既定では、定義データベースをアップデートするごとに、隔離のスキャンローカルシステムタスクが実行されます。以下の表に、タスクの設定を示します。隔離のスキャンタスクの設定は変更できません。
タスクの起動スケジュールの設定、手動でのタスクの開始、タスクの開始に使用するアカウント権限の変更が可能です。
定義データベースのアップデート後に隔離されたオブジェクトがスキャンされると、Kaspersky Security for Windows Server により一部のオブジェクトが感染していないとして再分類されることがあります。それらのオブジェクトのステータスは「誤検知」に変更されます。その他のオブジェクトは、感染しているとして再分類されます。この場合、そのようなオブジェクトは隔離のスキャンタスクの設定に従い、駆除または駆除できない場合は削除されます。
隔離のスキャンタスクの設定
隔離のスキャンタスクの設定 |
値 |
|---|---|
スキャン範囲 |
隔離フォルダー |
セキュリティ設定 |
スキャン範囲全体で同一。これらの値は次の表に示されています。 |
隔離のスキャンタスクのスキャン設定
セキュリティ設定 |
値 |
|---|---|
オブジェクトのスキャン |
スキャン範囲に含まれているすべてのオブジェクト |
最適化 |
無効 |
感染しているオブジェクトまたはその他の検知したオブジェクトの処理 |
駆除する。駆除できない場合は削除する |
感染したオブジェクトの処理 |
スキップ |
除外するオブジェクト |
なし |
検知しないオブジェクト |
なし |
スキャン時間が次より長い場合は停止する(秒) |
設定なし |
次のサイズより大きいオブジェクトはスキャンしない(MB) |
設定なし |
NTFS 代替データストリームをスキャン |
有効 |
ドライブのブートセクターと MBR |
無効 |
iChecker を使用する |
無効 |
iSwift を使用する |
無効 |
複合オブジェクトをスキャンします |
|
ファイルの Microsoft の署名をチェックする |
実行されていません |
ヒューリスティックアナライザーを使用する |
有効(分析レベル[高]) |
信頼ゾーン |
オフ |