目次
Webサイトのアカウントについて
Webサイトのアカウントは、Webサイトのユーザー認証に必要となる「ログインID」と「パスワード」の組み合わせです。
Webサイトの場合、カスペルスキー パスワードマネージャーのエントリに次の情報を保存できます。
- Webサイトの名前:わかりやすいWebサイト名を設定しておくと、編集またはログインするときに、必要なWebサイトをすばやく見つけることができます。
- Webサイトのアドレス:カスペルスキー パスワードマネージャーは、Webサイトのログインページを認識し、ログインに使用できるアカウントを提供するために、このフィールドを使用します。
- アカウント:ひとつのWebサイトに対して複数のアカウントを保存できます(同じメールプロバイダーで個人用とビジネス用のメールアドレスをお持ちの場合など)。
カスペルスキー パスワードマネージャーから対応ブラウザでWebサイトを開き、カスペルスキー パスワードマネージャーの拡張機能を使用してログインIDフィールドとパスワードフィールドに入力することもできます。
カスペルスキー パスワードマネージャーのログインIDおよびパスワードの自動的機能は、Android 5.0以降の端末でのみ利用可能です。この機能を利用するには、カスペルスキー パスワードマネージャーに対してユーザー補助機能をオンにする必要があります。Android 6.0以降の端末では、必要な権限を付与する必要があります。特定の端末(Xiaomiなど)では、Android 5.0以降でこれを行うように求めるメッセージが表示される場合があります。
Webサイトのアカウントは、追加、編集、削除、クリップボードにコピーすることができます。エントリを選択してフォルダに移動すると、エントリを整理することもできます。
ページのトップに戻るWebサイトのアカウントを追加する
カスペルスキー パスワードマネージャーウィンドウからWebサイトのアカウントを追加する
カスペルスキー パスワードマネージャーのウィンドウからWebサイトのアカウントを追加するときに、Webサイトのアカウントの強度の高いパスワードを生成することができます。
Webサイトのアカウントを追加する際に強度の高いパスワードを生成する
同じWebサイトへのログイン用に複数のアカウントを保存できます。対応ブラウザでWebサイトにアクセスすると、使用可能なアカウントの一覧が表示されます。この一覧からアカウントを選択して、ログインに使用できます。カスペルスキー パスワードマネージャーに追加されているWebサイトに、カスペルスキー パスワードマネージャーにまだ追加されていないログインIDを使用してログインした場合、そのログインIDは自動的に新規として認識され、Webサイトのアカウントを追加するように求めるメッセージが表示されます。既存のログインIDと新しいパスワードを使用してWebサイトにログインした場合は、既存のアカウント情報に新しいパスワードを保存するように求めるメッセージが表示されます。
ページのトップに戻るChromeからパスワードをインポートする
Chromeに保管されているすべてのパスワードとログインIDをカスペルスキー パスワードマネージャーにインポートできるようになりました。
ロジックが変更されたことにより、Google Chromeのバージョン107以降でログインしたユーザーのパスワードのインポートが正しく動作しない問題が発生することがあります。この問題は次回のアップデートで修正される予定です。
Chromeからパスワードをインポートするには、次の操作を行います。
- カスペルスキー パスワードマネージャーがインストールされているAndroid端末でChromeを開きます。
- メニューアイコン(
)をタップします。
- [設定]セクションを開きます。
- [パスワード]セクションを開きます。
- メニューアイコン(
)をタップします。
- [パスワードをエクスポート]をタップします。
- パスワードの入力画面が表示された場合、パスワードを入力します。
「テキストファイルにパスワードをインポートするとパスワードが不正流出してしまう可能性がある」という警告がChromeから表示されます。カスペルスキー パスワードマネージャーへのインポートには、このようなファイルは不要なため、この警告の内容には該当しません。
- [パスワードをエクスポート]をタップします。
- パスワードをインポートできるアプリの一覧から、カスペルスキー パスワードマネージャーを選択します。
