Wi-Fi ネットワークをセキュリティ保護する方法

更新日: 2024年4月11日 Article ID: 12779
 
 
 
 

(カフェなどの)公共の Wi-Fi ネットワークに接続する場合、データは暗号化されずに転送されます。そのため、ログイン情報やパスワード、メッセージ、その他の機密情報に悪意の第三者がアクセスできるおそれがあります。自分のメールアドレスをスパムの送信に使用されたり、ソーシャルネットワークページの内容が書き換えられたりする可能性があります。

自宅のワイヤレスネットワークにもリスクがあります。ワイヤレスネットワークの最高レベルの保護(WPA2 暗号化)であっても、KRACK(鍵再インストール攻撃)の手法を使用してハッキング可能であるためです。詳細は、カスペルスキーのブログの こちらの記事 (英語) を参照してください。

Wi-Fi ネットワークに接続する際には、必ず以下の推奨事項に従う必要があります。

  • ファイアウォールをインストールし、有効にしていることを確認します。この保護コンポーネントによりネットワークトラフィックがスキャンされ、ネットワーク攻撃からコンピューターが保護されます。
    ファイアウォールは以下のカスペルスキー製品に含まれています:カスペルスキー インターネット セキュリティ、Kaspersky Anti‑Virus、Kaspersky Total Security、Kaspersky Security Cloud、カスペルスキー スモール オフィス セキュリティ。
  • セキュアな HTTPS 接続を使用してください。ブラウザのアドレスバーに緑または灰色の南京錠のアイコンが表示されていることを確認してください。詳細は、カスペルスキーのブログの こちらの記事 を参照してください。
  • VPN (英語) を使用して接続を保護してください。それにより、暗号化のレベルが上がります。それには、デバイスに カスペルスキー VPN セキュアコネクション をインストールし、インターネットに接続するたびにセキュアな接続を有効にします。
  • Windows オペレーティングシステムを使用している場合は、接続するすべてのパブリックネットワークについてファイルとプリンター共有を無効にします。手順については、Microsoft サポート Web サイト を参照してください。
  • 可能なときは、公衆 Wi-Fi ネットワークではなく、モバイル回線でインターネットに接続してください。

自宅の Wi-Fi ネットワークのセキュリティを確保するためのルーターの設定に関する推奨事項の一覧を以下に示します。

 
 
 
 

ルーターへのアクセス用に強力なパスワードを設定します

 
 
 
 

Wi-Fi ネットワークに一意の名前(SSID)を付けます

 
 
 
 

Wi-Fi ネットワークを非表示にします

 
 
 
 

WPS を無効にします

 
 
 
 

暗号化を有効にします

 
 
 
 

Wi-Fi ネットワークで強力なパスワードを設定します

 
 
 
 

MAC フィルタリングを有効にします

 
 
 
 

Wi-Fi 信号の範囲を狭めます

 
 
 
 

ルーターのファームウェアをアップデートします

 
 
 
 

Windows で Wi-Fi ネットワークのキーとセキュリティの種類を変更します

 
 
 
 
 
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