アプリケーションコンソールでの信頼ゾーンの設定
信頼ゾーンを設定するには:
- [除外リスト]タブで、タスクの実行時にスキップするオブジェクトを指定できます。
- [信頼するプロセス]タブで、タスクの実行時にスキップするプロセスを指定できます。
- 製品のタスクに信頼ゾーンを適用します。
- not-a-virus(非ウイルス)マスクを適用します。
除外対象オブジェクトの信頼ゾーンへの追加
アプリケーションコンソールを使用して、除外するオブジェクトを信頼ゾーンに手動で追加するには:
- アプリケーションコンソールツリーで、[Kaspersky Security]フォルダーのコンテキストメニューを開きます。
- [信頼ゾーンの設定]メニューオプションを選択します。
[信頼ゾーン]ウィンドウが開きます。
- [除外リスト]タブを選択します。
- [追加]をクリックします。
[除外]ウィンドウが開きます。
- [次の条件が満たされた場合はオブジェクトをスキャンしない]セクションで、保護範囲またはスキャン範囲から除外するオブジェクトと、検知可能なオブジェクトから除外するオブジェクトを指定します:
- 保護範囲またはスキャン範囲からオブジェクトを除外するには:
- []をオンにします。
- [編集]をクリックします。
[オブジェクトを選択]ウィンドウが開きます。
- スキャンの範囲から除外するオブジェクトを指定します。
オブジェクトを指定する時に、名前マスク(? と * の文字を使用)およびすべての種別の環境変数を使用できます。環境変数の解決(変数を値で置き換え)は、タスクを起動する時または新しいタスクを実行中のタスクに適用する時に、Kaspersky Security for Windows Server によって実行されます(オンデマンドスキャンタスクには適用されません)。Kaspersky Security for Windows Server は、タスクの起動に使用されるアカウントで環境設定を解決します。環境変数について詳しくは、Microsoft のナレッジベースを参照してください。
- [OK]をクリックします。
- 指定されたオブジェクトの下位に置かれているすべてのファイルとフォルダーを保護範囲またはスキャン範囲から除外する場合は、[サブフォルダーにも適用]をオンにします。
- 検知可能なオブジェクトの名前を指定するには:
- []をオンにします。
- [編集]をクリックします。
[オブジェクトのリスト]ウィンドウが開きます。
- ウイルス百科事典の分類に従い、検知可能なオブジェクトの名前または名前のマスクを指定します。
- [追加]をクリックします。
- [OK]をクリックします。
- 保護範囲またはスキャン範囲からオブジェクトを除外するには:
- []セクションで、除外を適用するタスクの名前の横にあるチェックボックスをオンにします。
- [OK]をクリックします。
[信頼ゾーン]ウィンドウの[除外リスト]タブのリストに、除外対象オブジェクトが表示されます。
ページのトップに戻る信頼されたプロセスの追加
次のいずれかの方法を使用して、信頼するプロセスのリストにプロセスを追加できます:
- 保護対象デバイスで実行中のプロセスのリストから、対象のプロセスを選択する方法。
- プロセスの実行ファイルを選択する方法。この方法では、プロセスが現在実行されているかどうかは関係ありません。
プロセスの実行ファイルが変更されている場合、信頼するプロセスのリストからこのプロセスが除外されます。
信頼するプロセスのリストにプロセスを 1 つ以上追加するには:
- アプリケーションコンソールツリーで、[Kaspersky Security]フォルダーのコンテキストメニューを開きます。
- [信頼ゾーンの設定]メニューオプションを選択します。
[信頼ゾーン]ウィンドウが開きます。
- [信頼するプロセス]タブを選択します。
- ファイルの読み取り操作のスキャンをスキップするには、[]をオンにします。
- 信頼するプロセスのファイル操作のスキャンをスキップするには、[]をオンにします。
- [追加]をクリックします。
- ボタンのコンテキストメニューから、次のいずれかを選択します:
- 複数のプロセス
表示された[信頼するプロセスの追加]ウィンドウで、次を設定します:
- 。
- 。
- 実行可能プロセスに基づいてデータを追加するには、[参照]をクリックします。