- メインパスワードを入力し、カスペルスキー パスワードマネージャーのロックを解除します。
- インポートする認証情報を選択します。
- [インポート]をタップします。
- インポートされたパスワードに関する情報を確認します。
無料版では、有効なエントリが上限を超えている場合、ログインIDとパスワードは自動的に無効なエントリとして追加されます。
- インポートされたログインIDとパスワードに関する情報を確認します。
- [OK]をタップし、インポート結果の画面を閉じます。
Webサイトのエントリを編集する
- メインパスワードを入力し、[ロックを解除する]をタップして、ストレージのロックを解除します。
お使いの端末がAndroid 6.0以降を搭載していて指紋認証に対応している場合は、本製品の設定で指紋認証機能が有効になっていると、メインパスワードを入力するかわりに指紋認証機能を使用してストレージのロックを解除できます。
- 本製品のメインウィンドウで、
をタップするか画面を右にスワイプします。
クイックアクセスバーが左側に表示されます。
- クイックアクセスバーで、[Webサイト]をタップします。
- [Webサイト]ウィンドウで、編集するエントリを選択します。
- [編集する]の順にタップします。
エントリのウィンドウが表示されます。
- 以前追加したアカウントを変更するか、新しいアカウントを追加します。
- [保存する]をタップします。
フォームの自動入力とWebサイトへの自動ログイン
Webサイトにアクセスすると、カスペルスキー パスワードマネージャーはそのWebサイト用に保存したアカウントを検索します。検索結果と現在の設定に基づいて、カスペルスキー パスワードマネージャーは次のいずれかを行います。
- Webサイトのアカウントが1個しかない場合、カスペルスキー パスワードマネージャーはログインIDとパスワードを入力します。
- Webサイトのアカウントが複数ある場合は、カスペルスキー パスワードマネージャーはログインに使用するアカウントを選択するよう求めるメッセージを表示します。
- Webサイトに対してアカウントが設定されていない場合は、カスペルスキー パスワードマネージャーはアカウントを追加するよう求めるメッセージを表示します。
カスペルスキー パスワードマネージャーのログインIDおよびパスワードの自動的機能は、Android 5.0以降の端末でのみ利用可能です。この機能を利用するには、カスペルスキー パスワードマネージャーに対してユーザー補助機能をオンにする必要があります。Android 6.0以降の端末では、必要な権限を付与する必要があります。特定の端末(Xiaomiなど)では、Android 5.0以降でこれを行うように求めるメッセージが表示される場合があります。
カスペルスキー パスワードマネージャーのウィンドウからWebサイトを開く
ページのトップに戻るWebサイトのアカウントからデータをコピーする
- メインパスワードを入力し、[ロックを解除する]をタップして、ストレージのロックを解除します。
お使いの端末がAndroid 6.0以降を搭載していて指紋認証に対応している場合は、本製品の設定で指紋認証機能が有効になっていると、メインパスワードを入力するかわりに指紋認証機能を使用してストレージのロックを解除できます。
- 本製品のメインウィンドウで、
をタップするか画面を右にスワイプします。
クイックアクセスバーが左側に表示されます。
- クイックアクセスバーで、[Webサイト]をタップします。
- [Webサイト]ウィンドウで、データをコピーするWebサイトのエントリを展開します。
- 特定のレコードをコピーする場合は、そのレコードの横に表示されている
をタップします。
- エントリに保存されたすべてのデータをコピーする場合は、
- [すべてコピーする]の順にタップします。
カスペルスキー パスワードマネージャーは、次のデータをクリップボードにコピーします。
- Webサイトのエントリの名前
- Webサイトのアドレス
- エントリに追加された各アカウントのアカウント名、ログインID、パスワード、コメント
- 特定のレコードをコピーする場合は、そのレコードの横に表示されている
カスペルスキー パスワードマネージャーは、カスペルスキー パスワードマネージャーの設定で指定された時間のあいだ、コピーしたデータをクリップボードに保存します。
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