Kaspersky Security for Virtualization 5.2 Light Agent
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スキャン方法の変更
「スキャン方法」は、ファイルアンチウイルスがファイルのスキャンを開始する条件を意味します。既定では、ファイルアンチウイルスはスマートモードでファイルをスキャンします。このファイルスキャン方法の場合、ファイルアンチウイルスでは、ユーザー、現在のユーザーまたは別のユーザー(オペレーティングシステムへのログインに使用されたアカウント)の権限でのアプリケーション、オペレーティングシステムによるファイルの操作が分析された後に、ファイルをスキャンするかどうかが判断されます。たとえば、Microsoft Office Word ドキュメントの場合は、ファイルを最初に開く時と最後に閉じる時に、ファイルアンチウイルスによってファイルがスキャンされます。ファイルを上書きする中間作業を実行しても、ファイルはスキャンされません。
Kaspersky Security Center を使用してファイルスキャン方法を変更するには:
- Kaspersky Security Center 管理コンソールを開きます。
- コンソールツリーの[管理対象デバイス]フォルダーで、対象とする保護対象仮想マシンが所属する管理グループのフォルダーを開きます。
- 作業領域で、[ポリシー]タブを選択します。
- ポリシーのリストから Light Agent for Windows ポリシーを選択し、ダブルクリックしてポリシーのプロパティウィンドウを開きます。
- ポリシーのプロパティウィンドウで、左のリストから[ファイルアンチウイルス]を選択します。
- ウィンドウの右側にある[セキュリティレベル]セクションで、[設定]をクリックします。
- 表示される[ファイルアンチウイルス]ウィンドウの[詳細]タブにある[スキャン方法]セクションで、次のいずれかの操作を実行します:
- スマートモードでスキャン
- ファイルのアクセス時と更新時にスキャン
- ファイルのアクセス時にスキャン
- ファイルの実行時にスキャン
- [ファイルアンチウイルス]ウィンドウで[OK]をクリックします。
- [適用]をクリックします。
ローカルインターフェイスでファイルスキャンレベルを変更するには:
- 保護対象仮想マシンで、本製品の設定ウィンドウを開きます。
- ウィンドウの左側の[プロテクション]セクションで、[ファイルアンチウイルス]を選択します。
ウィンドウの右側に、ファイルアンチウイルスの設定が表示されます。
ローカルインターフェイスで設定が編集できない場合は、ポリシーが定義する設定値が、管理グループのすべての保護対象仮想マシンに対して使用されていることを意味します。
- 前述の手順のうち、ステップ 6 ~ 8 を実行します。
- 変更内容を保存するには[保存]をクリックします。