Kaspersky Security for Virtualization 5.2 Light Agent
検知可能なオブジェクトの選択
Kaspersky Security では、仮想マシンのプロテクションを詳細に調整できるだけでなく、動作中にアプリケーションが検知するオブジェクトの種別を選択できます。オペレーティングシステムのウイルス、ワーム、トロイの木馬を必ずスキャンします。これらの種別のオブジェクトは、保護対象仮想マシンに重大な損害を与える可能性があるため、これらのスキャンを無効にすることはできません。仮想マシンのセキュリティを強化するために、保護対象仮想マシンや個人情報に損害を与える目的で悪用される可能性がある正規ソフトウェアの監視を可能にして、検知できるオブジェクト種別の範囲を拡大できます。
Kaspersky Security Center で、検知可能なオブジェクトの種別を選択するには:
- Kaspersky Security Center 管理コンソールを開きます。
- コンソールツリーの[管理対象デバイス]フォルダーで、対象とする保護対象仮想マシンが所属する管理グループのフォルダーを開きます。
- 作業領域で、[ポリシー]タブを選択します。
- ポリシーのリストで、Light Agent for Windows ポリシー、または Light Agent for Linux ポリシーを選択して設定を編集し、ポリシーの設定ウィンドウをダブルクリックして開きます。
- ポリシーのプロパティウィンドウで、左のリストから[全般プロテクション設定]を選択します。
- ウィンドウの右側にある[検知するオブジェクト]セクションで、[設定]をクリックします。
[検知するオブジェクト]ウィンドウが表示されます。
- Kaspersky Security に検知させるオブジェクト種別の横にあるチェックボックスをオンにします。
検知されたオブジェクトはすべて削除されるので、注意してください。
- [検知するオブジェクト]ウィンドウで、[OK]をクリックします。
[検知するオブジェクト]ウィンドウが閉じます。[検知するオブジェクト]セクションの[次の種別のオブジェクトの検知が有効です]の下に、選択したオブジェクトの種別が表示されます。
- [適用]をクリックします。
ローカルインターフェイスで検知できるオブジェクトの種別を選択するには:
- 本製品の設定ウィンドウを開きます。
- ウィンドウの左側の[プロテクション]セクションを選択します。
プロテクション設定は、ウィンドウの右側に表示されます。
ローカルインターフェイスで設定が編集できない場合は、ポリシーが定義する設定値が、管理グループのすべての保護対象仮想マシンに対して使用されていることを意味します。
- 前述の手順のうち、ステップ 7 ~ 9 を実行します。
- 変更内容を保存するには[保存]をクリックします。