し、[OK]をクリックします。
- 信頼するドメインのリストからドメインを削除するには、リストからドメインを選択し、[削除]をクリックします。
- 信頼するドメインのリストから削除せずに、Web リソースのドメインをスキャンから除外するのを一時的にキャンセルするには、リスト内のドメインに隣接するチェックボックスをオフにします。既定では、このリストに追加されたドメインに属するすべての Web リソースは、セキュアな接続のスキャンから除外されます。
- 信頼するドメインのリストにドメインを追加するには:
- [信頼するドメイン]ウィンドウで[OK]をクリックします。
- [適用]をクリックします。
ローカルインターフェイスで信頼するドメインのリストを作成するには:
- 保護対象仮想マシンで、本製品の設定ウィンドウを開きます。
- ウィンドウの左側の[その他の設定]セクションで、[ネットワークトラフィックモニター]を選択します。
ウィンドウの右側に、ネットワークポートの監視の設定とセキュアな接続のスキャンの設定が表示されます。
ローカルインターフェイスで設定が編集できない場合は、ポリシーが定義する設定値が、管理グループのすべての保護対象仮想マシンに対して使用されていることを意味します。
- 前述の手順のうち、ステップ 6 ~ 8 を実行します。
- 変更内容を保存するには[保存]をクリックします。