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- デバイスコントロールルールのリストの入力:KAVSHELL DEVCONTROL
- 定義データベースのアップデートタスクを開始する:KAVSHELL UPDATE
- Kaspersky Security for Windows Server 定義データベースのロールバック:KAVSHELL ROLLBACK
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- トレースログの有効化、設定、無効化:KAVSHELL TRACE
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- ダンプファイル作成の有効化と無効化:KAVSHELL DUMP
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- ベースラインに基づくファイル変更監視タスクの管理:KAVSHELL FIM /BASELINE
- コマンドのリターンコード
- KAVSHELL START および KAVSHELL STOP コマンドのリターンコード
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デバイスコントロールルールについて
Kaspersky Security for Windows Server は、MTP 接続したモバイルデバイスに対して許可ルールを適用しません。
このルールは、現在保護対象デバイスに接続されているデバイスまたは接続されていたことがあるデバイスごとに一意に作成されます。ただし、このデバイスに関する情報がシステムレジストリに格納されている場合です。
デバイスコントロールの許可ルールを作成するには:
Kaspersky Security for Windows Server でサポートされるデバイスコントロールルールの最大数は 3072 です。
デバイスコントロールルールの説明を以下に記載します。
ルールの種別
ルールの種別は常に[許可]です。既定では、デバイスが許可ルールの適用範囲に含まれていない場合、デバイスコントロールタスクにより、すべてのフラッシュドライブおよびその他の外部デバイスの接続がブロックされます。
ルール有効化の条件とルールの適用範囲
デバイスコントロールルールでは、デバイスインスタンスパスに基づいてフラッシュドライブおよびその他の外部デバイスが識別されます。デバイスインスタンスパスは、デバイスが接続されて外部デバイスまたは CD / DVD ドライブ(たとえば、IDE または SCSI)として登録された時に、システムによってデバイスに割り当てられる一意の基準です。
Kaspersky Security for Windows Server では、接続に使用されているバスには関係なく、CD / DVD ドライブの接続が制御されます。このようなデバイスを USB 経由でマウントする際には、オペレーティングシステムにより、外部デバイスおよび CD / DVD ドライブ(たとえば、IDE または SCSI)という 2 つのデバイスインスタンスのパス値が登録されます。このようなデバイスを正常に接続するには、インスタンスの各パス値に対して許可ルールを設定する必要があります。
Kaspersky Security for Windows Server ではデバイスインスタンスパスが自動的に定義され、得られた値が次の要素に構文解析されます:
- デバイスの製造元(VID)
- デバイスコントローラーの種別(PID)
- デバイスのシリアルナンバー
デバイスインスタンスパスは手動では設定できません。許可ルールの有効化の条件では、ルールの適用範囲が定義されます。既定では、新しく作成されたルールの適用範囲には、Kaspersky Security for Windows Server がルール作成の基準としてプロパティを参照した初期デバイスが 1 台含まれています。作成したルールの値を設定するには、ルールの適用範囲を拡張するマスクを使用します。
初期デバイス値
Kaspersky Security for Windows Server で許可ルールの作成に使用され、接続されているデバイスごとに Windows デバイス マネージャーに表示されるデバイスプロパティ。
初期デバイス値には次の情報が含まれています:
- デバイスインスタンスパス:Kaspersky Security for Windows Server は、このプロパティに基づいてルール有効化の条件を定義し、次のフィールドに記入します:[製造元(VID)]、[コントローラーの種別(PID)]、[ルールのプロパティ]ウィンドウの[ルールの適用範囲]セクションにある[シリアルナンバー]。
- 説明的名称:製造元がデバイスのプロパティで設定するデバイスの説明的名称。
Kaspersky Security for Windows Server では、ルールの作成時に初期デバイス値が自動的に定義されます。後でこれらの値を使用して、ルール作成の基本として使用されたデバイスを認識できます。初期デバイス値は編集できません。
説明
作成したデバイスコントロールルールごとに、[説明]で情報を追加できます。たとえば、接続されているフラッシュドライブの名前を記録したり、その所有者を定義したりできます。この説明は、[デバイスコントロールルール]ウィンドウの対応する図に表示されます。
説明と初期デバイス値はルール適用での使用は許可されず、ユーザーがデバイスを簡単に識別する目的のみで規定されます。