目次
Web コンソールでのタスクの管理
Web コンソールを使用して Kaspersky Security を管理するために、次のタスクを使用できます:
- SVM 上で動作するタスク:
- Light Agent for Windows がインストールされている保護対象仮想マシンで実行するタスク:
- Light Agent for Linux がインストールされている保護対象仮想マシンで実行するウイルススキャンタスク。
Web コンソールでのタスクの作成
Web コンソールでタスクを作成するには:
- Web コンソールを開始します。
- [デバイス]セクションで、[タスク]を選択します。
タスクのリストが開きます。
- 追加ボタンをクリックします。
新規タスクウィザードが起動します。
- ウィザードの最初のステップで次を実行します:
- [アプリケーション]ドロップダウンリストで、タスクを作成する Kaspersky Security Web プラグインを選択します。
- [タスク種別]ドロップダウンリストで、作成するタスク種別を選択します。
- [タスク名]フィールドに、新規タスクの名前を入力します。
- タスク範囲の定義方法を選択します。
タスク範囲は、タスクを実行する複数の SVM または仮想マシンです。
- [管理グループにタスクを割り当てる]をオンにして、指定した管理グループに属するすべての SVM または仮想マシンでタスクを実行します。
- [デバイスのアドレスを手動で指定するか、リストからアドレスをインポートする]をオンにして、指定した SVM または仮想マシンでタスクを実行します。
- [デバイスの抽出にタスクを割り当てる]をオンにして、事前定義した基準に基づいたデバイスの抽出に含まれる SVM または仮想マシンでタスクを実行します。デバイスの抽出の作成に関する詳細は、Kaspersky Security Center のオンラインヘルプを参照してください。
新規タスクウィザードの次のステップに進みます。
- 選択したタスク範囲の定義方法に応じて、次のいずれかを実行します:
- 管理グループのツリーで、必要な管理グループに隣接するチェックボックスをオンにします。
- デバイスリストで、必要な SVM または仮想マシンに隣接するチェックボックスをオンにします。必要な SVM または仮想マシンがリストにない場合は、次の方法で追加できます:
- [デバイスの追加]を使用します。デバイスは、名前または IP アドレスを指定して追加できます。指定した IP アドレス範囲らの追加や、企業ローカルネットワークのポーリング時に管理サーバーが検出したデバイスのリストからの選択も可能です。
- [デバイスをファイルからインポート]を使用します。アドレスは、SVM のアドレスのリストの入った TXT ファイルからインポートされます。1 行に 1 つのアドレスが記載されています。
ファイルから SVM のリストをインポートするか、手動でアドレスを指定し、SVM が名前で識別される場合、SVM の接続時またはローカルエリアネットワークの次回ポーリング時に、詳細が既に管理サーバー定義データベースにある SVM のみを、タスクを作成する対象の SVM のリストに追加できます。
- リストで、必要な SVM または仮想マシンが含まれる抽出の名前を選択します。
新規タスクウィザードの次のステップに進みます。
- ウィザードの手順に従い、使用可能なタスクの設定を編集します。作成中のタスク種別に応じて、編集可能な設定オプションが異なります。
- スケジュールや、新規タスクウィザードでは設定できないその他のタスク設定を編集する場合、[タスクの作成が完了したらタスクの詳細を表示する]をウィザードの最後のステップでオンにします。
- [終了]をクリックし、ウィザードを終了します。
Web コンソールでのタスクの変更
Web コンソールで、タスクの設定を変更するには:
- Web コンソールを開始します。
- 特定の管理グループに属する SVM または仮想マシンに対して作成したタスクの設定を変更する場合、グループツリーセクションからそのグループ名を選択します。
- [デバイス]セクションで、[タスク]を選択します。
タスクのリストが開きます。
- タスクのリストで、必要なタスクを選択し、タスク名のリンクをクリックしてタスクのプロパティウィンドウを開きます。
- タスク設定を指定します。
- [全般]タブで、タスク名を編集できます。
- [アプリケーション設定]タブで、指定したタスクの設定を編集できます。タスク種別に応じて、編集可能な設定オプションが異なります。
- [スケジュール]タブで、タスクの開始スケジュール、開始と停止に関する詳細な設定を編集できます。
タスクのプロパティウィンドウにある[全般]、[結果]、[設定]、[スケジュール]、[変更履歴]は Kaspersky Security Center の標準的なタブです。詳細は、Kaspersky Security Center のオンラインヘルプを参照してください。
- 変更内容を保存するには[保存]をクリックします。
Web コンソールからのタスクの開始と停止
Web コンソールでタスクを開始または停止するには:
- Web コンソールを開始します。
- [デバイス]セクションで、[タスク]を選択します。
タスクのリストが開きます。
- タスクのリストから、開始または停止するタスクの左にあるチェックボックスをオンにします。
- 次のいずれかの手順を実行します:
- タスクを開始する場合は、[実行]をクリックします。
- タスクを停止する場合は、[停止]をクリックします。
[ウイルススキャン]タスクは、開始と停止以外に一時停止と再開の動作が可能です。Light Agent for Windows がインストールされた仮想マシンで、タスクの実行を指定した時間に自動的に一時停止することも可能です。
ページのトップに戻るウイルススキャンタスクの自動的な一時停止を Web コンソールで設定する
[ウイルススキャン]タスクの自動的な一時停止は、Light Agent for Windows がインストールされた仮想マシンでのみ設定可能です。
ウイルススキャンタスクの自動的な一時停止を Web コンソールで設定するには:
- Web コンソールを開始します。
- [デバイス]セクションで、[タスク]を選択します。
タスクのリストが開きます。
- タスクのリストから一時停止を設定するウイルススキャンタスクを選択し、タスク名のリンクをクリックしてタスクのプロパティウィンドウを開きます。
- [アプリケーション設定]タブの[セキュリティレベル]セクションで、[設定]をクリックします。
[ウイルススキャン]ウィンドウが表示されます。
- [詳細]タブの[動作の一時停止]セクションで、[カスタム]をオンにし[設定]をクリックします。
[動作の一時停止]ウィンドウが表示されます。
- [一時停止する時刻]と[再開する時刻]のフィールドで、ウイルススキャンタスクが一時停止される時刻と再開される時刻を指定し、[OK]をクリックします。
- [ウイルススキャン]ウィンドウで[OK]をクリックします。
- 変更内容を保存するには[保存]をクリックします。
実行したタスクの進捗状況と結果に関する情報の表示
タスクの進行と結果に関する情報は、次のいずれかの方法で Web コンソールで表示できます:
- タスクリストの[ステータス]列([デバイス]→[タスク]の順に選択)。
- [タスクのステータス]ウィンドウ:ウィンドウを開くには、目的のタスク名に隣接するチェックボックスをリストでオンにして([デバイス]→[タスク]、[実行結果]をクリックします。
- タスクのプロパティウィンドウの[結果]タブ:タスクのプロパティウィンドウは、タスク名のリンクをクリックすると開きます。[結果]タブは、[履歴の表示]を[タスクのステータス]ウィンドウでクリックして開くこともできます。