ブルースクリーンが発生する場合の完全メモリダンプ の取得方法(Windows 7 / 8 / 8.1 / 10 / 11)
更新日: 2023年08月02日
Article ID: 10659
カスペルスキー製品をインストール後、OS(オペレーションシステム)が クラッシュ して「 ブルースクリーン 」が表示される場合があります。
ブルースクリーンが表示される場合、コンピューター上のソフトウェアやドライバーがカスペルスキー製品と競合している可能性があり、原因を調査するには、完全メモリダンプが必要になります。カスペルスキーのカスタマーサービスから完全メモリダンプの取得を依頼された場合は、以下の手順で取得してください。
物理的なメモリ制限を有効にする方法
- キーボードで + R キーを押し、[ ファイル名を指定して実行 ] の画面を表示します。
- 表示されたウィンドウの [ 名前 ] に [ msconfig ] と入力し、[ OK ] をクリックします。
msconfig
- [ ブート ] タブで [ 詳細オプション ] をクリックします。
- [ 最大メモリ ] のチェックボックスを オン にし、[ 2048 ] と入力して [ OK ] をクリックします。
- [ 適用 ] - [ OK ] の順にクリックします。
- 以下の画面が表示されたら、[ 再起動 ] をクリックします。
物理的なメモリ制限が現在有効になっています。
完全メモリダンプ の取得方法(Windows 7 / 8 / 8.1 / 10)
- コンピューターの再起動が完了したら、Windows エクスプローラー を開きます。
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- [ コンピューター ] または [ PC ] を右クリックし、[ プロパティ ] を選択します。
- [ システムの詳細設定 ] をクリックします。
- [ 詳細設定 ] タブで、[ 起動と回復 ] セクションの中にある [ 設定 ] をクリックします。
- [ デバッグ情報の書き込み ] 箇所のドロップダウンメニューで [ 完全メモリダンプ ] を選択し、[ OK ] をクリックします。
- 以下の画面が表示されたら、[ OK ] をクリックします。
- 以下の画面が表示されたら、[ 今すぐ再起動する ] をクリックします。
- ブルースクリーンが表示される問題を再現させます。
ブルースクリーンが表示されたら、コンピューターを再起動します。
- システムドライブ内の Windows フォルダ (システムドライブが C ドライブの場合は "C:\Windows") に移動し、MEMORY.DMP ファイルを見つけます。
MEMORY.DMP ファイルが完全メモリダンプです。
- こちらのサポートページ に記載の手順で、MEMORY.DMP ファイルを圧縮します。
作成された圧縮ファイルを、カスタマーサービスから依頼された方法でカスタマーサービスへ提供をお願いします。
Windows 11 で完全メモリダンプを取得する方法
- システムドライブ(通常はディスク C:\)で 25 GB 以上の空き容量を確保してください。
- Windows タスクバーの検索アイコンをクリックします。
- 検索フィールドで「システム」と入力して [ システム ] を選択します。
- [ システムの詳細設定 ] を選択します。
- 上記インストラクション のステップ 5~11 を実行します。
完全メモリダンプが作成されます。デフォルトでは、ダンプファイルはシステムドライブの「Windows」フォルダに「MEMORY.DMP」という名前で保存されます。
"完全メモリダンプ" が見つからない場合
次の手順を行います:
- レジストリーエディタを開きます。
開くには、キーボードの + R キー を押し、[ regedit ] と入力して [ OK ] をクリックします。
- 管理者のパスワードを入力する画面が表示された場合には入力します。
- 下記に移動します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\CrashControl
- [ CrashDumpEnabled ] 項目のパラメーターを [ 1 ] に変更します。
コンピューターを再起動してから、"完全メモリダンプ" が表示されるようになったかご確認ください。
ダンプファイルをカスペルスキーカスタマーサービスに送付する方法
- ファイルをアーカイブに追加します。手順は こちらのサポートページ を参照してください。
- リクエストのトピックを選択し、カスペルスキーカスタマーサービス へお問い合わせください。
ダンプファイルを含むアーカイブをリクエストに添付します。