- 表示されたウィンドウで、実行ファイルを選択します。
一度に追加できる実行ファイルは 1 つのみです。他の実行ファイルを追加するには手順 c と d を繰り返してください。
- 実行中のプロセスに基づいてデータを追加するには、[プロセス]をクリックします。
- 表示されたウィンドウで、プロセスを選択します。複数のプロセスを選択するには、[CTRL]を押したまま選択します。
- [OK]をクリックします。
実行中のプロセスのリストを表示できるようにするには、ファイルのリアルタイム保護タスクが実行されたアカウントに、Kaspersky Security for Windows Server がインストールされているデバイスの管理者権限が必要です。実行中のプロセスのリスト内のプロセスは、ファイル名、プロセス識別子(PID)、または保護対象デバイス上のプロセスの実行ファイルのパスで並べ替えることができます。実行中のプロセスを選択するには、保護対象デバイスでアプリケーションコンソールのみを使用するか、あるいは Kaspersky Security Center から指定されたコンピューター設定内で、[プロセス]をクリックします。
- ファイル名とパスに基づく 1 つのプロセス
[プロセスの追加]ウィンドウで、次を実行します:
- 実行ファイルへのパスを入力します(ファイル名を含む)。
オブジェクトを指定する時に、名前マスク(
?
と*
の文字を使用)およびすべての種別の環境変数を使用できます。環境変数の解決(変数を値で置き換え)は、タスクを起動する時または新しいタスクを実行中のタスクに適用する時に、Kaspersky Security for Windows Server によって実行されます(オンデマンドスキャンタスクには適用されません)。Kaspersky Security for Windows Server は、タスクの起動に使用されるアカウントで環境設定を解決します。環境変数について詳しくは、Microsoft のナレッジベースを参照してください。 - [OK]をクリックします。
- 実行ファイルへのパスを入力します(ファイル名を含む)。
- オブジェクトのプロパティに基づく 1 つのプロセス
表示された[信頼するプロセスの追加]ウィンドウで、次を設定します:
- [参照]をクリックしてプロセスを選択します。
- 信頼対象と判断するためにディスク上でフルプロセスパスを使用する。
- 信頼対象と判断するためにプロセスファイルハッシュを使用する。
- [OK]をクリックします。
選択したプロセスを信頼できるプロセスのリストに追加するには、少なくとも 1 つの信頼の基準を選択する必要があります。
- 複数のプロセス
- [信頼ゾーン]ウィンドウで[OK]をクリックします。
選択したファイルまたはプロセスが、[信頼ゾーン]ウィンドウの信頼するプロセスのリストに追加されます。
ページのトップに戻るnot-a-virus(非ウイルス)マスクの適用
not-a-virus(非ウイルス)マスクを使用すると、有害と判断される可能性がある正規のソフトウェアのファイルや Web リソースのスキャンをスキップできます。マスクが影響を与えるタスクは、次の通りです:
- ファイルのリアルタイム保護
- オンデマンドスキャン
- スクリプト監視
- RPC ネットワークストレージの保護
- トラフィックセキュリティ
マスクが除外リストに追加されていない場合、Kaspersky Security for Windows Server はこのカテゴリに分類されるソフトウェアまたは Web リソースに対して、タスク設定に指定された処理を適用します。
not-a-virus(非ウイルス)マスクを適用するには:
- アプリケーションコンソールツリーで、[Kaspersky Security]フォルダーのコンテキストメニューを開きます。
- [信頼ゾーンの設定]メニューオプションを選択します。
[信頼ゾーン]ウィンドウが開きます。
- [除外リスト]タブを選択します。
- リストをスクロールして「not-a-virus:*」の値を探します。
- 該当するチェックボックスがオフになっている場合はオンにします。
- [OK]をクリックします。
新しい設定が適用されます。
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